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今日はけっこうバタバタでした。朝一からカウンセリングで、お昼からのカウンセリングのあとは、突然お電話でのカウンセリング依頼がありました。遠隔地の女性からのお電話でしたが、ご本人はパートナーに対する暴力行為に悩まれていました。
ことのきっかけは、パートナーの問題もありですが、かといって暴力が許されていい訳ではないし、その暴力で関係は破綻寸前になっています。本人はどうしていけばいいのかわからず、相談しようにも、加害者としての自分の悩みを理解してくれそうな所はどこにもなかったみたいで、あれこれ調べた末に、ネットで私の事を知り、私ならわかってくれそうとのことで、おそるおそる電話して来られたようです。 どこにでもある女性相談では、あなたは悪くない、と言ってくれるけれど、自身の加害行為についてちゃんと向き合い、相手に対する謝罪や償いについて一緒に心悩ませつつ考えてくれる、なんてことはないでしょうからねぇ。すべての女性相談は、女性は被害者男性は加害者という前提で援助論を構成してますからね。 その辺りの事を考えると、その女性が私の所に相談を求めて来られたのは正解だったように思います。その方の暴力に至る辛い思いや怒りがコントロールできない怖さとか、女であれ男であれ、加害者の心理にも深く共感する事が常の私ですから。そのうえで、本人の思いを確認し、その希望に向かってどうして行けばいいか、じっくりと対話させて頂きました。 その方が、傷付いた痛みや傷つけた苦しみから解放され、関わるすべての人たちの幸せが成就することを願いつつ、今後もカウンセリングを継続される事をお薦めして、電話でのカウンセリングを終わりました。 その電話の後は、私との関わりもかなり長くなる母子とのディナーセラピーでした。この方もまた、加害者でもあれば被害者でもあり、単純に女性被害者とは言えない家族間葛藤を乗り越えて来られた方です。 相手の問題と自分の問題と分離・明確化し、自分の問題にも随分と向き合って来られました。その甲斐あっての今の落ち着いた家族の日常です。ごく当たり前の家族の日常だけれど、ここに至る歴史をともにさせて頂いた私にとっても、心温まるディナーセラピーでした。 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/09/05 12:19:22 AM
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