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カテゴリ:アニメ・ゲーム・コミック
筋肉を増やすためのトレーニングをしていたら、某血縁者に「それ、女性誌に載っていたダイエット用の体操そっくり」と言われた、健康診断で「やせすぎ」と判定される秋葉原愛好家です。
やっと出たって感じの「ジゼル・アラン」の第2巻です。 以下、ちょっとネタバレあり。 舞台は20世紀初頭のヨーロッパ。 いいとこのお嬢様ジゼルが「何でも屋」として、街の様々な出来事に関わっていく・・・ 1巻では、ジゼルの世間知らずが、逆に行動力の元となっておりました。 思い立ったら常識にとらわれずにすぐ動くことが、行動力の源となり、そのパワーが解決へと導く。 が、2巻では、世間知らずが仇となって、あやうい場面が多くなります。 実家から執事が来て監視(?)されたり、あやしい優男の同業者に弟子入りしようとしたり、業つくな奥様の依頼で意に沿わない仕事をするはめになったり。 それらを通して、ちょっとづつ成長していくジゼル。 2巻最終話で、籠の鳥が飛び出して空へ舞うシーンがあるのですが、家を飛び出し、あやういながらも段々世間で生きて行くジゼルに重なって見えました。 とはいえ、私としては、そういう成長物語より、ジゼルの山の天気よりよく変わる表情や、コマから湧き出す20世紀ヨーロッパの空気が、この漫画の最大の楽しみです。 街の建物の壁が自然にヒビが入っていてたり、屋根裏に入れば服や肌が汚れたり、いい意味で生活感がある。 アンティークな特にジゼルの服装や家具、いちいち洒落ています。 これらがかもし出す雰囲気が、とてもとても私好みなんです。 「似合わねぇー」という意見は、受け付けません(笑)。 【送料無料】ジゼル・アラン(2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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