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カテゴリ:シネマ感想:さ行

       

  


 

※ネタバレな上に長いです。

新年2発目は、ジェシカ・アルバ主演の「スリーピング・ディクショナリー」です。今までノーマークだったけど、なんと英国統治時代のボルネオ(サラワク州)が舞台ということで、これは観ておかないと!!!といきり立ったわけです。

しかし、アマゾンなどのレビューをチェックしたところ、「期待はずれ」「ジェシカは魅力的だけど、それだけ」等の感想がちらほら。そ、そっか・・・B級の雰囲気はしてたけど、やっぱり・・・と気持ちがしぼんで行きました。

しかし、「最悪、ボルネオが見られればいいか・・・」とボルネオ見たさにレンタル(どんだけボルネオ好き?)。これが、思ったより全然おもしろい映画でしたよ!!!期待値が低かったからとか、そんなんではなく、 単純に映画として飽きさせることがなく、面白かったのです。

ざっくり言うと、赴任してきた英国役人と彼にあてがわれた「スリーピングディクショナリー」という役割の現地語レッスンのための現地妻のラブストーリーです。
外国語を覚えるにはその言葉を話すネイティブの恋人を作ればよい、といいますが、それを地でいってるわけですね!


若 い英国役人はヒュー・ダンシー。この人は「お買い物中毒な私!」にも編集長役で出ていました。若くって、なーんもわかってない坊ちゃんで、魅力はな し・・・。「現地人の教育のために来た」と熱意に燃えているようですが、宗主国側の思い上がった考え方にムカムカします(娯楽映画なのに、落ち着け自分・・・)。

ここで出迎えてくれた酋長の息子が、コタキナバルのレストランで見たショーダンサーと同じ格好をしていたので、ちょっとテンションが上がりました(笑)。あと、料理人がウータンを飼っていたところも!!!抱っこしてて、可愛かった・・・。


そ して登場するエキゾチックなジェシカ。素肌バティックをまとって、いいねえ、いいねえ・・・。しかし、ジェシカだけ欧米人ぽくね?と思ったら実は彼女のお母さんもスリーピングディクショナリーをやっていて、それで生まれた娘がジェシカという設定。だから英国人とマレー人のハーフなわけですね。ここはジェシカのエキゾチック風貌を生かすナイス設定。

そして最初は「え~、現地妻なんて、無理っす・・・」とかたくなに拒んでいたイギリス人もジェシカの魅力に惹かれてフォーリンラブするわけです。ジェシカがなぜイギ リス人に惹かれたのかよくわかりませんでしたが。台詞で「宴会でのダンスがよかった」というのがあったのでそのせいかな。そのシーンで、ジェシカのアップとかがあれば説得力があったのかもしれませんが。まあ次行こう!


ん で、ラブシーン(外は雨。たしか)なんですが、舌ったらずのジェシカが手取り足取りで、マレー語を教えてくれつつのラブシーンなんですよ。ここで、なんとなく、フィリピー ナじゃなきゃダメなんだ!っていうおじさんの気持ちがわかりました・・・(設定はマレー人ですが)・・・スス、バグース・・・。

しかし、現地妻は所詮現地妻。あくまでも言語習得のための道具なので、マジになることは許されません。真面目なイギリス人は、「僕らステディーな関係なんだから、彼女を妻にする!」と上司に直訴しますが、無理矢理別れさせられてしまいます。

実はこの上司(ボブ・ホスキンス)がジェシカの父親なんです。そして奥さんはブレンダ・ブレッシン。「リトル・ヴォイス」や「プライドと偏見」のお母さんですね。さすが演技派。ねちっこい姑演技は素晴らしいです。そしてヒュー・ダンシーと結婚させられる娘役はエミリー・モーティマー。彼女は「マッチポイント」と同じような役でしたが・・・。薄幸そうな感じがするからですかね~。

とにかく脇役を英国演技派で固めたところが、この映画の完全なるB級化を水際で防いでいるような気がします。ということでイギリスへ帰り、上司の娘と結婚した主人公。ところが数ヶ月後またサラワク州へ戻ることになります。

エミリー・モーティマーを連れて、夫婦として 戻ってきた主人公は、ジェシカが酋長の息子と結婚し、息子を出産したと聞かされます。これで、良かったんだ・・・となるところが、偶然に息子を連れたジェ シカを岸辺で目撃してしまいます。その赤ん坊は・・・金髪碧眼でした。

「僕の子だ・・・」と愕然とする主人公。その赤ちゃんが、本っ当に純ヨーロッパ人なんですよ。マレーシアのクォーターにまったく見えない(笑)。そして話はこじれ、やっぱりジェシカがいいんだ!子供だっているんだし!となるも、それが許されるはずもなく・・・。二人は駆け落ちすることにします。

バレないのか?二人は無事に逃げられるのか?と、ここらへんがスリリングで、いろんな伏線が効いていてドキドキ。ところが、本妻のエミリー・モーティマーが妊娠 していることが判明。悩む主人公。しかし、理解のありすぎるエミリーは、「あなたの忘れ形見と生きて行くわ」と主人公を行かせてしまうのでした・・・。

そんなエミリー、駆け落ちの翌日には、マーマレードを塗ったトーストをお父さんから奪ってむしゃむしゃ食べていたので、そんなにショックじゃなかった?女性は妊娠すると強くなるので しょうか・・・。

そして色々なピンチをくぐり抜け、ジャングルの中でやっと落ち合えた二人。ピンチをスピリチュアルな原住民が飛び道具で救ってくれるところなんかは、ちょっと「オーストラリア」みたいでした。

「祖国も、母国語も捨てて、君と生きて行く」という決心をした主人公。文明社会で生きてきたイギリス人が、腰巻き1つでジャングルに暮らしている様はちょっと異様 な光景ではありますが、まあこれもひとつのハッピーエンド・・・。と、言うことで、ジェシカに萌えられるし、ボルネオは見られるし、なかなか楽しんだ1本になりました。おすすめです!






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Last updated  2015.07.13 00:24:29
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