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ふと新聞を読んでいたらある医師のこんな言葉が掲載されていた。
「赤ちゃんは欲しい、でも普通でなかったら中絶というのは、やはり怖い話です。それは問題だと気付かれたあなたは、きっと素敵な人だと思います。」 この医師に限らず、出生前診断やその結果としての中絶に嫌悪感を抱く人は多い。こういう人達はたいていこんな言葉を使う。命の選別を許すな…と。 ※ 命という言葉は重く、選別という言葉はどぎつい。 だからこうした「命の選別を許すな」という言葉には、反論がなかなかしにくい。でも、中絶の理由というのは,なにも先天異常の場合にだけ行なわれているのではない。現に行なわれている中絶の多くは経済的理由や婚外子の場合だ。そしてこういう中絶には「命の選別」云々という言葉はきかない。なぜだろうか。 ※ 「命の選別を許すな」という人達は傷害をもって生まれることは不幸とは限らない、不幸にしてしまうのなら社会の側に問題があるという。ならば、貧しい家庭に生まれること、婚外子として生まれることだってやはり不幸とは限らないのではないか。もし、選べといわれたら、私なら迷うことなく傷害児よりも婚外子として生まれることを選択する。 それなのに経済的理由や婚外子であることを理由とする中絶はあたりまえのように行なわれ、出生前診断による中絶ばかりが、まるで罪悪ででもあるかのように語られる。 ※ すべての親に貧困の中で子供を育てる覚悟、未婚の母となる覚悟を強いることができないように、すべての親にも障害児の親となることを強いることはできないのではないのだろうか。未婚の母となって不幸になる女性がいるように、障害児の親となって不幸となる人もやはりいる。離婚や家庭崩壊、そしてまた施設に子供を預けっぱなしにして面会にも来ない親…こうした実態も少なからずあるのが現実である。 ※ 出生前診断で異常がわかるのは医学の進歩によるものであり、その点は貧困や婚外子などとは違うのかもしれない。でも、そうした医学の進歩によって、障害児の親となる覚悟のない人が、それを避けることができるようになったのであれば、それは素直に医学の恩恵として受け入れたらどうなのだろうか。 35歳以上の出産における染色体異常の比率は決して無視できるほど小さくはない。どうも「命の選別を許すな」という議論は空疎な観念論のような気がしてならず、高齢出産の妊婦に診断を勧めない医師の方こそ、逆に不誠実なように思う。
水15さん
これについてはいろいろな考え方があっていいと思いますし、個人の生き方としてはもちろん障害児の親となることを選ぶ途もあるでしょう。でも、今のように「命の選別」という言葉で議論がとまってしまい、診断から中絶というのが「怖い話」として、思考停止しているような状況は問題だと思います。 >今の現代において、普通の子供を授からないということの重さは、過去の比ではありません。 >そろそろ、現実を見据え、医学の恩恵とすることに賛成です。 ----- (2005.02.21 12:21:18)
今日の日記、私の日記の中でリンクさせてもらいました。ちょっと内容は違うんですけど。(2005.02.21 12:56:48)
まったく、同じ意見です。障害児と分っていてあえて産むというのは、親も子もまわり多くの犠牲を払います。それを、あえてするという気持ちが私には、分りません。(2005.02.21 16:59:42)
障害児を持つ親は、一度はこの子を殺そうかと思う瞬間があると、実際に障害児を持つ親の方が書いていました。
「命の選別を許すな」という人は、せめて自らが障害児を持つ人であって欲しいと思います。(2005.02.21 17:52:06)
人はそんなに強い人ばかりではありません。
命の選択・・・というけれど、人生の選択にもつながります。 法律的に認められないケースには当たり前のように堕胎を容認。 障害者もノーマライゼーションとかで健常者と同じ環境で生きていく・・・と掲げられていますけど、実際の現場はそんな甘くはありません。親になる方に自由に選択できる環境を・・・と望みます。 (2005.02.21 18:03:39)
私も 障害児の子供を持ってます。
あなた達は、人間ですか?とても悲しいです。 障害児であろうとなかろうと神が授けてくれた私の子供です。 何も経験の無いあなた達に批判や意見言って欲しくありません。 障害児を産むって変ですか?悪いですか? 授かった命を 絶てと言うのですか? 私は 生んで良かったと思っています。 確かに 人それぞれかもわかりません。でも 生んだ人は 喜んでいます。 障害児だから 悲観する人は 人間で無いです 私は 七詩さん いつもすばらしいと思っていましたが ちょっと残念です。 他の人もそうです もっともらしく書いていますが、間違いに気づいて下さい。 (2005.02.21 21:04:16)
湯舟さん
