最古の日本刀の世界安綱・古伯耆展童子切

2020年01月12日

カテゴリ：奇改屋の戯言

安綱の刀展を観てきた。

安綱・古伯耆展 in 奈良春日大社
@KasugaKatana
2019年12月28日(土)～2020年3月1日(日)春日大社国宝殿特別展『最古の日本刀の世界安綱・古伯耆展』が開催。童子切、鬼切丸(髭切)、薄緑丸(膝丸)、天光丸の源氏重代の刀や、小烏丸(写し)、石切丸など注目の太刀を展示。『刀剣乱舞-ONLINE-』とのコラボも。

刀剣は武器である。
即ち殺人の道具ということ。
剣術もまた殺人術。

この展示会では、国宝「童子切安綱」が
展示されていて向き360度から観られる。
とても不思議な感じのする刀で、
どれほどの血を吸っているのだろう。
別名「血吸」。

江戸時代、津山藩松平家に渡った際、
試し切りの達人・町田長太夫によって、
その切れ味が検証された。
結果、六つ積み上げた罪人の遺体を一刀で輪切りにし、
さらにその台座に刃が食い込むという
想像を絶する切れ味を見せつけたという。

大晦日に引いた御籤を納めに行った。
恙無く、それは終わったのだけど。
ただそれだけのためにというのは、納得がいかず、
春日大社国宝殿に行ったわけです。
元々武器が好きなんです。人間なんて野蛮なモンです。

童子切のペーパーナイフとかトートバックを買ってしまった。
「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が上野に来た時、
刀鍛冶の方に、真鍮に名前を彫ってもらった。
今更、鉄にしとけばよかったと思ったりするけど、
宝物だ。
前に土佐トヨクニの両刃の剣鉈に名前を入れてもらった。
仕舞ったままだ。見るとゾクゾクする。
刃物だなあって、つくづく思う。

春日大社には行かなかった。