ミステリー
【送料無料】十角館の殺人新装改訂版 ミステリーが大好きです。ミステリーといえば、探偵と犯人の知恵比べが醍醐味。さらに言うと、探偵と犯人に魅力が伴っているとかなり面白くなる。もっと言うと、舞台設定が非日常的だとドラマチックで燃える展開に。あくまで私個人の感想ですが、上記の要素を全てをクリアしてる話ってなかなかお目にかかれないんです。星の数ほど本がある世の中だと言うのに! さて、綾辻行人さんが手がけたこの「十角館の殺人」まごう事なき正真正銘のミステリーです。王道です。興奮します。これはいわゆるシリーズ物で、「水車館の殺人」「迷路館の殺人」「人形館の殺人」「黒猫館の殺人」「暗黒館の殺人」・・・と、「館」をテーマにしたミステリーなのです。 昔から、本屋のミステリーコーナーで何度も目にかかっては「シリーズ物だし、いっぱい刊行されてるから読むの大変だな」とスルーしていたのですが、約1年前に意を決して購入してみました。 その結果、時間が空くごとにシリーズを読破する運びとなり今ではすっかり好きな小説となりました。いや、好きな小説というか、この筆者の綾辻行人さんのファンになったのです。まだ10冊ほどしか読んでいませんが、どれもこれもたまらない世界観で酔えます。ネタバレはするのもされるのも嫌いなんで、ストーリーのことは書きませんが、ミステリ好きで、まだ綾辻さんの本を読んだことがない人がいたら必読です。作家の好みはあると思いますが、試しに読んでみる価値は十分にあると思います。