カテゴリ:平和のこと
我々の学生時代は、「10・21」というと、全国統一平和行動の日だった。
1943年。戦争激化の中で、それまで徴兵猶予されていた大学生にも、 「召集」が行われ、10月21日には、「出陣学徒壮行会」が行われている。 ほとんどは、「文系学生」だったが、いわゆる「理系」学部の中でも、「農学部」だけは、 直接戦争に役立つ研究をしてない学生は、召集対象になった。 戦没学徒の遺稿をまとめた「きけ、わだつみの声」が刊行され、 「わだつみの像」は、現在、立命館大学におかれている。 これを記憶し、「ペンを銃に持ち替えない」という意志を確認する場として、集会や学習行事があった。 しかし、さいきん、平和憲法の危機だと言われている中で、「10・21」って、聞かないなと思ってたら、京都府学連自体の組織がずいぶん弱ってるみたい。(学生自治会が消滅してるんだろうなあ。京大も、龍大も、府立大も、自治会ないの?) 昔は立命館に府学連事務局があったけど、さいきんの立命の儲け主義から外れるような団体は部屋を貸さない? だいじょうぶか?「わだつみ像」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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