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テーマ:科学の芽(102)
カテゴリ:徒然なるままに
アマガエル。
4月20日:カエルと子どもたち (何を食べるの?編) 4月21日:カエルと子どもたち (餌と水 編) 4月24日:カエルと子どもたち (生きていた!編) 4月25日:カエルと子どもたち (そろそろ限界?編) 4月26日:カエルと子どもたち (学習 編) 4月27日:カエルと子どもたち (GWを前に 前編) 4匹のうち1匹しか餌が食べられなかったアマガエル。 このままで大丈夫?? その続きです…。 母 「明日は金曜日でしょ。土日の餌はどうするのかな? アマガエルはあまり餌を食べてないから もしかするとその間に死んでしまうかもしれないよ」 息子 「……」 母 「それに、月曜と火曜は学校行くけど、 そのあと5日間の休みはどうするの??」 息子 「……」 母 「明日、学校に行ったら、もう一度、友達と相談しなさい。 お母さんは、5日間の休みのことも考えて、 逃がしたほうがいいと思う。今のうちだよ。 アマガエルを死なせずに池に戻せるのも」 この日、今回の一連のアマガエル騒動で、 初めて死という単語を使いました。 息子 「だったら誰かの家に持って帰るのは?」 母 「持って帰った人がひとりで4匹分の餌が取れると思う? 友達と一緒でも1匹のクモしか捕まえられなかったんでしょ?」 息子 「うちなら、網戸に虫が止まっているし…」 母 「GW中、毎日、サッカーの試合や練習があるのに、 どうやって虫を捕まえるの? 絶対に持って帰ってきたらダメ!!」 息子 「誰かが持って帰るって言ったら?」 母 「その人が本当に世話ができるかどうか考えてごらん。 どこの家もGW中はいろいろな予定があるんだから」 今回は、なかなか「うん」とはいいません。 母 「どうして逃がすのがイヤなの? 餌がなかったら死んでしまうことはわかっているでしょ?」 息子 「うん。でも、逃がしたら次に捕まえたとき、 同じアマガエルは捕まえられないし…。 別れたくない…」 すっかりアマガエルたちに情が移ったようです。 母 「そんなに大切にしたいのなら、 どうすればアマガエルが幸せなのか考えなさい。 死んでしまってから後悔しても遅いんだから…」 息子 「わかった。ちゃんとみんなで相談する」 母 「絶対に家に持って帰ったらダメだよ。前みたいに!」 息子 「……。うん」 実は息子、こういうことに関しては前科者。 2年生の夏休み前。 絶対に預かってきたらダメといったのに、 クラスで飼っていた銭亀を預かってきたことがあるのです。 このお話はまたいずれ…。 さて、アマガエルの命を大切に考えるか、 自分たちのアマガエルに対する情を取るか、 子どもたちはどう判断するでしょうか…。 一抹の不安を残しつつ、次の日の答えを待つことに―。 人気blogランキングの「自然科学」に登録中! 気になるランキングは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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