古書ぐりぜら店主*akane*の毎日

最近よく行く肉屋に寄った時のこと。薄切り肉を頼んで、
「子供が歯の矯正しているから固いものが噛みにくいらしくって」
というと奥さんが「え？」と不審気な顔。
「子供さんがいるの？」
「ええ、小学生と中学生なんですよ」
「お若いわねえ～」
「いやいやもう四十も半ばですから」
驚愕！ といっていいような顔をされた。

私のこと、最初は近くの大学の学生だと思っていたらしい。
でも買うものがなんか所帯染みている。
そこで「近くのお嬢さんがおつかいに来てるのかなあと思ってたのよ」
...お嬢さんって...おつかいって...。
おそらく奥さんは六十才前後。老眼で私の皺が見えなかったんだろうけど。

ここまでひどくないにしても、けっこう若くみられがち。
それも、三十代とかではなく、一気に二十代。
へこむんですよ、これ。
（頭悪そうってこと？）（若作りなのかな？）などと悩んでしまう。
「ふけてみえる」は思っても黙ってるものだけど「若くみえる」はほめ言葉と思うのか親しくもない人から遠慮なくいわれるし。
ごくふつうのかっこうしてるつもりなんですけどね。
やっぱ化粧っけがないのがいけないんだろうか。

私は「こども」からいきなり「おばあちゃん」になっちゃうのかなあ。
なんかさみしい...。

【今日の一冊】

シバトラ（1）
実は夫もかなり童顔。三十超えた頃にスナックで「ボクはお酒飲んでもいいの？」と聞かれたことがあるらしい。いまも、年を知ったらたいていの人が驚く。「この顔でハゲたらきつい」といってます。うん、たしかに。

＊おまけ＊

ネックの折り返しがポイントに♪4℃のニットタンクトップ★
現役二十代の頃の私は、大人な服（夫いわく「ババくさい服」）が好きでした。その頃はまだ４℃が婦人服を扱っていて、私好みな服（夫いわく「どっからこんな地味な服さがしてきたん？　しかも高っ！」）が多く、無理して買ってました。今考えたら年相応のかわいい服着ればよかった。４℃は少し前にアパレルからは撤退したみたいです。今着たらちょうどよさそうな服ばっかりだったのになあ...残念。