紅色28号 -只今失業中- ラーメン・TV批評・芸能批評・株式 日記

久しぶりの傍聴記。

保釈中の被告人の男。50歳くらいの痩せ型のおじさん。

満員電車内で痴漢して私人逮捕されたらしい。

このおじさん、前科前歴合わせて5犯ぐらいだったかな。

普通の会社員で、今も普通に仕事をしている。

で、このおじさん、女性検事にさんざん責められ、裁判長にも説教され・・・。

被告人「これからは気をつけます・・・」

裁判長「気をつけるとは？具体的にどう気をつけるんですか？」

被告人「もう電車には乗りません。

　　　　　これからは・・・・・・バスにします」

裁判長「・・・････・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　　　　　それではこれまでと、変わらないじゃないですか！（怒）」

被告人「・・・あ、あの、これからは人の多いところは避けて、行きません・・・」

てな感じで終了。

私、トイレ行って、プラプラしてエレベーターに乗ろうとしたら、

時間差で出てきたこの痴漢おじさん（保釈中）とエレベーターが一緒になる。

そこにはよりによって別の公判終わりの女子大生と思われる団体も・・・、

まさかっ！

そう、エレベーターはギュウギュウ詰め、さっき人の多いところには行かないと誓った

痴漢おじさんは、さっそく、誓いをやぶって、エレベーター内でハーレム状態。

このおじさんが痴漢魔ということを知っているのは、私と同伴の弁護人だけ。

ずっとおじさんを観察してたら、おじさんニヤリとしてました。

エレベーターの降りぎわ、荷物を持った右手が怪しく動いたように見えたのは私だけ？

業界用語の降り際痴漢ってやつ？

まぁ、見間違いと信じて、おじさんが裁判所にはもう戻ってこないことを願おう・・・

・・・うーーーん・・・・、やっぱきっと戻ってくるな、あのおじさん・・・。