住友生命が主催する「未来を築く子育てプロジェクト」で未来賞を受賞しました。これは全国の146の応募の中で9団体しか選ばれない賞ですので大変な快挙です。受賞したのは「網地島ふるさと楽校」の事業が評価されたのです。この「網地島ふるさと楽校」は児童養護施設の子供たちを島に招待して海の自然を楽しんで貰おうという事業ですが2007年から毎年開催していました。今まで300人ほどの子供たちが招待されています。このブログにも何度か紹介しております。網地島の住民だけでなく、石巻や仙台などの遠くからもボランテイアの参加がありました。ふるさと楽校のネーミングは多くの親のいない子供たちにとって、この島が故郷になってほしいという願いからつけられています。これからもこの事業が継続できるように多くの人の支援をお願いいたします。

9月26日12時30分から網地島の白浜海水浴場で昨年に続いてプロレスが開催されます。入場無料です。網地島の美しい砂浜にリングを設置してあの鍛えぬかれた肉体がぶつかりあいます。ザ・グレート・サスケも参戦!網地島の海の自然を楽しみながら是非観戦してください。船は網地島ラインか久丸をご利用ください。発着時間は以下のとおり。
石巻からは
往・石巻発9:00、帰り15時12分
鮎川からは
往・鮎川発10:30、帰り15時30分
写真は去年のものです
9月19日から9日間にかけて平成22年度石巻市地域づくり助成事業として「島間の楽校通学路路を復旧せよ」がスタートします。これは既に廃校になった網小と網中の通学路を以前のように復旧しようという事業です。何故今復旧なのか?通う生徒はいないはずです。いや違うのです。実は廃校になった学校は今、島の楽校として復活しているのです。県内や県外から多くの生徒がこの楽校に訪れ島の自然を楽しんで英気を養っているのです。今は荒れ放題になっている通学路を子供たちに散策のコースとしてもう一度復活しようと島民が立ちあがったのです。完成したらきっと島の楽校を訪れた多くの子供たちが昔に学校の生徒と同じように網地島の自然を楽しみながら散策をすることでしょう。こんなささやかな心づかいが島に元気を取り戻しネットワークが広がることを望んでいるのです。

網地島でピアノコンサートが開催されました。これはあじ朗志組主催で2年ぶり3回目の開催となったものです。会場は島の楽校の旧音楽室です。ピアノは何十年も放置されていた代物でしたので仙台から調律師を呼んで調整。何とか使えるようになりました。ピアニストは国際ピアノコンクールで優勝経験もあるピアニストのゲルティンガー祥子さん。一流の演奏を島で聴けるというのは素晴らしいことです。いい企画だと思います。ゲルティンガー祥子さんは網地島が気に入っており、ギャラは関係なく島に来て楽しみたいというのが本音のようです。それと併せて島の音楽ファンに生のピアノ演奏を聞かせたいという気持ちがあるのでしょう。採算を度外視したコンサートが終わると感激した老婦人が涙を流して握手を交わす場面もありました。盛会裡にコンサートは終了です。集まった島民はいつも同じで音楽好きのメンバー20人程度でした。冷房もなく自然の風が会場に入ってくる屋外コンサートのようなふんいきでしたが、私自身も蝉の声を聞きながらのコンサートは初めてでした。このようなアットホームなムコンサートはこれからも続いてほしいものです。

8月8日から11日までの3日間、今年2回目のふるさと楽好が開催されました。前回と同じく親がいないか親と一緒に生活できない子供たちを預かっている施設の子供たちを海遊ばせようというイベントです。どこの施設もこのふるさと楽好を首を長くして待っているのです。だから2回も開催することになっているのです。費用はほとんど行政からの助成金でまかなっているため施設側の負担は食事代のみです。ほとんど通常の施設の生活での食事代程度で実質負担はないことになりますから、施設側は楽しみにしてわけです。今回も前回同様に天候に恵まれ事故もなく盛会裡に終了しました。写真は閉会式の様子です。こども代表のあいさつもあって全て終了です。

