カテゴリ:行政、どうやねん
「性同一障害」の人達の、「戸籍上」の性別変更を認める法案の提出が、議決されたというニュース。
(「提案」が議決されただけで、法案が議決されたわけではない) 「たかが戸籍」が、私の基本スタンスではありますが、 「男女の定義」って、そもそも何なんだろう。 それより、「300日規定」で、「遺伝子の父親」を「父親」として出生を認めない民法のほうが問題だと思うけど・・・。 さらに、「国籍法規定」による「結婚規定」差別を違憲だと訴えた、【フィリピン人母と日本人父の間に生まれた子】に、最高裁は子どもたちの全面勝訴の判決。 【・・・判決で、最高裁判所大法廷の島田仁郎裁判長は「家族や親子についての意識の変化や、多くの国が父親の認知で国籍を認めていることなどに照らせば、両親の結婚を国籍の条件とすることが合理的とはいえない」と指摘しました。 そのうえで、「国籍が基本的人権の保障を受けるうえで重大な意味を持つことを考えれば、子どもたちが差別的な扱いを受けていることは見過ごせず、国籍法の規定は法の下の平等を定めた憲法に違反する」として、日本国籍を認める判決を言い渡しました。 これに対し、5人の裁判官は、どのような条件で国籍を認めるかは法律を作る国会が決めることだなどとする反対意見を述べました。】NHKニュース6月4日 反対意見の裁判官5人の、「国会で決めることだ」は、正論だと思う。 (国民の権利」を保障するためには「国民であること」すなわち「日本国籍」ということになるので、本来的には、ちゃんと法整備して、法にのっとって国籍を認めるのが正しいはず) 緊急性を考えれば、「戸籍がない」子の不利益と、DNA鑑定による父親の認定手段を無視するような「300日規定」も、「合理的とはいえない」はず。 いつまでも、「国会」は決められないのか? 「暫定税率」は、あっという間に決まっちゃったけどなあ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月04日 21時14分47秒
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