最近は防衛大臣バッシングがマスコミの政治ネタとなっているが、どっかでコーヒーを飲んだのがけしからんだの何とかを知らないのは不勉強だのと報道の中味は低レベルそのもの…。どうも最近の国会論戦をみていると天皇にヤジをとばしただの携帯の電源をきらなかっただのとまるで児童会のやりとりのようなくだらないものばかり。防衛大臣のコーヒー云々だってその延長だろう。自民党はこんな防衛大臣のさらなる失言をひきだし、政権をゆさぶるつもりらしいがいいかげんにしてほしい。
どうしてこうなるのか。それは「二大政党」の民主党と自民党に根本的な政策の差異などはないからである。本来なら大論争になるはずの消費税やTPP、それに原発事故対応などでは民主党と自民党は根本的なところで一致している。消費税やTPPがまるで津波のように今の中から下のあたりでふみとどまっている階層を貧困層の方に追いやるのではないかと危惧しているが、そうした意見を述べる政党はほとんどみえない。
お金持ち政党とちょっと「リベラル」な匂いはするが根本的なところでは同じようなもう一つの政党。二大政党というものは民主主義の奇形形態というか病理だとしか思えない。
事情は海の向こうも似たようなものだ。共和党の指名争いがマスコミのネタになっているが、オバマに失望した貧困層が共和党に投票するとも思えない。あの格差や貧困の問題に怒って街頭にでた人々が投票するような政党は米国にはないのである。