----- 愛の結晶の障害児を 中絶して 愛が成立しない 婚外子を産む・・・ それが間違ってると思います 何も自分に置き換えているとは思えません この事を置き換える事は ただの気休めです 嘘と言う事です (2005.02.21 21:54:40)
はじめまして。
いつもは七詩さんの隠れファンとして、ひっそり拝見させて頂いています。 今日は、私もコメントを残したいと思い、お邪魔することにしました。 私は、いわゆる高齢出産でした。妊娠が分かった時羊水検査をしたいと医者に相談したところ、「検査してどうするの。ダウンだと分かったからって中絶するわけにいかないでしょ。」と言われました。それでも検査したいと主張できるような雰囲気ではありませんでした。 それから、自分で考えて考えて、「どんな子供が生まれてきても、私はその子を受け入れよう」と心を決めました。 子供はダウンではありませんでした。でも、もし、ダウンだったら、私はあの時検査しなかったことを後悔しただろうか、と今でも自問することがあります。 もし、障害児だと分かった時点で中絶することが広く一般に容認されてしまうと、障害者に対して何故生まれてきたのかという非難が集中しないだろうかと恐れます。 障害は先天的なものばかりではありません。健常で生まれても、事故や病気で障害者になる可能性は誰にでもあるのです。 障害児の誕生を制限しようとする発想には、後天的に世の中に生まれる障害者をも否定してしまわないでしょうか。 私は、それが怖いのです。 (2005.02.22 00:05:56)
匿名さん
>湯舟さん >----- >愛の結晶の障害児を 中絶して >愛が成立しない 婚外子を産む・・・ >それが間違ってると思います > >何も自分に置き換えているとは思えません >この事を置き換える事は ただの気休めです 嘘と言う事です ----- 子供が出来る原因は愛情や婚姻ではなく性交です。 障害者問題とは関係ありません。 わたしは中絶する、ということを申しましたが、それが間違っているとあなた様に認識されようとも、考えに変更はございません。(2005.02.22 01:50:15)
はなびらさん
ありがとうございます。本当にこれについては、いろいろな意見があると思うのですが、「命の選別を許すな」とか「怖い考え」とかいって、診断や中絶を容認する考えを排斥するのは、やはりおかしいと思うのです。 >今日の日記、私の日記の中でリンクさせてもらいました。ちょっと内容は違うんですけど。 ----- (2005.02.22 07:03:49)
天地 はるなさん
それにいいにくいことなのですが社会全体のコストもあると思います。近所に男性のそういう知的障害者がいる場合、年頃の娘などをもっている親はちょっと怖いんじゃないのかなあなんて思います。こういうことってきっと大きい声ではいいにくいのかもしれませんけど。 >まったく、同じ意見です。障害児と分っていてあえて産むというのは、親も子もまわり多くの犠牲を払います。それを、あえてするという気持ちが私には、分りません。 ----- (2005.02.22 07:09:58)
由巳ゆみさん
マスコミには美談のような話ばかりがとりあげられますが、実際にはいろいろな話があります。子供の学童クラブにダウン症の子がいましたが、けっこう子供って残酷でいじめなどもあったようです。傷害を抱えていきることは本人はもちろん、親もその兄弟も辛いだろうなあと思います。 >障害児を持つ親は、一度はこの子を殺そうかと思う瞬間があると、実際に障害児を持つ親の方が書いていました。 >「命の選別を許すな」という人は、せめて自らが障害児を持つ人であって欲しいと思います。 ----- (2005.02.22 07:13:38)
りりぶんさん
選択…私のいいたいのはまさにそこです。障害児をあえて生むという選択を否定しない。それはそれで立派で尊重すべき選択だと思います。ただ、一方でやはり障害児の親になる覚悟のない人には診断、中絶という途があってしかるべきだし、そしてそういう選択もやはり尊重しなければと思うのです。 >人はそんなに強い人ばかりではありません。 >命の選択・・・というけれど、人生の選択にもつながります。 法律的に認められないケースには当たり前のように堕胎を容認。 障害者もノーマライゼーションとかで健常者と同じ環境で生きていく・・・と掲げられていますけど、実際の現場はそんな甘くはありません。親になる方に自由に選択できる環境を・・・と望みます。 ----- (2005.02.22 07:17:40)
匿名さん
障害児であろうがなかろうが愛の結晶である子供にはかわりありません。そうした子供を産むという選択は、もちろん尊重されるべきです。また、障害児(者)をいかに社会の一員として統合していくかということは社会全体の成熟度を図る指標だと思っておりますので、社会全体の支援も重要だと思っております。よく混同されるのですが、出生前診断、中絶を容認する考え方は、決して今生きている障害者を差別したり否定したりするものではありません。 それはちょうど婚外子について、女性の中絶の選択を認めることと、現に生まれてきた婚外子について差別をなくしたり支援をしていこうということが両立するのと同じ関係ではないのでしょうか。私は婚外子についても中絶の選択は当然認められるが、生まれてきた婚外子については偏見なく手厚く支援をすべきではないかという立場です。(2005.02.22 07:28:51)
