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かつて動物によって時間の感覚が違うという本が話題になったことがある。
人間の時間感覚が絶対のものではないということを認識させるという意味では面白い。 生物によって時間の感覚が違うように、人間とより広義で「生きている」星との間にも時間の感覚の差というものがあるのではないか。もちろん地球も星である。 首都圏に大地震が4年以内に来る確率が70%という説が最近でたそうだが、これも、地球の時間を人間の時間で議論しているような感じがする。たとえてみれば鼻の上にわずか10分しか生きられない虫が住んでいたとすれば、次のくしゃみがでるのが5分後か1時間後かは大問題だが、そんなものは人間にとってはどうでもよい。同様に、地球の時間でいえば1万年だって人間でいえば1日のようなものであり、4年以内にどうの、10年以内にどうのといっても仕方ない。日本列島は地震の多いところであるが、それでも、外国に行って震災被害にあう人もいる。地球という星の薄皮1枚のような地殻の上に住まわせてもらい、営々と生活を築いているという点では日本も外国も変わらない。震災は怖ろしいが来たらきたで仕方ない。せいぜいが水や缶詰を常備したり、家具を固定するくらいである。 それでも30分前にでも予測できれば大きく被害を減らせることはもちろんである。 * 星の時間と人間の時間。この違いを思うと、最近話題になっているベテルギウスの爆発だって同様であろう。たしかにベテルギウスは終末期にある星であり、爆発はいつあっても不思議ではないが、それは明日かもしれないし、1万年後かもしれない。そういえば子供の頃に読んだ科学の本にもベテルギウスは脈動変光星で終末期の星だと書いてあった。 ただ今年は天体現象の当たり年。金環食や金星食などみどころも多い。 だから、もしかしたら…という期待も膨らむ。大震災はごめんこうむりたいが、ベテルギウス爆発の天体ショーはぜひみてみたい。
ペテルギウスの大爆発は、宇宙のロマンを掻き立てるが、一方で、太陽も約77億年後には、赤色巨星として巨大化し、地球を巻き込みつつ、終焉のときを迎える。
77億年など永遠の時から見れば、人の一日よりも短い、一瞬の時のようなものだろう。 芥子粒のような、小さな地球で、一瞬の時を持った人類の儚さを思う。 芥子粒ほどの、泡沫の如き、人間だからこそ、それぞれに、心からやりたいと思うことを、心から納得できると思う事を、日々、やればよいと思う。 物事を為しても、為さなくても、いずれ地球は宇宙から消滅し、人類も夢、幻の如く儚く消え去る。 個人の思惑、人類の思惑とは、全く別に、全く与り知らぬところで、地球はいずれ、宇宙の藻屑として、消え去っていくばかりだろう。 ペテルギウスの大爆発から、宇宙、太陽、地球、そしてこの一隅で、今生かされている奇跡ともいうべき、この一瞬、この今の得難さを思う。 (2012年02月08日 10時39分01秒)
曙光さん
宇宙の広大さを思うにつけ、地球のように知的生命のいる星が奇蹟のような存在であること、そしてその一瞬を今生きている不思議を思わざるをえませんね。(2012年02月09日 06時37分17秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |