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テーマ:最近観た映画。(38807)
カテゴリ:シネマ感想:さ行
※ネタバレしてます。 ツタヤのBSOL映画(もとい、ラブコメディー)の棚に置いてあったのでレンタル。 ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスが「セックス友達」になる話です。余談だけど、楽天ブログは「セックスフレ◯ド」や「セフ◯」って
にあたるそうなので、ここでは「セックス友達」とインプットしてます。 こういう映画はいっぱいありますが、最近だと「抱きたいカンケイ」ですかね~。抱きたいカンケイは、「ブラック・スワン」前のナタリー・ポートマンで「え~、そんな映画に出て大丈夫かな」って心配したけど、ステイ・フレンズは「ブラック・スワン」でもやんちゃっぷりを発揮していたミラ・クニスなので安心して見ていられました。 ミラちゃんが彼氏に振られる時、「その大きな目がコワイ」と言われてましたが、ちょっとその気持ちわかる。本当に目がギョロッ、ギョロッとしていてコワイっちゃコワイ・・・。顔が丸顔だから、バディーもぽっちゃり体型だと思っていたんだけど、ミニスカートから伸びた脚が、ワイングラスの持ち手のように細くて綺麗でした。 ジャスティンは普通にいい人。彼の本業はアイドルだけども、こういうジャスティンみたいな男子ってアメリカにゴロゴロいそうな気がしますが・・・実際はいないのかな、やっぱり(汗)。 ミラちゃんが転職屋で、編集者のジャスティンを引き抜くのが出会いなんですが、二人の間には最初からケミストリーがあって、いい感じ。恋人はともかく、気の合う友達になれそうな雰囲気が漂っています。その通り男女を越えたダチになっていく二人ですが、「そういえば最近ご無沙汰で・・・」という話を始めて、「じゃあやるか!」という湿りっ気ゼロのサバサバ展開です。 まったく気を使わない間柄だから、最初のセックスから「あ~もうちょっとそこ左!いや上!もちょっと下!OMG!ドンストップ!」みたいな、あけすけトーク。しかしな~、何とも思ってない相手と肉体関係持つって結構大変じゃないだろうか。人にもよるだろうけど、もう純粋に心と身体が切り離されている感じってのが私にはどうもよくわかりません。 物語の都合上、二人はセックスの前に「これからセックスするけど、面倒くさいこと一切なし、友達のままでいようね。ステイ・フレンズ!」と聖書(のアプリが入ったiPad)の上に手を置いて宣誓するのだった。 だから、どうしてそういう取り決めを・・・。普通にあるがままでいいじゃん!男女の仲なんてどう転ぶかわかんないんだし、上手く行けば行ったでそのまま付き合っちゃえばいいんだしさ~って思う。このテの映画はなんでいちいち、本気になっちゃいけないとか、セックスだけの関係とか言うんだろうか・・・まあこの「縛り」がないと話が成立しないからしょうがないんだけど!(笑) そんなわけで、充実のセックス友達ライフを送る二人。またこれがすごく楽しそう。従来のラブコメだと、そうこうしているうちに相手を意識し出してギクシャクし、やっぱり恋愛になっていくんだけど、ステイフレンズは一度セックス友達を解消して、お互いちゃんとした相手を見つけようということになるのです。 このセックス友達解消から、ストーリーの勢いがガクンと落ちて退屈になる。やはりセックスが物語の牽引力となっていたので、スピードダウンしてしまうのだろうな。ミラちゃんがつまんない男と付き合って破局したり、ジャスティンの家族話が出たり。で、色々あってやっぱりアナタがいいの!って言うハッピーエンディングへ・・・。色々設定とかの辻褄合わせたり、思い出を掘り下げたりしてるのが、作っている側の苦労をしのばせるんだけど、ちょっと雑というかな~。うううむ・・・。 ジャスティンのお姉さん役でダーマことジェナ・エルフマンが出ていたけど、NHKでやっていた「ふたりは最高!ダーマ&グレッグ」が大好きでした。ぶっとんでるけど、こんな夫婦いいなあ~ってア↑コガレました。30分のドラマなので、英語のリスニング勉強にも使っていたなあ。懐かしい。 結局、ジャスティンはミラちゃんのこと好きなんでしょ?障害は何もないのに「俺たち、そんなんじゃないから!」と言い張ってしまう素直になれない展開。それを偶然聞いてしまって怒って帰るミラちゃん・・・去る彼女を追いかけてハッピーエンドか?と思ったらその前にもウダウダあるしな~。 ミラちゃんもサバサバ系かと思ったら、意外とベタな乙女演出に憧れていたという設定だけど、最後の群衆ダンスは・・・ううむ・・・。こんな二人にはこんな大袈裟な演出似合わないし、普通でいいんだけどな普通で!まあそもそも、ミラちゃんが冒頭で元カレと一緒に観に行く映画が「プリティーウーマン」だし、そういう趣味なんだろうなあ。 しかしアメリカに行けば、街中でこういうラブ演出に出くわすことも、しばしばなのであろうか。レストランで急に電気が消えて、他のテーブルにハッピバースデーの音楽とともにバースデーケーキが運ばれて来るのでさえ「せっかくこっちはこっちで盛り上がってたのに、話の腰を折りやがって・・・」と思ってしまう、ちっさい心の持ち主の私なので(拍手を強要されるムードになるのもウザイ)、大掛かりなラブ演出なんて見たら失神してしまいそう(笑)。 まあミラちゃんのお転婆な魅力がタップリつまっているので、そこはオススメです。やっぱりあれだな、気兼ねしない相手とは言っても、自分の主張をしつつ、相手を思いやったサービスをするのが理想的なセックスライフなのでしょうね・・・って何このまとめ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.24 02:19:57
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