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カテゴリ:芸能・エンタメ
TBSに敗北して今や「振り向けばテレビ東京」と言われる程になったフジテレビの視聴率。更に、今までの番組も不調が続いています。その原因は、一体何なのでしょうか?
少し前まで「視聴率3冠王」の座を独占してきたフジテレビが、無残なことになっている。8月の平均視聴率は、ゴールデンとプライムの両時間帯でTBSに抜かれて4位。「振り向けばテレビ東京」のブービーに転落していたことが分かった。 悪いことは重なるものだ。放送倫理・番組向上機構(BPO)は、加藤浩次(44)がAKBの渡辺麻友(19)の頭を蹴飛ばした27時間テレビについて、審議対象としたことを発表。企画の意図や制作の方法について、フジの担当者を交えて話し合うとしている。 「今のフジは、かつて業界をリードしてきたテレビ局とは思えないぐらいひどい。視聴者とのズレは埋めようがなく、ドラマもバラエティーも、これだという番組はゼロ。完全に負のスパイラルに入っています」(上智大教授の碓井広義氏=メディア論) <自己模倣でじり貧> 確かに、「あまちゃん」にしろ「半沢直樹」にしろ、注目のドラマは他局ばかり。話題になるのは視聴率の低さぐらいのもので、ワイドショーやバラエティーはガラガラポンを繰り返している。「アイアンシェフ」や「ショムニ」などコピー番組も少なくない。 「3・11以降、社会の意識は変わりました。視聴者の感覚もかつてと違う。フジだけが変わっていないのです。27時間テレビにしても、いまだに内輪でお祭り騒ぎ。これではダメです。亀山(現社長)、大多(現常務)、日枝(現会長)の3氏が黄金期を牽引したのは間違いありませんが、問題は、今もその体制が変わっていないこと。成功体験が邪魔して視聴率が落ちているというのに、昔のモノサシを捨てられないのです。恐らく局内に人材はいると思います。声を上げている中堅や若手もいるでしょう。でも、過去の否定は“アンチ”になるし、実績を盾にされると何も言えなくなる。その結果、自己模倣の縮小コピーが目立つようになっているのです」(碓井広義氏) トップが変わらなければ、じり貧を抜けられない。多くの会社が直面する問題だ。 引用:TBSに敗北 フジ急降下の元凶は「成功体験トリオ」- ゲンダイネット(2013年9月7日10時26分)Infoseekニュース 確かに、一度成功を掴んでしまうと、「これが正解なんだ」と思い込んで、固執してしまいますね。しかし、時代は変わるものであって、今まで良いとされてきたものも、いつかは廃れていくものです。 あんまり成功体験に固執していると、いつか時代遅れとなり、テレビ東京にも先を越されてしまうと思う(それは、無いか)。もし、そうなったら、本格的に大変なことになるでしょう。 そういえば、テレビ東京は放送している地域が少ないですね(福井県でも、やっていない)。増設すれば、視聴率が上がるかも。
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最終更新日
2013.09.07 19:42:11
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