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おだやかにゆるやかに

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16. 美肌作りにミョウガ

日本が誇る伝統野菜「茗荷」でニキビ・くすみのない清涼感のある肌に

2013年6月28日 丸田みわ子丸田みわ子 食

日本原産の野菜は極僅か。
夏の清涼料理には欠かせない「茗荷(みょうが)」は貴重な日本原産野菜です。
茗荷を入れるだけで上品な味になりますよね。

でも意外と使い方がわからない!?という方も多いので、
美肌効果と共に、どんなお料理に適しているか見ていきましょう。

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■茗荷の気品ある香りはα-ピネンという精油成分はストレス緩和効果も

茗荷の独特の香りはα-ピネン(ビネンとも呼ばれる)という精油成分で
集中力を高め、神経を鎮めてストレスを緩和する効果が期待できます。
また血液の循環を整える働きもあるので、お肌のくすみ対策にもなります。


■茗荷の歴史
3世紀に書かれたあの「魏志倭人伝」にも記されている
古くから食べられている伝統野菜というからすごい!
7世紀には既に茗荷の醤油漬けが食されていたという記録も残っています。


■茗荷の絞り汁で美肌パックにも:毛穴のお掃除に最適
茗荷をすりおろして絞った汁をガーゼやコットンに含ませて顔にパックすると
殺菌作用があり、毛穴の老廃物やアクネ菌のお掃除に最適ですよ。

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■お料理に茗荷を使おう
まずは、わさびや生姜のかわりに使ってみましょう。
代表的なスライスの仕方は2種。
(1)縦半分にカットしてから斜め薄切りにする。
(2)縦半分にカットしてから横に小口切りにする。

茗荷は生で食べる際、繊維が硬いので縦にそのままスライスすると繊維質が残ります。
必ず斜めか横にカットして繊維を断ち切るのがポイント。
その後は冷水にさらして、辛味を和らげましょう。
冷奴やお刺身、ステーキや生姜焼き、サラダなどに合いますよ。

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■茗荷の甘酢漬け
【材料】4人分
・茗荷 8個 
[甘酢]
・お酢 100cc ・果糖(砂糖でもOK) 大さじ4

【作り方】
1、消毒したジャムの空瓶を用意し、[甘酢]の材料を入れてよく混ぜておく。
2、茗荷は縦に4等分にカットし、熱湯でさっと茹でる。
3、ザルにあげてキッチンペーパーで水気をとったら、熱いうちに1に漬ける。
4、粗熱がとれたら瓶の蓋をして冷蔵庫で1晩おく。
※3週間ほど日持ちします。

血流の流れを良くしてくれる茗荷は顔色を明るくしてくれます。
茗荷と共に優雅で清涼感ある美人肌を目指しましょう。

【参考】
・内田悟著(2012年)『内田悟のやさい塾 春夏 旬野菜の調理技のすべて』メディアファクトリー
・美ST 2013年8月号 光文社


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