amenboさん
もし、医療の現場で診断の希望は拒否されている現実があるのだとしたらそれこそが問題だと思います。認められるべきは、診断や中絶という選択であって、こうした選択を認めたからといって、障害児の出生を「制限」したり、今生きている障害児を否定することにはならないのではないかと思います。それはちょうど婚外子と同じようなもので、中絶という選択は認められるべきであるが、現に生まれてきた婚外子に対しては差別してはならないのと同じことです。(2005.02.22 07:35:57)
湯舟さん
私も湯船さんと同じです。私にはとても障害児の親になる覚悟はない。わかっていたらきっと中絶すると思いますし、医者が診断を拒否したのなら、その医者を恨むでしょう。一方で、婚外子の親の気持ち、結婚の機会はなかったけど、自分の命の延長である子供だけはほしい…そういう感覚はよくわかります。 >多分、自分の腹の中の子供が障害を持っていると解ったら、私は中絶するでしょう。 > >婚外子であれば、産むほうを選択する可能性は強いですが。。 ----- (2005.02.22 07:39:44)
結局 七詩さんは、障害者差別者なんですね
しっかりした意見でいつもは感心したんですが、寂しい気分です。 >近所に男性のそういう知的障害者がいる場合、年頃の娘などをもっている親はちょっと怖いんじゃないのかなあなんて思います 障害者が 近所にいたら 怖い って偏見その物でまさに差別発言です。(2005.02.22 09:59:40)
匿名さん
一番世の中できつい差別は障害者に対する差別と犯罪被害者に対する差別ではないかと思っています。そういう差別こそ克服していかなければならないし、また、その度合いが社会の成熟の指標になるとも思っています。ただ、下記の発言は実際に本音としてあると思いますし、現にそういう事件もあります。現実から目をそらすのは、差別を克服するためには、かえって有害ではないかなあと思います。 >>近所に男性のそういう知的障害者がいる場合、年頃の娘などをもっている親はちょっと怖いんじゃないのかなあなんて思います (2005.02.22 12:19:57)
私は学生時代知的障害専門のゼミをとっておりまして、知的障害の中学校をサポートをしたことがあります。現在、育児真っ最中ですから、障害があるないにかかわらず、育児に従事している方のご苦労などは自分の経験として大変だと感じております。もちろん、その喜びも多くありますが・・・。私は障害のある子を差別しようとは全く思いません。 自分の子を授かり、産み、育てる喜びは理解できます。ただ、リスクのある出産に対して、その親になる方に自由な選択の機会を与えてあげてもいいのではないか・・・と思うのです。「命の選別」なんて言うと言葉の裏に強い圧力を感じてなりません。
自分の意志で出産して育てることに意味があるのです。(2005.02.22 18:27:11)
結局 二重人格なんですね
もう書き込みはしません。 でも 障害があっても可愛い我が子です。何者にも変える事はできません。 事件が実際あった?何を言ってるのかわかってますか? じゃぁ健常者と障害者で どっちが事件起こす確率が高いんですか?馬鹿も休み休みに言って下さい。 差別意識が 強すぎですよね でも 人を見下せばいずれ自分にふりかかります(2005.02.22 20:31:17)
中絶問題で思い出したのですが、産婦人科によっては敢えておなかの中の子供の性別を教えない病院があるそうです。主に病院長がクリスチャンだったりするような病院なんですが。男の子が欲しいのに女の子だったから中絶するとかって親がいたりするからだろうなあ。(2005.02.22 22:30:37)
りりぶんさん
私のいいたいこともそういうことです。 自分では障害者を差別するつもりはないし、障害児であっても自分の子を育てる喜びはあると思います。でも、中には障害児の親であることで不幸になる人もいる。そうだとしたらそうした不幸をさけるために、出生前診断という医学の恩恵を利用してもよいのではと思います。「命の選別」という言葉には、おっしゃるとおり強い圧力を感じますし、なぜこの言葉が経済的理由や婚外子の中絶には使われず、障害児にだけ使われるのか不思議に思います。(2005.02.22 22:53:55)
匿名さん
障害児を産んではいけないとか、障害者には生きる価値がないとかそんなことをいうつもりはありません。ただ、高齢出産も増えている今日、もう少し選択が認められてもよいのではと思うのです。出生前診断を受けて障害児を分かったら中絶するということが悪いことだとは全く思いませんし、私がもし妊婦の立場でしたらきっとそうするでしょう…もちろん他の人もそうすべきであるとはさらさら思いませんが。 (2005.02.22 22:59:45)
