原子力委員会
久しぶりに復活です。 目下玄海原発3号機のヨウ素漏れで九電への抗議で忙しいのですが、 国策を変えるチャンス到来です。 原子力政策大綱の改定が検討されているのです。 原子力委員会の委員26名。委員長は「要するにお金でしょ」と言い放った近藤氏。 つまり、嫌われる核の施設ーー処分場にしても二次貯蔵施設にしてもーー その建設に反対する住民は金で黙らせる、という今までの方法を平然と公認した人。 この人は望みが無いけれど、副に最近就任した鈴木達二郎さんは少し反原発っぽい人です。 26名中推進派が24名。 残る2人を応援する為に市民意見を出して下さい。 随時受け付けて会議の時に委員に配るのだそうです。 「原子力委員会」を検索すれば出ます。~~~~3通目の私の提出意見。 小出さんと梅木さんの地層処分についての討論会ビデオを見ました。 梅木さんが何度も何度も「住民意見を尊重して進めます」と強調していました。 でも実際に決める時は地元の議会の決議が住民の意見と判断されます。 日本は議会制民主主義で多数決です。 一方、被害を受ける人はいつも圧倒的に少数なのです。 上関の町の人口は5,000。祝島は500。 上関町議会は500人の代表ではなく無関心な4500人の代表です。 その議会が原発建設をずっと前に、時効だと言いたいくらい前に、受け入れました。 祝島の人達は海を奪われては生きていけないので必死で反対しています。 どんな理由があろうと人を踏みつけにして何かをやってはいけないのです。 それが「人道」というものです。 口先で尊重、尊重と唱えても何の役にも立ちません。意志決定の制度を変えて下さい。 最も影響を受ける人達/被害を被る人達で投票するのです。 蛇足:原子力委員会副委員長・鈴木さんを、河野太郎トークライブで拝見。上関についてためらいがちに「地元の了解も頂いているものと認識しております」と言っていましたね。 法律の奴隷にならず「人道」から判断して下さい! かもごまめ 元気です。