カテゴリ:迷信のこと
若者が、「星占い」に人生を託していた。
科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 オッサンが「大安、仏滅、友引…」で行事の日取りを決めていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 オバチャンが「水子のタタリ」を気にしていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 視聴者が「占い師」の言うことを真に受けていた。 科学的根拠がないのは知っていたが、私は何も言わなかった。 世の中がカルトに支配されそうになった。 私は声を上げたが、もう遅かった。 そんなことにならんように。 (選挙のときだけ、カルト集団を批判しても、マインドコントロールの根は断てない。) マルチン・ニーメラー牧師の詩より。 ナチ党が共産主義を攻撃したとき、 私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。 ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。 私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。 ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。 私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。 ナチ党はついに教会を攻撃した。 私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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