
池袋を本拠とする中堅スーパーのキンカ堂が倒産した。キンカ堂というでっかい看板を池袋で見たことを昨日の様に覚えている。
私は昭和51年つまり、1976年に上京したが、最初の繁華街デビューは池袋なのである。
新宿歌舞伎町の柄の悪さがとどろいていたために、本当はもっと柄の悪かった池袋が単に近いというだけで、繁華街デビューの場所に選んだのだ。そこで見たキンカ堂の看板がとても記憶に残っているのである。なんといっても、ネーミングが変である。
そのキンカ堂が倒産したというニュースを読み、ちょっとさびしくなったのである。衣料品を売るのはものすごく難しいのである。
大手では、ユニクロのように、流行を作って売ることができるところしか残らないのかもしれない。
逆に言うと、私のように流行に左右されない人間にとっては、中古の質のいい衣料がただ同然で手に入る時代なのである。
冬物で流行らないものは、それは重いものである。革ジャン、ピーコート、こんなの全然流行らない。流行らないけど、型も変わらないし、私は好きなのである。
写真は、Lサイズの革ジャンをヤフオクで検索してみた画面なんだが、100円だの800円だの1000円だのが沢山あるのに、全然入札されていないのばっかりだ。
こうした冬物買うなら、季節終盤の今が一番いいかもしれない。
私はユニクロで買わない。はっきり言って好きじゃない。品質どうのこうのではない。趣味にあわないだけの話だ。
着てみれば軽くて暖かくてとても楽なのだろう。
革ジャンだのピーコートだの軍服みたいにかっちりして重いものを長年着てきた私が、フリースなんか着てしまったら、すぐに宗旨替えして、そうしたカジュアル派になってしまうのは間違いないのが怖いのである。
年寄りの冷や水ではないが、しばらくは、やせ我慢ならぬデブ我慢して、革ジャンだのピーコートだののかっちりして重いものを身に着けてすごすのである。それが私のスタイルである。