[メンターみえこの涙]の記事一覧 | カリスマエアライン講師のエアラインな日々

カリスマエアライン講師のエアライン受験アドバイスNo.56 薬指

実は薬指を怪我してしまって…　夜中だったので救急病院にお世話になりました自分では、切ったつもりでいたのですが、昨日包帯を変えに病院に行ったら、ちょうど救急で診てもらった女医さんで「あぁ、指を潰した人ね」と、おっしゃって…私の薬指、潰れてるんだ…と、ゾッとしましたいえいえ、大丈夫です、先の方ですから……と、いうわけで、パソコンも打ちづらいので、今日はこのへんで…怪我した当初は、薬指だからあまり支障はないだろう、と思っていましたがいやはやどうしてどうして知人が「指はどの指を怪我しても、不自由です」と、言っていましたがその通りでした私の五本の指よ、本当に毎日毎日ありがとう　大事にしなきゃね今夜はここまで　ごきげんようカリスマエアライン講師みえこ

がんばれ！JAL！！

夕方のJAL便で松山に帰ってきた。東京は寒い日が続いているが　松山も今日から寒くなった模様寒さを連れて帰ってしまった･･･かな JAL便には後輩が乗務していて　チーフとしてがんばっていた。新人の頃から、明るい笑顔が素敵な子だったけれど、今も変わらず、キャビンの中で、彼女の笑顔はひときわ輝いていたご存知のように、今、JALは大変な過渡期にある「大変だよね･･･現場はどう？」と、問いかける私に「現場は、いろいろな情報に振り回されることなく、粛々と仕事をこなしています。がんばっています！」と、明るい答えが返ってきた。そう、いつでも現場はがんばっている先日も、JALの整備でがんばっている後輩に励ましのメールを送ったところ、愛社精神あふれる返信が来て、とても感動したまだ入社して数年なのに、こんなに会社を愛する気持ちが育つのか･･･本当にJALは、いい人材を採用している一人ひとりの社員が優秀だから、上が天下りであったり、ゴタゴタあっても何とかここまでやって来れた。しかし、優秀な社員を使いこなせないのが、JALの泣き所あまりに組織が巨大すぎて、昔からうまく機能していないように思う･･･反面、組織力でがんばっているのがANA「全てはお客様のため」という、大義名分は、社員のありとあらゆる不平・不満・マイナス思考を呑み込み、組織力は強固だ世界のナショナルフラッグキャリアと呼ばれる航空会社は、破綻し続け、とうとうJALもそのようになってしまった毎日毎日、JALのニュースがテレビや新聞に取り上げられない日はない。私はOGとして、見守り続け、JALに乗り続けることしか出来ないけれど、現場のみんなが黙々と頑張り続けていることはわかっているいつの時代も、現場はがんばっている社員一人ひとりのがんばりが結集し、大きな力のうねりとなって、数年後のJALが見事に再生を果たすことを心から願っているがんばれ　JAL がんばれ　JALのみんな

1Q84 雑感

話題の小説「１Ｑ８４」読みました村上春樹の代表作「ノルウエーの森」の時のような鮮烈な印象はなかったけれど、筆者のストーリーテーラーとしての力量を感じさせる面白い作品ですこれから読まれる方のために詳しくは申しませんが悲しい愛の物語・・・ですね行動を起こしたときには遅かった・・・話はエアライン受験に飛びますが、最近出会った大学3年生の方が、言ってました。「自分はＣＡにはとてもなれないと思って、自分の思いから逃げ回っていたけれど、やっぱり自分の夢から逃げちゃいけないと思った。だから、今、回りの人にも『夢はＣＡ』と、隠さず言っているし、先生のところにも勇気を出して来ました」エアライン受験は競争率も高く、内定を勝ち取るのは確かに難しいです。でも、今、夢を追いかけなくてどうする新卒受験のチャンスは一度だけ。他人にどう思われようといいのです。落ちたらその時若いうちは、回りの目が気になるかもしれませんが、回りを気にして、自分らしく生きないのはもったいない。所詮他人はいい加減なもの。その場限りの適当なことを言います。また、ガタガタ言う人ほど、本人は何もしない、何もできない人が多い。チャンスを逃さないで　新卒受験はこれから・・・十分間に合います。勇気を持ってチャレンジして下さい

