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読了!
深い感動で忘れられない1冊となりそうです。 この本を、 読書家の友人からすすめられたとき、 一瞬、躊躇したのです(ーー;) 戦争モノ? 特攻隊? そういうの苦手なんだ…σ(^_^; 百田尚樹って作家も知らないし… すすめるなら、 恋愛モノか、ミステリーか、 ノンフィクションにして…と(ーー;) それでも読むべし! 浅田次郎が読めるなら読める!の 強力なすすめに 厚さ2.5センチ(約600P)の文庫本を読み始めたら、 とても読みやすい文章で、 一気に『永遠の〇(ゼロ)』の世界に入ってしまった そして・・・、 結論を先に言ってしまうと、 恋愛も、ミステリーも、ノンフィクションも すべての要素が この小説の中には入っていたのです 司法試験に落ち続け、 ニート暮らしをしているぼくは、 フリーライターの姉から 「祖父のことを調べる」バイトを頼まれる。 その祖父とは、 祖母の最初の夫で 祖母と結婚後、まもなく特攻隊で死んだという 会ったことも、正確な名前も知らなかった 宮部久蔵という人物…。 小説のかたちを取ってはいるけれど、 綿密な取材がなされたと思われる時代背景と描写 祖父を知っていたという 元軍人たちの証言で物語りはすすめられる。 「60年もの間、誰にも知られることのなかった 宮部久蔵という人間が、 今こうしてぼくの前に姿を見せ始めているんだ」(本文より) 衝撃の事実が 次々と明らかにされるラストまで来ると、 もう涙、涙・・・・ これは映画化されるのだろうか。 あのヤクザは誰が演じるだろうか・・・? 百田尚樹(ひゃくた なおき)氏は50代、 TV「探偵!ナイトスクープ」などを手掛ける放送作家で、 この『永遠の〇(ゼロ)』は小説家としてのデビュー作。 2009年最高に面白い本大賞 1位に輝いた作品でもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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