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青春小説の代表のような本である。
いくつかの高校では長距離を歩く行事があり、こうした行事を舞台にした物語である。 この小説の高校のように修学旅行がなく、その代わりというところもあるのだろう。 修学旅行の思い出と言うと夜が一番印象深いという人は多い。 初めて友人たちと一つの部屋に泊まり、そこではお定まりの会話がかわされる。 「本当は好きな子は誰なの。」とか「誰がよいと思うの。」とかいったものである。 これがエスカレートすると、人気投票とかになる。 こんなほんわかした修学旅行の夜に比べると、長距離歩行では状況はずっと過酷だし、会話の中身も濃くなる。 この本での主人公もそんな「告白」を考えているが、その相手が好意をもっている子というよりも、お互いに避けてきた異母兄弟というのが核心である。 主人公はいわゆる未婚の母の子ではあるが、特に経済的苦労もなく、一時代前の小説にあるような暗さはない。むしろよき友人に恵まれ、異性にも人気があり、進学校で楽しい高校生活を謳歌している。 異母兄弟の方も成績優秀な秀才タイプで、葛藤云々もそれほど深刻なものでもない。 * この小説の眼目はそうしたことよりも、「ただ夜歩くだけなのにそれがなんでこんなに特別なのだろう」という一言につきる。 読み終えた後にたぶん多くの人がこう思うのではないか。 なんで母校にはこうした行事がなかったのだろうか。
どうも自分らから見ても「青春」ってのがだんだんよく分からないものになりつつある。
「高校三年生」の哀愁に満ちたメロディも、同じ頃の我々からすれば受験勉強の苦い思い出しかない。ほとんどが大学進学する昨今は高校三年生なんて特別でもなんでもないただの通過点。子供が早熟でませたガキが増えたかと思えば、大人でもガキみたいな事言ってサボる奴がウジャウジャいる。自分自身を振り返ってもなんだかいつの間にか、というのが率直な所。燃えるような恋をしたこともなければ、夢に向かって必死に何かやったわけでもない。適当に恋愛して、適当に青年将校宜しく政治を語り合い、適当にそれなりのところをとってきた延長に今がある。 なんだかどこからどこまでが青春だったんだろう、と振り返ってもよく分からないんですよね。まあ、昔は結婚が一つのケジメだったんだろうけれど。そういう意味では、青春というものがある人や世代は羨ましい物がありますね。(2012年02月06日 22時15分31秒)
鳩ポッポ9098さん
いわれてみれば青春という言葉…そのうち死語になるかもしれませんね。最近なんとなく使用頻度が減っているようですし。人生の最初の何分の一かで生涯の職をみつけ、伴侶をみつけ…というのがあたりまえの時代なら、その時期を青春とよぶのでしょうが、今の時代、職は生涯に一つである必要はないし、結婚するのも別に20代までである必要もない。老年期もエイジレスだなんていって曖昧になっていますしね。(2012年02月07日 03時31分51秒)
私はこちらに割り込んだ者です。時々拝見させていただいています。鳩ポッポさんの高圧的な書き込みにうんざりしていましたが、青春については別人の様で好感を持ちます。私は歳をとっても死ぬまで青春の気持でいます。若いころよりもずっと穏やかな青春のつもりです。(2012年02月07日 09時18分20秒)
青春を死語にされては困る。
人生において、最も輝かしもの、活力の源、それが青春だと思う。 悩み、挫折、障壁、絶望の中にあって、明日を見つめ沸々と湧き出でる、生きようとする生命力。自我に目覚めた時から、人の苦悩は始まるが、自我と共に、他者を思いやる力、他者との共存を思う力。それが青春だと思う。 青春は、自我に目覚めた時から始まり、生命力が燃焼されつくす時まで、続くものと思う。 青春は、太古の時代から、人間讃歌として、そして、人が生きている証しとして、絶える事無くあり、人類が地球から消え去る時まで、あり続けるものと思う。 (2012年02月07日 10時10分46秒)
地震予知はできる(上野誠也著)岩波科学ライブラリー79-電磁気的な手法による地震予知研究で現在で革命前夜である。阪神大震災発生時に阪神高速を走行中の福山通運高橋運転手の中波のラジオ関西,等、受信可能な放送局5局の雑音レベルの変化から『一般の中波放送帯で時ならぬ強烈なノイズが混入し始めた時には直下型大地震の予兆である可能性が非常に高い」とのべている。直下型地震発生直前30分前の予知は震央から近くMが大きい程(震度5以上とか)可能となる。この本を読んだ2月2日東証がシステム障害を起こした。241銘柄で売買停止。これを1面で報じた日経夕刊で1月10日にも一部の銘柄で情報が表示できないトラブルが起きた。東証は今回の障害とは無関係とみている。と小さくのっていた。地震前の電波障害は直前だけではない。今回のシステム障害が地震と無関係であると願っている。
これこそ、ばかなことを言っているとわらって下さい。(2012年02月07日 16時55分35秒)
地震予知はできるの著者は上田誠也でした。上野は間違いです。(2012年02月07日 17時07分10秒)
kaiさん
青春というのは「将来に夢をもつ期間」という見方もできますね。そうだとしたら人生図りがたし。これからは退職後投稿をかさね小説家を夢見る人や絵や音楽でいつかは…と思う団塊も増えていくかもしれません。そのうち青春老人なんてのが流行語になるかもしれません。(2012年02月08日 05時47分08秒)
曙光さん
豊かな感性が青春であり、それを失い「こんなものか」と思った時に青春は終わるという見方もできますね。 そういう意味ではずっと青春でいたいものです。(2012年02月08日 05時49分09秒)
kaiさん
>地震予知はできるの著者は上田誠也でした。上野は間違いです。 どうもありがとうございます。 たしかに30分前でも予知ができれば大きいですね。(2012年02月08日 05時54分16秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |