カテゴリ:数学は芸術だ
三題噺のネタになっちゃうが。
「マンホールの蓋は、なぜ丸いのか?」 には、ちゃんとした理由があって、 蓋をずらしたときに、丸い蓋ならば、絶対に中に落ちない これは、数学的には常識である。 100円玉や10円玉は、丸いから自動販売機のなかでつっかえることはない。 (なお、「定幅図形」であれば、とくに○でなくても大丈夫で、 たとえば、外国でたまに「7角形の定幅図形」のコインがあるが、 これでも、自動販売機の中でつっかえることはない。 これを思い出すきっかけは、 西松建設献金問題。 「政治資金規正法」というのは、まったくの【ザル法】で、 ≪企業が政治家にお金を渡して、何かのときに便宜をはかってもらうのは「贈収賄」になって違法だが、 資金管理団体を作って、何もないときから日常的に献金をうけて、金額を報告していたら、 結果的に、企業の利益につながる法律の成立(たとえば労働者派遣自由化など)に手を貸すことになっても合法≫ というもの。ザルの目はかなり粗い。 つまりは、企業から政治家に渡ったお金の額ではなく、 通り道の「形」さえクリアしたらOK。 「西松建設→小沢事務所」の場合は、この【ザル】にすら引っかかったわけになる。 「自民党の政治家は大丈夫」だろうという高官の話があるが、 つまりは、「ちゃんと丸く作ってあるから引っかからない」 ・・・ということなんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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