◆血液をサラサラにする食生活◆
ドロドロ血液の最大の原因は食生活にあるといっても過言ではありません。
偏った食生活が生活習慣病を招いてしまうのです。
でも食生活を改めることで、血液はサラサラになるのです。
食生活を改善して、生活習慣病を予防するさらさら生活をしましょう!
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◆日本型食生活が血液サラサラへの道◆
日本型食生活とは、米や魚介、大豆製品、野菜などの昔から日本で
食べられてきた食材に、肉や乳製品などの欧米型の食材が
バランスよく加わった食事内容のことです。これは世界的にも高く
評価されています。現在日本は世界一の長寿国を誇っていますが、
その源のひとつにこの健康的な食事があるのは言うまでもありません。
日本型食生活の基本的な食材である魚介や大豆製品、野菜類には
不飽和脂肪酸や各種ビタミン、ポリフェノールがなどの抗血栓成分や
抗酸化成分を豊富に含んでいます。一方、肉や乳製品にはたんぱく質や
カルシウムなどの血管を丈夫にする栄養素が豊富です。
これらがバランスよく組み合わさることで、血液サラサラ効果が
高い食事内容になります。
日本型食生活実践にあたっての最も簡単な方法は、一日3食の食事を
「主食」「主菜」「副菜」の3品がそろった献立にすることです。
主食はご飯やパン、麺などの主に炭水化物が中心の料理で、
エネルギー源の中心になる料理です。主菜はいわゆるメインディッシュで、
魚や肉、卵、豆製品などのたんぱく質源の食品が主原料の料理です。
副菜は野菜や芋、きのこなどが主材料のサブ的な料理で、主にビタミンや
ミネラル、ポリフェノール源になります。この3品に汁物などの
もう一品を加えると栄養バランスのよい献立になります。
◆血液サラサラ食材「オサカナスキヤネ」◆
オ=お茶
渋みの成分・カテキンに抗酸化作用があり、体内での活性酸素の
発生をおさえて白血球の流れをよくします。またコレステロールを
下げる作用もあります。特に緑茶がおすすめ
サ=魚
イワシ、サバ、サンマなどの青背魚に多く含まれる不飽和脂肪酸─
ドコサヘキサエン酸(DHA)、イコサペンタエン酸(IPA)などは、
赤血球や血小板に作用して血液の流れをよくします。中でもIPAは、
赤血球の膜をしなやかにしたり、血小板の凝集をおさえる物質を
生成したりして血流を改善する働きがあります。
カ=海藻
こんぶやわかめに含まれるヨウ素は新陳代謝を活発にさせます。
また、ぬめり成分であるアルギン酸は血糖値の上昇を防ぎ、
コレステロール値を低下させる作用があります。
ナ=納豆
ナットウキナーゼという酵素に、血栓をとかす働きがあります。
血栓は夜にできやすいので、納豆は夕食に食べるのがおすすめ。
ス=酢
血液サラサラ効果ナンバーワンの食品は黒酢でした。
酢に含まれる酢酸やクエン酸が赤血球の膜をしなやかにし、
変形能を高めます。黒酢はアミノ酸やミネラルを豊富に含み、
風味もよいのでおすすめです。
キ=きのこ
きのこに含まれるベータ-グルカンという多糖類はコレステロールや
血糖を減少させ、さらに免疫力を活性化させる働きもあります。
またきのこにはコレステロール値を下げる作用もあります。
ヤ=野菜
いろいろな野菜から食物繊維、各種ビタミン・ミネラルをとりましょう。 ビタミンCは優れた抗酸化力を持ち、白血球同士がくっつくのを
予防して血液サラサラに役立ちます。ベータ-カロテンには活性酸素を
おさえる働きがあります。
ネ=ねぎ類
長ねぎのほか、玉ねぎ、にんにくも含みます。
ツンとくるにおいの元・アリシンに、血小板の凝集をおさえて
血栓の生成を予防する働きがあります。また玉ねぎには血糖値を
下げる作用、にんにくには赤血球の変形能を高める作用があります。
→血液サラサラ栄養学
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◆水分不足は 血液ドロドロの最大原因!◆
水分が不足すると血液中の血しょう量が減り血球の割合が増えてきます。
すると血液はドロドロし流れにくくなります。血球同士が
くっつきやすくなって集まり、粒が大きくなったり鎖状に
つながったりしてしまうからです。これを防ぐためには、
体内の水分量を保ち血しょう量を適量に維持することが大切です。
これは難しいことではなく、こまめに水分補給をすればよいのです。
特に夜中から朝方は、寝ている間に水分が失われて
血しょう量が減るため、かなり血液がドロドロ状態になっています。
そのため血栓ができやすく、血管がつまりやすくなってしまうのです。
このようなことを防ぐためにも、寝る前にコップ1杯の水を飲み、
起床後もすぐに水を飲む習慣をつけましょう
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