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命の選別を許すなという議論 (そのほか)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】

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七詩さんの日記

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命の選別を許すなという議論 ★つ・ぶ・や・き★(995729)」
[ 雑感 ]    

ふと新聞を読んでいたらある医師のこんな言葉が掲載されていた。
「赤ちゃんは欲しい、でも普通でなかったら中絶というのは、やはり怖い話です。それは問題だと気付かれたあなたは、きっと素敵な人だと思います。」
この医師に限らず、出生前診断やその結果としての中絶に嫌悪感を抱く人は多い。こういう人達はたいていこんな言葉を使う。命の選別を許すな…と。

命という言葉は重く、選別という言葉はどぎつい。
だからこうした「命の選別を許すな」という言葉には、反論がなかなかしにくい。でも、中絶の理由というのは,なにも先天異常の場合にだけ行なわれているのではない。現に行なわれている中絶の多くは経済的理由や婚外子の場合だ。そしてこういう中絶には「命の選別」云々という言葉はきかない。なぜだろうか。

「命の選別を許すな」という人達は傷害をもって生まれることは不幸とは限らない、不幸にしてしまうのなら社会の側に問題があるという。ならば、貧しい家庭に生まれること、婚外子として生まれることだってやはり不幸とは限らないのではないか。もし、選べといわれたら、私なら迷うことなく傷害児よりも婚外子として生まれることを選択する。
それなのに経済的理由や婚外子であることを理由とする中絶はあたりまえのように行なわれ、出生前診断による中絶ばかりが、まるで罪悪ででもあるかのように語られる。

すべての親に貧困の中で子供を育てる覚悟、未婚の母となる覚悟を強いることができないように、すべての親にも障害児の親となることを強いることはできないのではないのだろうか。未婚の母となって不幸になる女性がいるように、障害児の親となって不幸となる人もやはりいる。離婚や家庭崩壊、そしてまた施設に子供を預けっぱなしにして面会にも来ない親…こうした実態も少なからずあるのが現実である。

出生前診断で異常がわかるのは医学の進歩によるものであり、その点は貧困や婚外子などとは違うのかもしれない。でも、そうした医学の進歩によって、障害児の親となる覚悟のない人が、それを避けることができるようになったのであれば、それは素直に医学の恩恵として受け入れたらどうなのだろうか。
35歳以上の出産における染色体異常の比率は決して無視できるほど小さくはない。どうも「命の選別を許すな」という議論は空疎な観念論のような気がしてならず、高齢出産の妊婦に診断を勧めない医師の方こそ、逆に不誠実なように思う。



Last updated  2005.02.21 08:13:12
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賛成   水15さん


Re:賛成(02/21)   七詩さん


Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   はなびらさん


Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   天地 はるなさん


Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   由巳ゆみさん


私も賛成です。   りりぶんさん


・・・   匿名さん


自分に置き換えて考えてみる   湯舟さん


Re:自分に置き換えて考えてみる(02/21)   匿名さん


障害者を排斥する社会を恐れる   amenboさん

はじめまして。
いつもは七詩さんの隠れファンとして、ひっそり拝見させて頂いています。
今日は、私もコメントを残したいと思い、お邪魔することにしました。

私は、いわゆる高齢出産でした。妊娠が分かった時羊水検査をしたいと医者に相談したところ、「検査してどうするの。ダウンだと分かったからって中絶するわけにいかないでしょ。」と言われました。それでも検査したいと主張できるような雰囲気ではありませんでした。
それから、自分で考えて考えて、「どんな子供が生まれてきても、私はその子を受け入れよう」と心を決めました。
子供はダウンではありませんでした。でも、もし、ダウンだったら、私はあの時検査しなかったことを後悔しただろうか、と今でも自問することがあります。

もし、障害児だと分かった時点で中絶することが広く一般に容認されてしまうと、障害者に対して何故生まれてきたのかという非難が集中しないだろうかと恐れます。
障害は先天的なものばかりではありません。健常で生まれても、事故や病気で障害者になる可能性は誰にでもあるのです。
障害児の誕生を制限しようとする発想には、後天的に世の中に生まれる障害者をも否定してしまわないでしょうか。
私は、それが怖いのです。
(2005.02.22 00:05:56)

匿名様 Re[1]:自分に置き換えて考えてみる(02/21)   湯舟さん


Re[1]:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん


Re[1]:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん


Re[1]:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん


Re:私も賛成です。(02/21)   七詩さん


Re:・・・(02/21)   七詩さん


Re:障害者を排斥する社会を恐れる(02/21)   七詩さん


Re:自分に置き換えて考えてみる(02/21)   七詩さん


結局   匿名さん


Re:結局(02/21)   七詩さん


命の選別を許すなという議論   りりぶんさん


結局   匿名さん


どうもです。   THE GREAT NASUKEさん


Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん


Re:結局(02/21)   七詩さん


Re:どうもです。(02/21)   七詩さん


Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   slash555さん


Re[1]:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん

slash555さん
この議論は、つきつめていくと生まれる子が望む性と違うから中絶とか、望む髪の色(日本では関係ないかもしれませんが)と違うから中絶とか、そんな怖さはありますね。そうしたものには私も反対ですし、どこかで歯止めはかけなければなりません。ただ、そうした蟻の一穴論のような議論で、現に出生前診断を望む人にその情報や機会があたえられないのは、やはりおかしいと思います。すべてがそうではありませんが、障害児を授かって不幸になる親はいますし、そうした不幸を避けるために本人の選択が認められても良いと思うのです。
>難しいですね・・・こういうことを書けば当事者の方からどういう反応があるかは七詩さんならお分かりの上で書かれていると思います。七詩さんは何も差別的発言をされてはいないと思いますが。
>タレントの石井めぐみさんがそうでしたが出産時の事故(すみません、適切な表現かはわかりません)でお子さんが障害児になってしまうこともあります。お腹の中では健康であってもありえることです。
>そういう例を考えれば
>先天的な障害児の中絶だけがまかり通ってしまうというのも確かに問題とは思います。
>話は別ですが男女の産み分けなんて私はそれこそ反対です。私は医師が子供の性別を知りたいかと聞いてくれましたので性別は聞きませんでした。
-----
(2005.02.27 20:25:14)

Re:命の選別を許すなという議論(02/21)   きざし昇さん


Re[1]:命の選別を許すなという議論(02/21)   七詩さん

きざし昇さん
どうもありがとうございます。
重い問題で、こういう議論も匿名だからこそできるのでしょう。ただ、「命の選別は許すな」という有無を言わせない表現で出生前診断の機会が奪われる人がいたらそれはやはり問題だと思います。障害児が不幸かどうかはともかくとして、障害児の親になったことによって不幸になるひとは確実にいる。そんな不幸を除去できる機会があるにもかかわらず、それを提供しないのはやはり間違っているのではないか。そんな気がしてなりません。
また、気がむいたらぜひ書き込んでください・
> もの凄く、このコメントのやり取りが勉強になりました。
> 匿名性であるが故、本音を聴くことができますね。

> 出生前診断による中絶に関しては、一人っ子政策を採った現代中国で、男女のバランスを崩す結果が問題になっていますね。

> 「理」と「情」のコメントを拝見して、「理」と「礼儀」によって日記の主旨を説明される七詩さんの態度に考えさせられました。
> 私の勝手な感想ですが、匿名さんのコメントには、本人が自分対して本音が言えない、何ともいえないものを感じてしまいました。

> 結局 二重人格なんですね
> もう書き込みはしません。

> 何とも切ないです。。。。
-----
(2005.05.15 17:12:57)


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