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光の音 闇の音 光の音 闇の音 [全553件]
(その9) 最初の3ヶ月くらいは 緊張感を保てていたものの 約20年に及ぶ 食料やゴミ袋といった 最低限必要な生活消耗品以外 買ったことのない生活は わたしの中に 大きな飢えを育てていました。 そして手持ちの金が尽きたとき とうとう 年金生活の90歳のじいちゃんの 貯金に手をつけたのです。 もちろん、だまっておろしたのではなく 貸して… [続きを読む >>]
シリーズの途中ですが 最近おもうことを のちの自分のために 書き残しておこうと 思います。 これまでのわたしは たとえば お金が欲しい場合は 自分で働いて稼がないと お金は手にできないし また 働かずしてお金を手にすることは 「いけないこと」 と 思っていました。 だから 自分で商売する 智慧も資金も人脈もないわたしは… [続きを読む >>]
(その8) 9年ぶりに帰った地元は 駅前に松屋ができていて コンビニも2軒できていて 少し都会になっていました(笑) 駅から歩いて6〜7分のところに 両親が経営している喫茶店があります。 おそるおそる近づくと まだ店を続けていました。 お昼のランチ時だというのに 客は誰もいません。 店に入ると母親がいました。 母親は一目見て、わ… [続きを読む >>]
(その7) 「自分の中の正しさを疑う」 そうすることが この繰り返しの人生を 終わらせる鍵だったことに 気づけたわたしは しばらくは すっきりとした気分で 過ごしていました。 しかし、だんだん 居心地のわるさを 感じるようになってきました。 それは 自分に自信がなくなり 主義主張がもてなくなってしまったからです。 自… [続きを読む >>]
(その6) わたしは まったく先が見えず 何年も繰り返し、繰り返し起こる 風俗とホームレスの繰り返しの人生に ほとほと嫌気がさしていました。 そして なぜそうなるのかが まったくわかりませんでした。 しかし この福知山の店を辞めようと思ったとき ひとつのことに気づきました。 それは これまでの自分が 「自分の正しさ」に従っ… [続きを読む >>]
(その5) このパチンコ屋が 今までわたしが勤めたことのある パチンコ屋と大きく違っていた点は 店長が業界外から来たひとである ということでした。 風俗営業法の管轄下にある職業で 従業員の住み込みの形態をとっている会社の 管理職は、そのほとんどが 風俗以外の職場を知りません。 ですから 普通の会社の中での感覚が 通用しないので… [続きを読む >>]
(その4) で、だめもとで、そこに行くことにしました。 けれども、いつしか寝てしまいました。 けど、不思議なことに 長浜に停車しようというときに目が覚めて 降りることができました。 朝の5時前ぐらいだったと思います。 駅の改札からはシャッターの開く音が聞こえ ホームには誰もいませんでした。 それで、駅の端のフェンスを乗り越えて つかまる… [続きを読む >>]
(その3) わたしのホームレス最終の地は 富山なのですが そのときわたしは たまたま拾われて 富山のホームレスのボス 清○○郎さんの下にいました。 そのひとは郊外のコンビニで 廃棄処分になった弁当を集めて それを駅周辺のホームレスに配り、配下におき ヤクザが日雇い人夫が必要なとき そのひとたちを派遣することを していました。 … [続きを読む >>]
(その2) 風俗の住み込みで働くひとは みんな「わけあり」です。 そして、募集をかければ すぐにひとが集ります。 ですから、使う側は 「使い捨てカイロ」の感覚で 従業員を扱います。 つまり 温かいうち(言うことを聞くうち) は使ってもらえるのですが 冷たくなったら(一言でも口ごたえしたら) その場でクビ、即ホームレス という世界です。 … [続きを読む >>] |一覧| |