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北国からのこだま

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2008.11.21
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    自国の船舶を守れない日本    11月21日

 中国国営新華社通信は18日、ソマリア沖のアデン湾で香港の貨物船が海賊に乗っ取られたと報じた。貨物船は乗組員25人。小麦3万6000トンを積みイランに向かっている途中だったという。今月14日には、ソマリアに隣接するケニアの沖合で日本人船長を含む24人が乗った中国の漁船が乗っ取られたという。アフリカ・ソマリア周辺海域で海賊被害がまた頻発している。日本関係船舶も海賊に乗っ取られた。日本にとってこの海域はアジアと欧州を結ぶきわめて重要な海上交通路だ。対岸の火事ではない。だがこれに対応する政府の動きは殆ど見られない。

 腰抜け日本は何にもできないとは、歯がゆいばかりである。国会議員は国益に対する義務を果たしていない。これでは無政府状態となんら変わりはない。ソマリア周辺のインド洋海域で、日本の海運会社が運航している船舶は年間約2000隻にのぼる。日本全体の1割だ。年初から10月下旬までにソマリア周辺での海賊襲撃は72件を数え、うち3件が日本関係だ。日本の国会は政権抗争にばかり明け暮れ、国会は何のためにあるのか、国民にはその姿はよく見えなくなっている。竹島は韓国に占拠され日本は手出しができずにいる。中国には、領空、領海を侵犯されても、何もできない。

 対馬は今、韓国に侵食されつつありいつかは、韓国に実質的に支配される恐れが充分にある。周辺国に何をされても何もできない日本。国民の多くは平和ボケをしているが、元厚生省事務次官夫婦の殺傷事件で、少しの国民は覚醒したであろう。元厚生省事務次官の事件は誠に痛ましい限りであるが、これで多少なりとも行政に対し覚醒した国民のあったことを思えば、尊い事件であったと思う。犠牲者のご冥福をお祈りするばかりである。それにしても、日本の船舶の航行の安全に対し何にもできない政府の姿には、情けなさを感ぜざるを得ない。総理は予想通り失言が目立ち始めた。これでは日本国民は安心して、日本丸には乗っていられなくなる日が来るであろう。





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Last updated  2008.11.21 05:43:39
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