カテゴリ:行政、どうやねん
前回、教育大学にちょっと触れたが、たとえば京大の教育学部は基本的に研究機関であって、教員養成系ではない。(だから、付属小中学校を持ってない。)
教育心理学などのエキスパートを育てる役割を担っている(はず)。もちろん、教員免許はとれるし、農学部からでも教員免許をとりにいける。 京都教育大学は、師範学校を母体とする、純然たる教員養成系(とくにさいきんの学生募集は養成系しかない)。同じ教育学部でも「住み分け」がある。 じゃあ、医学部でも、研究機関と医師養成機関の分担をして、「町医者養成系」ってないもんだろうか。獣医なみに、とりあえず各科の診療を受け付け、一定以上の患者は専門家のいる病院におくる。 「自治医大」って、かつて無医村の解消のために自治体が協力して設立したはずだが、そこを出てしばらく田舎で医師をしても、そのうちに都会の大きな病院に入り、そこそこ経験をつむと「○○科医院」を独立開業する人も多い。「独立先」が小児科や産婦人科にならないのが現状。 私の年収ほどの月収を用意しても医師が確保できない? 絶対数が少ないのか、そんな報酬は「はした金」でもっと儲かるほうに流れるのか、医師免許をもちながら埋もれている人はいないんだろうか? (教員免許や保育士免許や看護師免許をもって埋もれてる人はたくさんいる) 全国でピンチが続いているとき、立ち上がってくれよ、医学部さん。こればっかりは、素人が手が出せないんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月01日 21時48分05秒
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