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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(345)
カテゴリ:大河ドラマ
今回、LIVE放映を久々に息子(5歳)が一緒に観ていたのですが、晴信を見て、
「あ、晴信ヒゲはえてる」 次回予告の終わりの旗指物?や陣羽織?の絵(赤から緑になってましたね)に、 「あ、変わってる」 子供の注意力とは侮れんのう… さて、本編。 佐久郡志賀城主の叛乱の報せに、集められた信濃先方衆の面々のなかに、キャー☆冒頭から真田様を拝見できるなんて♪(←バカ) アンパンマン相木殿は、謀反の気配を悟れなかったと怒られてます。 でも真田様は村上の動静をちゃんと抑えてて、さすがです♪ 馬場さんはまたも土木工事を任命されて、もはや専門職? (馬場さんと芦田信守が似ていると思うのは私だけでしょうか。鎧兜をつけるとなおさら…) 晴信ときたら、勘助様を呼ぶか訊いた信繁に、一喝。 「無用じゃ!!」 ああ~勘助様あわれ…。ここまで御屋形様の心が離れているとは、夢にも思ってないでしょうね… 村上さんは謀略が嫌いだそうです。 だから後年、真田様に負けるのか…。そんな布石に見えました。 (詳しいことは存じません。今後の楽しみにとっております♪) …何でもかんでも真田様に結び付けようとしている私、もはや異常かも… 舞台は変わって越前・長尾家。 出たー!Gackt景虎だ!! 赤い着物にロングヘア、髪をゆるく留めた組み紐がオシャレ♪ 兄を討つよう焚きつける家臣団に、 「そなたらは虚しくないか」 そして甲斐を例えに(晴信、さんざんな言われよう…)出した挙句、 「己の敵は今、この心の虚しさのみじゃ」 …こういうクサいセリフも、Gacktのあの顔で吐かれると、名文句に響きますね。 セリフまわしも結構いいやん、なんて思っちゃいました。 赤い照明受けて琵琶弾く姿もなまめかしい。 これは今後がますます楽しみです。 一方、黒アンパンマン相木殿は村上に内応の演技。 そうとは知らない真田様、勘助様を呼んで確かめます。 (真田様と勘助様が同じ画面に~☆キャー真田様の横顔ステキ~☆☆…という感じでした、ワタクシ。。。) 相木内応の報せをもたらした葉月ちゃん、伝兵衛はどうしたの?てっきり葉月ちゃんのもとで忍びの修行をしているものと… さて、そこへ現れたのは平蔵です。 ご恩を返したいと訴える平蔵の、腰のものに目をつけるなんて、さすがです真田様。 醒めた目がステキ。当然、見抜いてますよ。平蔵が自主的にじゃなく、否応なく遣わされたこともね。 軍議で「お待ち下され」と発言を求める勘助様。 やめとけ~、空気読め~、今の晴信は信虎なのよ~。 「村上の援軍は…ない」 フッと笑んで、低い声で言い放つ。ワシだけでも手は打てる、オマエの役目は終わったとばかりに。 ここに至ってようやく、勘助様も晴信の異変に愕然としたようです。…遅すぎるよ!! 板垣さんも甘利さんも無力でした。 「我らがさようにしてしまったのじゃ」 慙愧に耐えない表情の板垣さん。 それでも甘利と一緒に、あっという間に武田軍を優勢にしてしまいました。 今回は板垣さんのトンボ兜を見ることもありませんでした。残念。 優位にたった武田勢ですが、晴信はなおも「力攻め」を命令。 家臣もびっくりですが、誰も何も言えません。勘助様でさえ下向いてます。 甘利ときたら、「そなたの考えを述べよ。軍師であろう」などと、勘助様に言わせようとするなんて、ずるい! もしかすると、お気に入りだった勘助様の言葉なら晴信は聞くんじゃないかと、頼みにしたのかもしれません。 勘助様も、和気藹々と孫子を語り合っていた頃を晴信が思い出してくれるんじゃないかと、期待したのかもしれません。 でも… 「なぁにぃを得意げに申しておる」 「力をもって見せ付けておくことも肝要なのじゃ」 そこでやめとけばいいものを、内山城を持ち出した勘助様、ついに晴信のスイッチを押してしまいました… 「ひかえい、かんすけ!!!」 …誰も勘助様に加勢しなかった。板垣さんも甘利も、信繁も。心のなかでは同じことを思っていたはずなのに。みんな勘助様に押し付けて、黙り込んでしまった。 そして晴信、敵兵の首3千を掛け並べて城外から説得せよ、って、そんなの見せられて降伏するわけないやん!わざとや!勘助様をいたぶってるだけや! 晴信は、自分の心の弱さをひた隠して、あえて残虐な所業をすることで自分を守ろうとしている。