3179721 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

会津キリシタン研究所

会津キリシタン研究所

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

孤峰庵宗信

孤峰庵宗信

Calendar

Favorite Blog

最近の略語は困りも… New! 楽天ssさん

キリスト教カルトを… TERA DREAMさん
momo_maruの日記 momo_maruさん
有益情報 y394649さん
墓石・仏像彫刻・石… 石を通じて皆様の幸せを願う「いまが大事」さん
Reception loggings … josef_zenchanさん
アンテナショップ南… アンテナショップ南会津さん
自分らしく生きていく ルハマさん
会津:野仏、庚申塔… Piyo3344さん
如意宝珠を求めて、… kaiundouさん

Comments

はらo@ Re:冬の奥会津・旧伊南村内川(01/28) こみね様まだご健勝でしょうか。幼い時の…
西日本の民@ Re:会津の墓石(12/03) 年を天と記すケースや位号を略するケース…
http://buycialisky.com/@ Re:会津の風景(01/05) compra cialisover the counter viagra or…
http://buycialisky.com/@ Re:庚申供養塔(11/27) buy cialis soft canadacialis duration o…
http://buycialisky.com/@ Re:厳冬期の南会津(11/16) impotence pill cialis softgerman remedi…

Freepage List

Headline News

2011.11.05
XML
カテゴリ:キリシタン

【安曇野の双体道祖神】

 松本平北西部の安曇野のとある道路脇に祀られていた双体道祖神です。瓢箪のようなものを女性が持ち、杯のようなものを男性が手にしています。西日が当たっていて、非常に美しく見えていましたが、道路と同じ向きに建てられているので、最初は何かの石碑があるのかと思って、この場所で車を止めたら双体道祖神だということに気が付きました。この写真を撮ったのは2009年10月20日でしたが、これも以前にここでご紹介したことがあります。

 一般に、女性のように見える像が瓢箪のようなものを持ち、男性に見える像が杯のようなものを持っている双体道祖神を、「祝言」と分類しているようですが、会津の民俗に関する調査報告書や文献を見る限りでは、祝言の中で花嫁が花婿が持つ杯にお酒を注ぐシーンは確認できません。安曇野の祝言にはそうしたシーンがあったのでしょうか。

 石仏に関する写真集などを見ていると、はっきりとキリシタンのものと思える像に出会うことがあります。それでも、そうした像は「石仏」とされているのですが、不思議でなりません。関心のある方は、図書館や公民館などで石仏などに関する写真集を少し丁寧にご覧下さい。中には、会津の山間部にある村の墓地に建てられている石仏が載っているものもあります。小生もその石仏を見たことがありますし、何枚も写真を撮ってあります。

 キリシタンに関する知識がないと、キリシタンのものであることにお気付きにならないことが多いようです。あるいは、古い時代の習慣をご存じないと、こうした不思議な双体道祖神でも、あまり気にならないのかもしれません。しかし、こうした双体道祖神が彫られるようになったのはそれほど古い時代ではありません。どんなに溯っても江戸時代中期であろうかと思われます。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.11.05 13:34:16
コメント(0) | コメントを書く
[キリシタン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.