スリランカ紀行~7日目:スリランカ腹とペラヘラ祭り(前編)
コロニアルなマハウェリのベッド。この上でスリランカ腹に苦しんだのであった・・・。 明けて、スリランカ紀行7日目。ついにスリランカ腹になってしまいました・・・。20~30分ごとにトイレに呼ばれ、下痢を通り越した水状態のお通じ・・・(夫ジェロームは、こういう状態のことを”ウォーターシット”と呼んでいたなあ)。まるで壊れた蛇口のようにウォーターシットが排出されまくり、「一体、身体のどこにこんな水分が???」と不思議に思うくらい。かつて体験したインド腹よりもずっと強烈でした・・・。でもきっと身体が悪いものを一生懸命出そうとしているんだろう・・・と思いました(下痢のときは脱水症状になりやすいので、ポカリスエット的なものを飲むと良いそうです。あいにく持っていなかったのでミネラルウォーターを飲んでいました)。ああ、昼間の観光客レストランで注文したアイスティー(氷入り)が、怪しいな~とは思っていたけど、「日本人がこれだけいる店なら、大丈夫だよね」と思って飲んだ自分の脇の甘さ が、情けない・・・(油断についてはこちらの日記を)。馬鹿。本当に馬鹿。旅先って、こういう本当にちょっとした気のゆるみが命取りだなあ・・・。友人I起床。現状を報告し、昼間はホテルで休むことになりました。本来の予定だと、午前と午後はキャンディ市内観光(仏歯寺、宝石ショッピングなど)、夜はこのスリランカ旅行のハイライトでもあるペラヘラ祭り鑑賞でしたが、ペラヘラまで体力を温存することに・・・。とりあえず、残念通り越して無惨ガイドMの代替えのガイドさんが、ロビーに来ているはずなので、予定変更を伝えにいくことにしました。ロビーにて、きょろきょろする私たち。「あれ、ガイドMがいる・・・」と友人I。そこには昨夜、自分のミスを棚に上げたあげく、無関係の車両故障を客のせいにして暴言を 吐くという暴挙に出たガイドMが、まるで何事もなかったかのように座っていたのです!!「え~?!もう私一緒の空気吸うのもやだよ」などと言っていたら、こちらに気が付いたガイドMがやってきました。ひいい・・・。「昨日、電話でツアー会社の◯◯さんにガイド変更を頼んだんですけど」と友人I。「ガイドさん、もういませんから、私が来ました」と平然としたガイドM(しかし、腹の底には怨恨を抱えたような嫌な話し方)。「・・・・・」と私たち。「私たちに、何か言うことはありませんか?」と友人I(一応こちらの方が度量的にも大人なんだし、謝罪を受け入れる余地がなくはないのよ、と懐の深さを見せている)。「ありませんよ?」とガイドM(地獄で串刺しにされても謝らないと言った風情)。「・・・・・」。「彼女はお腹が痛いので、今日昼間の予定はキャンセルでお願いします。ツアー会社の◯◯さんには、私からも電話を入れておきますから」と友人Iが事務的に言い、その場をあとにしました。あ~、数分とは言えキツかった。てか、昨日あんな失態があったのに今日普通にツアーとかやるつもりだったんだろうか?一応迎えに来てるってことは、車は動いているってことなんだろうか??謎でしたが、とにかくトイレが呼んでいるので部屋に戻り休むことにしました。友人Iがツアー会社に電話をしてくれて、夜のペラヘラ祭り送迎は別の日本語ガイドさんが来てくれることになり、ホッ・・・。お腹はまだスリランカ腹状態のものの、日本から持参した薬(正露丸)を飲んで、午前中ずっと 寝ていたので少しは動けるようになりました。ランチはホテルのレストランでミネストローネを食べ、宝石ショッピングに行けなかったので、ホテル内のショップでサファイヤのリングを衝動買いしました(写真はこちらの日記に)。お値段は日本円で19,000円(値切りました)。高級ホテル内のショップにしては、まあまあお買い得かな? ホテルの中の宝石屋さんに売っていた、アメ玉のようなルース宝石たち石自体はすごく安いんだけど(1万円しない)、アクセサリーにする加工料が結構かかってしまうのだ。 続く