でもって、これまでの自分のやり方の最たるものだった勘助様にそれを命じて、過去の自分に訣別しようとしている。そんな気がしました。 命が出た以上、勘助様は実行せざるを得ず。 涙を浮かべながら、城に向かって叫び続ける勘助様が、本当に悲しかったです… それにしても、あのCG映像では城は相当遠くに見えるんですけど、声がちゃんと届くものなんでしょうかね? 並べられているのが討ち取られた首だって、判別できたんでしょうかね? (晴信の言葉に私思わず、竹槍の先に首が刺されてずらーっと立ち並んでいる図を想像してました…。「掛け並べて」って、そういうことか~) 合戦終わって、相木殿に近寄る真田様&勘助様。(キャー☆) 村上への内応の件が「御屋形様の下知での」と語られ、勘助様大ショック。 これまで謀略はすべて任されていたのに。任されるどころか、内密にされてたなんて、事実上の軍師解任じゃありませんか。 「恐ろしきお人じゃのう、御屋形様は」 府中の屋敷に人質、ってことは、忍芽たちが同様に暮らしている真田様にとっても他人事じゃないですもんね。 そこへ現れた平蔵に、「あの者を始末するか」と歩み寄ろうとする相木殿を、顔色変えて止める勘助様。 殺したくなかったんやね。たぶん平蔵は、勘助様の心のなかの、数少ないキレイな思い出なんだろうな。これがこの先、裏目に出ないことを切に願います。 「ワシもそう思う」 同意する真田様は、対照的に醒めた目でした。私情に流されず、泳がせておく方が益になるとの冷静な判断。 と、成長した美瑠姫が、小山田様に連れられて通りかかります。 …めっちゃ美人。小山田さんが一目惚れするわけです。 それにしても、何で自決せんかったんやろ?昔、雲ノ口で相木殿に「生きのびるのじゃ」って諭された言葉を、ここでも忠実に守ったのか? 勘助様が差し出した椀を、ピシッと払い落とす所作は美しかったです。何だかこっちの方が由布姫のイメージっぽいぞ。 府中に戻った真田様、忍芽に酌をしてもらいながら、晴信を評します。 「御屋形様はまだ負けを知らんのじゃ。さような御大将は負けた者の気持ちを推し量ることが鈍くなってゆくものじゃ」 …ドラマには描かれてませんでしたが、実はノベライズには、由布姫が諏訪に送られる前、同じような言葉を板垣さんが吐くシーンがあります。 「御屋形様は、家督をお継ぎになられてから、負け知らずにござりまする。いや、あの初陣から戦においては負けを知りませぬ」 と言った駒井に対して、 「よき大将となるためには、負けを知ることもまた、大事なことであろうに」 と語るのです。 時間の都合で削られたのか、ノベライズ時に付け加えられたのかは分かりませんが… そんな以前から、板垣さんは予感として持っていた。あってほしかった伏線です。 その晴信は、「負けることが恐ろしい」と由布姫を抱きしめていました。 負けたからこうして側室となっている由布姫に語るセリフとも思えませんけども。 いつから由布姫は晴信にとって、心の鎧を脱ぎ捨てられる、弱音や何やをさらけ出せる相手になってたんでしょう? 由布姫もそんなこと言われてもって感じで戸惑ってましたけど。 「負けることなど恐ろしゅうはございませぬ!」って一喝してくれたらよかったのに。 ところで、美瑠姫をわがものにした小山田さん、 「このワシは寝首をかかれるとでも申すか。ウワッハッハ…」 自信たっぷりですね~。女性方面には強そうです。「さような危うき閨に…」とお諌めする家臣はいなかったんでしょうか? さて、次回。 いよいよ村上戦を間近に控えての謀略、心理戦のようですね。 とりあえず真田様が登場されることさえ分かれば、1週間ワクワクが継続できちゃうワタクシです(汗) 「最強の敵」、楽しみです!! <追伸> 前回の勘助様の四郎様熱にどうしても納得がいかなくて、いろいろ考えた挙句に、こんな話を書き散らしてしまいました… 個人的には、これでなんとか消化できたので(共感はできないけど…)、これからも勘助様についていきます☆ 興味のある方は、単なる自己満足で恐縮ですが、覘いてやって下さいまし♪ ◇勘助様勝手妄想エピソード(前半) ◇勘助様勝手妄想エピソード(後半) ◇言い訳というか懺悔というか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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