カテゴリ:行政、どうやねん
伊勢名物といえば「赤福餅」
京都の小学生は、ちょっと前まで、修学旅行の行き先がたいがい「伊勢」方面だった。 戦前の「伊勢参り」の延長なんだと思うが。 そのとき娘の担任が「おみやげに『赤福』は買わんでもいいよ。京都駅でナンボでも売ってるから」 じつは、京都駅のkioskでみやげ売り上げトップは、「おたべ」でも、「そばぼうろ」でもなく、なんと「赤福」。 これが、さいきん流行の「偽装表示」していたニュース。 ところで、「赤福」 ひっかかった「製造年月日表示」ですが、じつは、食品衛生法、JAS法では、 「製造年月日の表示義務はない」(むしろ、製造年月日を「表示してもさしつかえない」のレベル) 【Q&Aより】 「Q9 客観的な期限の設定は、どのような根拠に基づいて行うのですか。」 期限の設定を適切に行うためには、食品等の特性、品質変化の要因や製造時の衛生管理の状態、原材料の衛生状態、保存状態等の当該食品に関する知見や情報を有している必要があることから、食品等事業者(表示義務者)が期限の設定を行うことになります。 つまりは、製品をよく知った業者が自己責任で付けなさい、ということ。 「赤福」も、偽装などせずに、「自己責任」で消費期限なり「賞味期限」だけ表示してれば、摘発されてなかった。 ウソをつくなら、黙ってろ。 ってところですか。 (ちなみに、この法律が「改正」されたのは、輸入食品の「製造日」がどうしても出遅れるので、表示をなくせばええやんか、という海外の圧力。~日本が弱い「海外」といえば、あそこやね) しかし、「赤福」の原材料。重量順に「砂糖、小豆、もち米」とは、知らなんだわ。たしかに甘いけど。(やっぱり、砂糖がトップではイメージが悪いんだろうか。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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