紅色28号 -只今失業中- ラーメン・TV批評・芸能批評・株式 日記

先週の話。狭い法廷に引率者に連れられて女子高生の団体が・・・。

傍聴席を占領。席が無い。

よりによって’わいせつ図画販売’の公判。

だめだよ、団体で狭い法廷占領しちゃ・・・。

あきらかに親族か関係者と思われる人物が中に入れないで困っていた。

何よりも、わいせつ図画販売（裏18禁ビデオ販売）の公判を１８歳未満の少女達に

見せちゃダメだよ、先生！

よい大人になれないよ、きっと。

で、女子高生達と一緒に傍聴したのは’わいせつ図画販売’の即決裁判。

その日のうちに、判決が下される。

小池裁判長。私が一番好きな裁判官。この人、必ず被告人と会話をする。

一方的に言いたいことを言うような人じゃない。

なによりも判決を下した後、アドリブで被告人に語る内容はかなりグッとくる。

今回は明らかに反省していないと思われる被告人に対して

裁判長「本当に反省しているのか？即決裁判だと思って甘く見てないか？（怒）」

被告人「いいえ、反省してます・・・・」

裁判長「どういう風に反省しているんだ？」

被告人「・え？・・・・・・・・・もう、やらないと・・・・・」

裁判長「（怒）本当に反省しているのか！」

この後、小池裁判長は被告人の目をじっと見つめたまま微動だにしなかった。

約1分間。法廷は水を打ったような沈黙。時計の針の音が聞こえてきた。

心臓の音が聞こえてくるぐらい完全なる沈黙に包まれた。

この１分は傍聴者にとっては５分以上にも感じた。

おそらく被告人にとっては1時間以上にも感じたであろう。

そして女子高生達は・・・・。

・・・寝ている子もいた・・・・。

１８歳未満にはやっぱ早いでしょ！