田舎暮らし日記

アイルランド


アイルランド(2017.7.23~8.1) 





アラン諸島 イニシュモア島




アイルランドに行って来ました。
30年ぐらい前かなあ?
東京に住んでた頃通っていた英会話スクールの先生がアイルランドのダブリン出身の方。
それまではアイルランドのことなんてさっぱり知らなかったんですが、興味を持ってアイルランドのアラン諸島、アランセーターとかに憧れた記憶があります。

そして今回、やっとそのアイルランドに行って来ました。
先月の北海道に続き、暑いところから涼しい、いえ寒いところへの旅行。
寒い時に暑いところに行く旅行は毎度のことでなんの慣れっこですが、13~4度のとこからこの暑い岡山はマジバテますね~。
帰って来てからあまりの暑さにぐったりです。
まあそんなこともあり、帰宅してから少し日にちが経ちましたが、今日から少しずつアイルランドの旅日記をアップして行きますね。

さて今日は先ずアイルランドに到着するまでです。
今回は関空から昼便のKLMで先ずアムステルダムへ。
そしてアムステルダムでは何とも長い約6時間の乗り継ぎ時間でダブリンに到着です。
自宅を出たのが朝の5時半、ダブリンのホテルに到着したのは夜11時半頃(日本時間朝7時半)ですから約26時間、長かったですね。
そんなに疲れたってほどではないんですが、翌朝の出発が早かったのでめっちゃ大変でした。

アイルランド2日目、ダブリンから北に向かいベルファストへ。
私はアイルランドに行く直前まで、アイルランドは一つの国?って思ってたんです。
ところがこのベルファストのあるアイルランドの北側はイギリス領だそうで、なんと通貨も違ってたんです。
ここ北アイルランドはポンドで、その他の場所はユーロです。
なんとも面倒です。
私はイギリスポンドを持たないまま、カードを使ってコーヒーを飲んだり・・・。

写真はマウント・スチュアート、人気の庭園だそうです。
他の写真で見たほどお花が咲いてなくて今一つ寂しい感じ。





とても広い庭です。





手の形してます。
上にも形作られた植木が・・・。





タイタニックミュージアムです。
これもここで初めて知ったのですが、あの有名な映画にもなったタイタニック号。
あの船が製造されたのがここベルファストだそうで、だからそのミュージアムがあるんですね。
館内の展示がなかなか面白かったです。





今回の旅行では、最初の2日ぐらいはとても良い天気でした。
アイルランドは曇りとかスコールみたいな雨とかが多いところらしく・・・、その後はずっと正にそんな天気でした。
この2日間は昼は半袖でも良い感じ、持って来たお洋服が長袖ばかりで厚かったかな?と思いましたが、その後は超寒い。
風も強いし、気温も14度ぐらい?
ダウンに帽子にマフラーが必要って感じでした。
1日のうちの寒暖差が大きいとこって誰しもでしょうけど苦手ですね。
暑いなら暑い、寒いなら寒い、どっちかにしてくれって感じでした。

3日目はベルファストを出発して更に北側に向かい、ジャイアンツ・コーズウェイへ。
ジャイアンツ・コーズウェイは世界遺産で、6角形の石の柱でできた変わった風景です。

まずここがその出発点、ビジターセンターです。
奇岩とは打って変わった建物ですが、奇岩を似せて作った建物らしいです。





奇岩はこの下の場所、ここを通って降りて行きます。





海の側にこの6角形の柱で出来た景観があります。













後ろ側はすぐに山になってます。









さて今日はアイルランドの旅行中に感じた車窓の風景です。
アイルランドはやはり北海道の景色に少し似てるって感じました。
でも北海道みたいな高い山はないんじゃないかな?
走っても走っても平原と丘、それにそんなに高くない山って感じです。

でそこで見かけるお家がどれもきれいでおしゃれです。
市街地はまた違うんでしょうけど、郊外はほとんど新しい素敵な洋館ばかり。
広い庭があったりで隣の家までもかなり離れてちょっと寂しそう?
車がないと生活は出来そうにないところです。
お洋服や飲食店の値段、物価はそんなに高くないと感じましたが、アイルランドの生活水準は高そうでした。
だから当然治安も良さそうに感じました。

ジャイアンツ・コーズウェイから近くにあるブッシュミルズ蒸留所です。
アルコールの全く飲めない私は知らなかったんですけど、ブッシュミルズと言うのは有名なアイリッシュウイスキーだそうです。
でツアーではよくある蒸留所見学と試飲、もちろんウイスキーを購入できます。













ここの蒸留所内のレストランでお昼だったんですが、さすがにウイスキー蒸留所?
デザートのケーキのクリームまでウイスキーが入ってて、アルコールを全く受け付けない私には食べられず・・・。
でもここのお水は美味しかったです。
だからこそウイスキーも美味しいのかも知れませんね。