あじ朗志組が中心になって「ふるさと学校」を開催されました。場所は網地島、7月25日か27日までの3日間です。施設の子供たちに海を楽しんで貰おうというイベントです。写真は子供たちが花火を楽しんでいるところです。親が子供を養うことが出来ないか、養う資格のない親の子供たちが施設に預けられているのです。4、5歳から高校生まで総勢40名の参加人数でしたが心にダメージを受けている子供たちが多いので細心の注意が必要です。しかし海で楽しんでいる子供たちを見ていると全く普通の子と変わりません。何故このような可愛い子供たちが親と一緒に暮らせないのか残念です。海水浴、シ―サイクル、ヨット体験帆走、釣り等、多彩なスケジュールでしたが、天候にも恵まれて全て順調に終了することができました。子供たちが施設を卒園すると、盆と正月に帰ってくるそうです。彼らにとって実家が施設なのです。しかし慕っていた先生が辞めていないと、もう来なくなるとのこと。施設の先生が親がわりなのです。だから園長さんは先生たちに出来るだけ長く勤めていただくようにお願いしているそうです。先生たちを見ていると本当の親のような接し方でした。先生たちの献身的な姿にも本当に感動しました。脱帽です。
親の愛を知らない子供たち。されど愛を求める子供たち。この子供たちに幸多かれと心から、そう思います。
あじ朗志組が石巻市地域づくり基金助成事業の審査の結果認可されました。このあじ朗志組の事業は今過疎が進む網地島をなんとかしようという試みの一つで、かつての網長中学校の通学路を復活して島に研修にくる小中学生のためにハイキングや島の住民の散策コースとして利用しようとするものです。他に18団体が認可され総額500万の事業となっています。財政厳しい中で地域つくりに努力しているボランティアグループに手厚い助成をしていただく石巻市に感謝いたします。

網地島の「青く豊かな海」は、そこから採れる魚介類、また、唯一の観光資源として島民に様々な恩恵をもたらしてきた。しかしながら、網地浜立ケ崎の漁場が、数年前より海藻が急激に減少し、海が砂漠化する磯焼け現象が発生したため、海藻を餌とする生物の減少が生態系全体に波及し、漁獲量が激減するとともに観光資源としての魅力も半減しつつある。
これらの対策を行政や漁協に要請しているものの、行政には予算に制限があること、漁協には人員の制限があることから、思ったような対策が講じられていないのが現状である。
そこで、島民自らが組織する「あじ朗志組」が中心となり、漁協の協力も得ながら海藻造林の専門家による講習会や実地研修によりコンブ造林に関する知識や技能を修得するため、「財団法人日本離島センター」から「平成20年度離島人材育成基金助成事業」の助成金を受けて、「網地島磯焼け対策実施者養成事業」を平成20年12月15日から平成21年2月28日まで網地浜で実施しました。
写真は昆布網設置中の漁船です。

テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」という番組で網地島の町内放送がMV珍賞を獲得しました。この番組は全国から珍らしい風景や風習を募集して番組の中で紹介しながら審査して優秀と思われるものを選ぶのですが、全国から数十件の応募があった中で見事トップ賞のMV珍賞を獲得したのです。
町内放送が選ばれた理由は都会では考えられないような「のどかな情報」が放送されていることに審査員が感動したことにあるようです。
たとえば
「○○さん、△△さんが用事があるそうなんで、△△さんの自宅まで行ってください」
「浜辺にメガネが落ちていました。心あたりの人は組合まで取りにきてください。」
このような個人的なことが堂々と放送されるというのは都会人にとっては笑いを呼ぶことになるのでしょう。島の古き良き風習はギスギスした都会に住む人にとって新鮮な驚きに写る訳です。
ところが網地島で開催された受賞式に集まった16名の島民からは
「なんで、こいなごと珍しいんだべな?あだりめーでねーがな?????」
という意見が続出!
当たり前のことを当たり前のようにしている島民にとって不思議でしょうがない訳です。都会と自然の中の田舎の温度差が明確に現れた出来事でした。
いずれにしても、これで網地島は全国的に有名になりました。島の振興にとって大変良いことです。本当におめでとうございます。
写真は網地浜生活センターで授賞式の際に撮影したものです。
あじ朗志組に全国労働者共済生活協同組合連合会から2008年度地域貢献助成事業助成金として百万円が贈られました。あじ朗志組は昨年から仙台市の児童養護施設の子供達を島に招いて島の自然を楽しんでもらう事業を展開していましたが今回はこれが評価されたものです。あじ朗志組の桶谷局長はこれからも益々地域の活性化と恵まれない子供達のために活動していきたいと話しておりました。