THE GREAT NASUKEさん
赤ちゃんの性別については教えてくれる病院もあるようですが、あえて聞かない親も多いようですね。生まれてくればどうせわかることですしね。 それに超音波診断の画像よりも生まれてきてわかった方が感動も大きいように思います。 (2005.02.22 23:03:33)
難しいですね・・・こういうことを書けば当事者の方からどういう反応があるかは七詩さんならお分かりの上で書かれていると思います。七詩さんは何も差別的発言をされてはいないと思いますが。
タレントの石井めぐみさんがそうでしたが出産時の事故(すみません、適切な表現かはわかりません)でお子さんが障害児になってしまうこともあります。お腹の中では健康であってもありえることです。 そういう例を考えれば 先天的な障害児の中絶だけがまかり通ってしまうというのも確かに問題とは思います。 話は別ですが男女の産み分けなんて私はそれこそ反対です。私は医師が子供の性別を知りたいかと聞いてくれましたので性別は聞きませんでした。 (2005.02.27 17:49:10)
slash555さん
この議論は、つきつめていくと生まれる子が望む性と違うから中絶とか、望む髪の色(日本では関係ないかもしれませんが)と違うから中絶とか、そんな怖さはありますね。そうしたものには私も反対ですし、どこかで歯止めはかけなければなりません。ただ、そうした蟻の一穴論のような議論で、現に出生前診断を望む人にその情報や機会があたえられないのは、やはりおかしいと思います。すべてがそうではありませんが、障害児を授かって不幸になる親はいますし、そうした不幸を避けるために本人の選択が認められても良いと思うのです。 >難しいですね・・・こういうことを書けば当事者の方からどういう反応があるかは七詩さんならお分かりの上で書かれていると思います。七詩さんは何も差別的発言をされてはいないと思いますが。 >タレントの石井めぐみさんがそうでしたが出産時の事故(すみません、適切な表現かはわかりません)でお子さんが障害児になってしまうこともあります。お腹の中では健康であってもありえることです。 >そういう例を考えれば >先天的な障害児の中絶だけがまかり通ってしまうというのも確かに問題とは思います。 >話は別ですが男女の産み分けなんて私はそれこそ反対です。私は医師が子供の性別を知りたいかと聞いてくれましたので性別は聞きませんでした。 ----- (2005.02.27 20:25:14)
もの凄く、このコメントのやり取りが勉強になりました。
匿名性であるが故、本音を聴くことができますね。 出生前診断による中絶に関しては、一人っ子政策を採った現代中国で、男女のバランスを崩す結果が問題になっていますね。 「理」と「情」のコメントを拝見して、「理」と「礼儀」によって日記の主旨を説明される七詩さんの態度に考えさせられました。 私の勝手な感想ですが、匿名さんのコメントには、本人が自分対して本音が言えない、何ともいえないものを感じてしまいました。 結局 二重人格なんですね もう書き込みはしません。 何とも切ないです。。。。 (2005.05.15 12:59:55)
きざし昇さん
どうもありがとうございます。 重い問題で、こういう議論も匿名だからこそできるのでしょう。ただ、「命の選別は許すな」という有無を言わせない表現で出生前診断の機会が奪われる人がいたらそれはやはり問題だと思います。障害児が不幸かどうかはともかくとして、障害児の親になったことによって不幸になるひとは確実にいる。そんな不幸を除去できる機会があるにもかかわらず、それを提供しないのはやはり間違っているのではないか。そんな気がしてなりません。 また、気がむいたらぜひ書き込んでください・ > もの凄く、このコメントのやり取りが勉強になりました。 > 匿名性であるが故、本音を聴くことができますね。 > > 出生前診断による中絶に関しては、一人っ子政策を採った現代中国で、男女のバランスを崩す結果が問題になっていますね。 > > 「理」と「情」のコメントを拝見して、「理」と「礼儀」によって日記の主旨を説明される七詩さんの態度に考えさせられました。 > 私の勝手な感想ですが、匿名さんのコメントには、本人が自分対して本音が言えない、何ともいえないものを感じてしまいました。 > > 結局 二重人格なんですね > もう書き込みはしません。 > > 何とも切ないです。。。。 ----- (2005.05.15 17:12:57) ■トラックバック(1)
もともと人間が恋をするのはより良い遺伝子を後世に残す為ではないのだろうか?スポーツのできる人、頭の良い人、ルックスの良い人、お金持ちの人、性格の良い人。個人個人で何が「良い」と思うかに差は有っても、それが良い遺伝子を残す為の感覚であり、本能である事に疑...(2005.07.12 14:00:35)
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