そうそう、アイルランドでは水道の水は飲めるのでレストランとかではそのままタダで出て来ます。
ところがこれが超まずい。
私にとってだけ?かも知れませんが・・・。
そしてレストランのお水が美味しくないのでボトルの水を買う。
ところがこれもとんでもなく不味い、私的にはハズレな味の水もあるんです。
何本か飲んでそれなりに飲める水を発見、それ以降はその水を買ってました。
全般的には美味しい水はなかったんですが、ここブッシュミルズの水だけは超美味しかったです。

そして飲み物ついでに今日はアイルランドの食事について少し。
アイルランドではどんな食事?って行ってみるまで知らなかったんですが、どうもジャガイモが主食の国らしいです。
今回はツアーですから、ほとんど全食付いてるんですが、何とそのうち9割以上がマッシュポテト添えなんです。
でそのおかずも白身魚とかサーモン、もしくは私の苦手なチキンか・・・レパートリーがとても少なく感じました。
でもって味がほとんどクリーム味、トマト味は一度も出て来ませんでしたね。
毎日小さなサラダとパン一切れ、マッシュポテト添えのメイン料理に甘い甘いデザートです。
めっちゃ飽きましたね。

実は今回は私的には料理が美味しいと思ってたJ〇〇のツアー、ランクはいちばん下のツアーらしいですが、それでも食事はある程度美味しい・・・って思ってたのが大きな間違いでした。
まあアイルランドの土地柄ってのもあるんでしょう。
食べ物はイギリスとちょっぴり似た感じに思えました。
イギリスと言えば、フリーで行ってわりと高いレストランで毎日7000円~10000円の夕食を食べても今一つってな国でした。
だからツアーともなるともうしょうがないんでしょうね。

残念ながら痩せることはできませんでしたが(笑)、しまいには何だか胃もたれして気持ち悪くなってました。
最後の日の夕食だけ各自で食べれたので、私はサブウエイのサンドイッチ。
あ~、それがなんと美味しかったこと!!
今回つくづく思いました。
アイルランドは食事以外は素晴らしい自然のある素敵な国です!!


写真はもう少し続きます。
旅行4日目になりますが、アシュフォード城です。
ここはお城を改装したホテルになっててめっちゃ重厚です。
有名政治家さんやスターが宿泊するそうです。
建物の写真しかないんですが、ここには巨大な庭があるんです。
そこがすごかったです。









旅行5日目、いよいよ今回の旅のいちばんの目的、アラン諸島にやって来ました。
今日は写真が多いですよ。
楽しかった様子が伝わるかな?

ロッサヴィールと言う町から約4~50分、船でアラン諸島、イニシュモア島に渡りました。
いや~、この船がすごかった!
こんなに左右を陸に挟まれた場所だからお船はそう揺れる訳がない、と思ってたら大間違いでした。
生憎の強風で大揺れです。
景色を見たくて2階の甲板にいた私はそこから身動きできなくなりました。

そんなお船に乗ってイニシュモア島に到着。
この日は晴れたり曇ったり雨降ったり。
でもメインのドンエンガスに行った時にはお天気は晴れ。
強風だったので晴れてて本当に良かったです。

断崖絶壁の素晴らしい景色の見える場所には歩いて登って行きます。









お久しぶりです!私は元気です。
実はこの写真を撮る時以外はあまりの強風に、頭にはフードを被ってました(笑)。





だいぶ登って来ました。





この要塞の向こうに大迫力の景色が見える場所があります、もう少しです。





この要塞の門をくぐって向こうに出てみたらそこは爆風です。
沖縄の台風の時みたいです。
たまに突風が吹くんですが、私はその風に押されてました。
前に進むのも大変です。
ここで持ち物を飛ばされたらいけないと、手に持っていたものはすべてリュックの中に・・・。
カメラだけを握りしめて、マジ命懸けで?写真を撮りました(笑)。









一歩踏み込んで下の様子も撮りたいって思うものの、危ないのでどうしてもそこから進めません。
この場所がいちばん命懸けでしたね。





こっちは逆側の景色です。





岩の下を覗けば外国人が・・・。
よくこんなところまで行けましたね。





この後車で港の方に向かう途中で見えました。
たぶんアザラシ?です。
6匹ぐらいいるようです。
こんなのが自然の中に見えるって私は初めてです。
画像はかなりのトリミングをしてるのでひどくてすみません。





イニシュモア島にあったアランセーターのお店です。
私はアランセーターはかなり欲しかったんですけど、日本ではセーターって着ないので躊躇してここではTシャツだけ買いました。





