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ハーブコア ♣ 高木肥料店

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Dec 25, 2016
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過去にもあった、牛ふん堆肥で生育障害。


2009年に朝日新聞に掲載された『有機農法なのに農薬被害』
というタイトルの記事。生産地である宮崎県においても[こうい
った研究が発表される前に
]そのような症例をいくつか見聞きし、
実際に被害を目にしていただけに、けっこうインパクトがあった
記事だったと記憶しています。これ以降、生産県各地でも散発的
に確認されているクロピラリド障害だけに、ご参考までによろし
かったら。



『有機農法なのに農薬被害』

国内では使われていない除草剤が 輸入牧草を通じて国内の牛の
体内に入り、その牛のふんや尿から作った堆肥(たいひ)を使っ
たトマトやキクが生育障害を起こしていたことを、畜産草地研究
所などの研究グループが突き止めた。有機農法や資源利用型農業
として利用促進されている堆肥で想定外の汚染が起こる可能性が
示された。

 グループによると、長野県や愛知県などのトマトやミニトマト、
キクの生産農家の一部で2005年ごろから、牛の堆肥を使うと
葉がちぢれたり、実が細長くなったりする生育障害が起きること
が問題になった。

障害が起こる仕組み→ 図

当初は原因不明だったが、堆肥から日本では使われていない植物
ホルモン系の除草剤のクロピラリドが検出され、これで栽培実験
すると同様の障害が起きた。また、北米などからの輸入牧草から
も微量に検出された。牧草は、干し草が束ねられ輸入される。

クロピラリドは、人間を含め哺乳(ほにゅう)類には無害で欧米
などでは使われているが、残留期間が長く、日本では認可されて
いない。

農林水産省は因果関係が疑われた06年、都道府県に牛の堆肥の
大量使用で生育障害の恐れがあることを通知。その後、クロピラ
リドが含まれる可能性がある堆肥の判定法などの対策マニュアル
を作り、畜産草地研究所を通じて今年公開した。

農水省によると、クロピラリドの被害と思われる例は、06年に
5県で9件報告されたが、それ以降は確認されていないという。

↑ ここまで新聞記事。以上です。

晴れ 過剰に施用すれば、たとえクロピラリドが残留していない
  フン尿たい肥であってたも環境に負荷をかけることなりか
  ねません。きちんと土壌検査して適正な施肥量を守るよう
  にいたしましょう。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜








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Last updated  Dec 25, 2016 02:23:35 AM
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