あふれる想い・・・

昨日は泣ける一日だった・・・朝、エアラインクラブえひめの会員と、エントリーシートの件でやりとりをした前日、外部の講師の方から言われた一言を異常に気にする彼女。それは、この一年余り私と彼女で築き上げてきた彼女のアピールポイントを否定するようなコメントだったから、仕方ないのかもしれないが、その先生はあくまで一般論を述べたにすぎない。聞き流すことができる範囲のコメントだったと思う。しかし、何度も何度もその話を持ち出して、気にする彼女。それは、私がずっと引っかかっていた彼女の性格の弱さから来るもの。すぐにマイナス方向へ引っ張られてしまう。マイナスの影響を受けやすい彼女の性格。これを克服しなければ、絶対合格できない・・・そう思った途端、言うべきでないと押さえていた言葉が口をついて出てしまった。「どうしてあなたは、ここ２年あまり指導を受けてきた私より、たった一回よそから来た講師の先生の言葉を信じるの・・・」思わず、涙がこぼれた「この期に及んで、こんな美辞麗句を並べたESを書いて！　いったい私から何を学んできたの！」思い切り突放して、電話を切る。お昼前、車を走らせ大学の就職進路課へご挨拶。そこの学生さんで、このたびCAとGSの内定を勝ち取ったうちの会員二人も同席してくれる。その後、3人でお茶一人が、懇親会の案内が内定先から送られてきたと、プリントを見せてくれた。そこには内定者数名の紹介があった。こんな10本の指にも足らないような、少ない採用人数の中によく入った、と思った途端、涙があふれた・・・個人レッスンで、私から鬼のように厳しいことを言われ、泣いた彼女。しかし、別れ際、覚悟を決めたであろう彼女の顔は、今まで見たことがないほど張り詰めた表情の中に合格オーラが出ていた夜は社会人の会員さんの個人レッスン。合格に手が届きそうで、なかなか合格できない彼女。次の採用試験は、絶対合格させたい。絶対、絶対。不安要素は全部つぶしておきたい。だから、どんなささいなことでも注意する。見逃さない。しかし、レッスンも終わろうかという頃、彼女は「先生は、私に厳しいこと言わない」と、不満を口にする。「ブログを読んでいると、他の子たちには随分厳しいことを言っているみたいなのに・・・」あら　意外。私は、ささいなことまでネチネチ言われて、随分この子は傷ついているだろうな・・・と、心配していたのに。「え～っ、言ってるわよ。あなたの性格から態度にいたるまで、キツイコト言ってるでしょ？　良い子なのに・・・本当ならそんなこと言われなくていいのに、CAになりたいと思ったばっかりに、言われなくていいことまでズケズケ注意されて、かわいそうになぁ、と、いつも私は思うのよ」と、言いながら涙をこぼす「やだ～先生、泣かないで下さい。こっちまで泣けてくるじゃないですかぁ。」でもよかった、言ってくれて。そんな風に感じていたのか。こちらも合格させたい一心で、本音でぶつかっている。何でも言ってくれるのが一番いい。私のような年上の大人といいコミュニケーションがとれる子は、必ず面接官にも気に入られる帰宅して、先日のサンデー塾に、ゲスト講師として大阪から駆けつけてくれたK先生に電話をする。「今日ははじめて、生徒に泣かされたわ・・・」 K先生は、エアラインクラブえひめ設立当初からの応援者であり、私の良き相談相手である。サンデー塾で「みえこさんのエアラインクラブえひめで講師をさせてもらうことが私の夢でした」と、おっしゃり、私は大いに恐縮してしまった。何の見返りも求めず、熱い友情を寄せてくれるK先生に心より感謝夜遅く、今朝突放した会員さんから、清書したESのFAXが届く。それは同じ人が書いたとは思えないほど、素直な心に響く文章になっていた。「私を泣かしたのは、あなたが初めて」とまで言われた彼女が、どんな思いで今日一日を過ごしたことか。どんな気持ちでこのESを書いたのだろう。よくここまでがんばった・・・添削必要なし　なんていい内容なのだろう。私は心から満足した。そして、彼女から電話がかかってきた。「やっと自分でも納得できるものが書けました。先生、ありがとうございました」彼女の声には深い感謝の響きがあり、私はまた泣けそうになった・・・

火事

先日、親戚の家で火事が起こった全焼･･･伯母は火にまかれて亡くなった･･･伯母を助けようとした従姉妹は顔に軽い焼けどをおい、包帯を巻いた姿は告別式に参列した人たちの涙をさそった。火災で母と家を失くし、泣き濡れる従姉妹の姿は痛々しかった。突然の出来事であの世に旅立ってしまった伯母の葬儀には、多くの人たちがその死を悼み足を運んでくれた。お花もお供え物もあふれるように並べられ、伯母の遺影はその中で静かに微笑んでいた。今日は、雨の中、焼け跡にお花をお供えに行ってきた伯母がそこで最後を迎えたかと思うと、胸が詰まるが、致し方ない。仮住まいの従姉妹を訪ねると、思いの外元気になっていて、安堵する。「がんばるから」と、包帯の隙間から笑顔を見せてくれた。帰り際には、お供えしていた化粧箱入りの大きないちごをどうしても持って帰ってくれと言う。火事で何もかも失って、自分が一番大変なのに、こういう時にも人を気遣う従姉妹･･･このいちごは涙なしには食べれないな･･･