でも結局ダブリンでどうしても欲しくて、セーターではなくアラン編みのマフラーを買いました。
私にしては珍しい自分へのお土産です。





アイルランド6日目、今日も引き続き断崖絶壁観光です。
昨日のアラン諸島の対面のアイルランド本島にそれはありました。
今日の断崖絶壁はモハーの断崖。
昨日の今日だったから感動は今一つでしたが、こちらも負けず劣らずすごいです。
ただこちらの方が、整備されていて観光化されてました。

ここのビジターセンターの前にある像。
右上には断崖絶壁に向かう道が見えてますね。





道はこんな風に整備されてます。





塀があるからここは怖くありません。









晴れていたのもつかの間、あっという間に天気が変わります。
青空のもとで撮った写真とは雲泥の差になっちゃいますね。









こっちは逆側。





モハーの断崖の北側にあるバレン高原でみた巨人のテーブル。
右側にいる人と比べるとその大きさが分かります。
この辺りは巨大な石がたくさんある丘が広がります。





ここからは海沿いを離れて、後半の観光地に向かいます。
引き続き6日目の午後はリムリック市内観光です。
市内散歩中の景色です。





街の中心には川があります、ヨーロッパではよく見る景色です。









ここの川は激流です。





そんな川の中で水遊びをしてるワンコ。
泥だらけの水で水温も冷たそうですが、飼い主に言われる訳でもなく自ら川に入ってました。





私たちには寒い気候ですが、アイルランドの人達には短い夏なんでしょうね。
海で泳いでる人(さすがにウエットスーツは着てました)、公園で裸で日光浴する人、噴水で水着を着て遊ぶ子供たち、そんな光景は何度も見ましたよ。

さてこの散歩中、いちばん傑作だった光景(失礼!)、結婚式です。
このアイルランドのグラマーな女性たち、そしてその映画に出て来るような派手な服装。
いや~、見てて楽しかったです。
日本なら決して載せられない画像ですが、遠い遠いアイルランドだから大丈夫かな?(笑)
画像をクリックしたら大きく見えます。
左側の2人の女性とかめっちゃステキです。





旅もいよいよ終盤、7日目、ロック・オブ・キャッシェルです。
これは要塞だそうでその要塞の中に教会とかの跡地があります。









さてこの上の写真には今回のツアーでご一緒した日本人の方たちのほとんどが写っています。
今回のツアーは全員で17人、パワフルな女性添乗員さんとともに日本人18人での旅でした。
今回はそのうち半分近くがご夫婦、あとは一人参加が私を含め5人。
男性の一人参加が1人だけだったので、ちょっぴり寂しかったらしいです(笑)。
全般的には年代の高い方が多いツアーでしたが、いつものことですが皆さんお元気でびっくりです。
私がいちばん弱弱しいかも?

その後向かったのはグレンダーロッホです。
ここは森の中にある昔の教会のあった跡地だそうです。





そこの入り口で楽器を演奏されてた女性。
見たことのない楽器で、吹く訳ではなく、わきの下にある空気の袋を押したり膨らませたりして音を出す楽器みたいです。
不思議な音色でもっと聞いていたかったんですが、そこはツアーのため残念ながらほんの一瞬。
日本でも紹介されたことのある方らしいです。





アイルランドも8日目、いよいよ観光最終日です。
トリニティー・カレッジです。
朝オープンと同時に行ったのでほとんど並ばずに入れましたが、出て来た時にはすごい人。
写真のケルズの書と言うのが中にあります。





オールドライブラリー、写真はその一部で、こんな書庫が左右にたくさん並んでました。
ここは人気ですごい人でした。





この後ギネス・ストアハウスへ。
写真がないのはこの時残念ながら雨でバスからあわてて建物へ。
以前にも書きましたが、私はアルコールが飲めないので、全く興味なく知らなかったんですが、ギネスビールはここアイルランドの物だったんですね。
このストア内で飲むビールは同じギネスでもとっても美味しいそう。
7階だったかな?バーになってるそこからはダブリン市内が見渡せて良かったです。

この日は午後から自由行動で、どこに行こうかな?って向こうでガイドブックを読んでお勉強したりもしたんですが、生憎の天気で一日中雨が降ったり止んだり・・・。
ってな訳で、賑やかなテンプル・バー周辺をぶらぶらしたりお買い物したり。
バーでは昼間っから大音響での生演奏、たくさんの人が盛り上がってました。
私は雰囲気だけ・・・そこの2階でお茶飲んでました。

翌朝は早朝にホテルを出発、今回は帰りも何事もなく、無事自宅に帰り着きました。
アイルランド旅行記はこれで終わりです。
最後まで読んでもらってどうもありがとうございました。



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