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カテゴリ:読書
息子を歯医者に連れて行って、その待ち時間に読みました。昭和37年から38年にかけて読売新聞に連載されていた小説です。売れっ子テレビタレントのモエ子と、その若い夫ベン君、新進女優アンナ、この三者の恋愛模様。それに、モエ子も入っている可否会のメンバーがからんで...。とにかく軽快。いいなあ、こういう小説。茶道があるようにコーヒーにも可否道があってもいいじゃないかと主張する可否会のおじさまも好きだし、ラストに見せるモエ子の心意気もすかっとします。この連載終了後、映画化されたようで、配役はモエ子が森光子、アンナが加賀まり子。ベン君を奪いながら、全然悪びれたところがないアンナ。加賀まり子、はまり役かも。それにしても昔、むかしのお話。 【今日の一冊】コーヒーと恋愛(可否道)獅子文六 会話文が、のんびりとしてなんとなく品がいいです。 (リンク切れの場合は売り切れです。ご容赦ください。) *おまけ* 「菊花文モーニングカップ&ソーサー」です。和風だけどモダン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.11 20:15:24
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