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2007年02月28日 楽天プロフィール Add to Google XML

久々に福祉関係の記事/"知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか
[ 医療・看護・福祉関係 ]    

久々に福祉関係の記事
それも、久々にTB(トラックバック)での記事です。

最近このBLOGに付くTBにろくな物はなく、削除するのも面倒になってきてたので、いっそTBを禁止しようかとも思っていた矢先ですが、本来のTBの目的に沿う様な記事を見つけたのでTBは有用なんだと再認識しました。

くだらない、巡回TBを貼り付けている三下は気にせず、TBは正しく使いたいと思います。


閑話休題

本題の記事です。TB先をまずは一読して欲しい。
題名から衝撃的な記事ですね。
これを(筆者がいっている事が本当なら)若干17歳の女の子が書いている事が、「凄いな」とも「悲しいな」とも思うのです。

理路整然とした文章ですね。
私なんかより数段文の構成も上手いし、主旨・要点もわかります。

なので、本人の気持ちや意図もわかりやすい。だからこそ、NET上で話題になるほどの反響もあるのでしょう。
17歳って事もセンセイショナルさを更に掻き立てますね。


色々コメントやTBが貼ってあるので、その先も読まれると面白いです。

さてさて、そうして私が気になったのはこの部分(下記記事抜粋します)


自分が将来子供を授かったとして、もし堕胎可能な時期にその子が障害を持つとはっきりわかったら

私は間違いなくその子を堕胎する。育てて行く自信がない。

自分や自分の子供が傷つくだけならまだいい。苦労しようとかまわない。

だが、自分以外の見知らぬ誰かの人生を狂わせてしまうのではないかと思うと怖くて仕方ない。


これは、子どもを持ったことがない人の理屈だ。17歳でないにしても、これを書いた子は子どもを持ったことが無いひとなのは疑いないと思う。
「実際に子どもがいれば、自分や自分の子供が傷つくだけならまだいい。」
なんて言葉は残念ながら出てこなくなるだろう。
やはり、自分の子傷つく事だけは避けたいのが親の本音だろう。

それにだ。知的に障害をもつのは、妊娠中からの先天異常だけとは限らない。
もし、育児の途中。出産時。その他色々な場面で自分の子が知的に障害を負う事になったとして、この人はその子を愛することができるのだろうか?

知的に障害を持つ事がどんな意味をもつのか本質的に理解している人は実は少ないと思う。
実際、そういった施設働いている自分でも、どの程度理解できているか疑問に思うほどだ。

知的に障害があると善悪・清潔不潔の判断が出来にくかったり、自分の衝動が抑えにくいときもある。
ストレスにも弱いので、理解していても抑制が効かない事もある。

しかし、それが総て許されるのか?

いや、それはそうではない。
許されないことは、許されない。
繰り返し、繰り返し指導やサポートを入れていかなければならない。

だが、隔離する事は別問題。
というか、それは有り得ない方法論だ。
犯罪差・異民族・異教徒・障害者
自分と違う人間は総て隔離すれば幸せな世界が構築できるのか?
それはないだろう。
前に、2割の法則
のところでも書いたが、どんなに隔離し、殺してしまっても、今、健常と思っているひとの中から、何割かは障害を持つ人が出てきてしまうのだ。
人の世の不思議だが。

決して安全な世界なんて生まれない・構築できない。
ユートピアは有り得ない。
だから、障害を否定する人も必ずいる。それが世界だともおもう。

もし、自分の娘が誰かに犯されたり、殺されたりしたら、多分私は相手を殺してしまうだろう。
障害者でも健常者でもだ。
それが、当事者の気持ち
嘘詐り無い、当事者の真実だ。

だが、それは当事者のものであって、全体のものではない。
記事を書いた彼女がどんなに辛かっただろうとは思うが、それが障害者全体の隔離に昇華されるものではないのだ。


今、政府は福祉に対する財源がなくなったため、ノーマライゼーションを口実に受け入れ態勢のできていない社会に介護・福祉・医療を押し出している。
そのことの弊害があちこちで出ているのに大きな問題にならないのは何故だ?

これからも、そう言った問題は多く起こり、無理解や溝は嫌が応にもふかまるのではないか?



最終更新日  2007年02月28日 21時45分29秒
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