何かが出現する予感
一日の出来事の中に幸福を見いだそうと思う祭壇に向かい、鞍馬に出向き、滝に入る滝に導く人の過去を洗い未来を浄化しようと務める八大竜王大祭で浄めた白衣水の力風心がほぐれ、言葉が漏れはじめるそして、正直な対話がはじまる因果は絵に描いたように今に作用しているそれでも、人間は行かない方がいいよ、という道に踏み込んでしまう弱い生き物しかし、自分がつくりだした原因に向かい合うことでまた、歩き始めるそして、自分のためだけじゃなく人のために、なにかを、やってみようと思うになるそのころには、元気を取り戻す空也の滝での「滝行」は、一つのきっかけに過ぎない帰っていかなければイケナイ日常の中でしかすべては解決しないのだから写真・八大竜王大祭の夜夜の護摩に立ち上がる龍神の姿を振り返る