カテゴリ:子育て・親育ち
子ども会の育成者の一人として、午前中に新入生歓迎会を
終えると、大急ぎで帰宅。おみやげのハンバーガーをひとつ、 家で留守番してた中三の上の子に食べさせると、一緒に ダッシュで、駅へ。 地下鉄と電車を乗り継ぎ、午後1時半から池田の駅前で開かれる 第10回北摂「障害」のある子どもの高校進学を考える学習会= もっともっと普通に高校にも行きたい!=に行きました。 昨日は、市内の福祉会館で開かれた、みんなでつくる学校 とれぶりんかのしるべサークルで、今年成人になるお子さんを お持ちの先輩お母さんに、いろいろやらないといけないことが いっぱいあるんだよ、ということを聞いて、ぐきっとその重さを 感じていただけに。 二日連続、今日もまた、高校進学に関するお話を聞いたことで、 よりイメージが明確になってきたように思います。 前でお話してくださるお母さんは、四人。 大阪では、「自立支援コース」の設置や、定員割れの学校への 入学など、かろうじて、まだ「共に学ぶ」チャンスが開けているの ですが、障害を持つ子の受験は、それでも、険しく厳しい。 めちゃめちゃ「狭き門」。 それでも、その中でいろいろなところから、可能性を探っていくこと。 幸運にも入学されて、高校生活を送っておられる方のお話に すごーい!と思ったり。 「がんばったけど、ダメでした」というお話に、またまた、とても 勇気づけられました。 結局、できるだけのことをやるしかないのだな~、と。 あたりまえのことなんですが、やって、砕けて、なんぼやねん。 納得いくだけやってみなければ、あとでずっと後悔が残るだろう、と。 いやいや。わたし、面倒くさいこと、苦手な人~、本当は。 でもま、明るい未来を夢見ているのですから。 重い腰をよっこらしょ、とあげなくては。 というわけで、二年の間さぼっていた中学校への提出物、今年は がんばろう、あ、つまり、息子にやろうとプッシュすることをがんばろう、 と思います。 そして、当事者の息子も、みんなの話を聞いているうちに、「こうこう いくのがあたりまえ」と思うようになってきたようです。 「こうこう行くのかぁ?」 「いくー」 「じゃあ、提出物の宿題やろうなぁ。やる?」 「やる」 とゆーよーな「誘導作戦」で、今夜は、漢字プリント一枚、手を添えて 一緒に44問*2度ずつ書きました。 一年の時のクラス担任であった国語担当のO先生も、「みんな6回ずつ 書くんですけど、T君の場合は、頑張って書いたら……」と、配慮を示して くださっていますし。 午前中の子ども会にやってきた子ども達は、一人ごく軽い手足のまひの お子さんがいる他は、みーんな元気な「ふつーの子」。 かたや午後お会いしたのは、子ども、大人、子の保護者、すべて皆、いろいろな 障害を持つ方や、障害を持つ人にかかわる支援者、障害を持つ子の親たちです。 すごいエネルギーを感じましたが。 もっとふつーに街中で、いろんな障害を持つ人に、本当は出会ってもいいはず。 出会わないのは、障害を持つ人が外出できない、バリアーがいっぱい社会に あるから。 障害があっても、もっと自由に社会に出て行けるようになればいいのになぁ。 だって、不自然じゃん。 ふつーのところでは、障害を持つ人は殆どいなくって。 障害を持つ人がいるところにいると、障害を持つ人ばっかりいっぱい集まって いる、というのは。 どー考えても、不思議な現象です。 もっとまじったらいーのに。 そしたら、心の痛みもなく、どっちもきっとしあわせになれるのになぁ……。 そんなことを考えます。 だから、そのためには、まず、子どもが大人になっていく途中の重大な 三年間を、共に学び、共に「居る」ために、高校に行かなくっちゃあね!? とゆーわけで、Tちゃん、提出物、がんばりましょー!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.17 20:39:40
コメント(0) | コメントを書く
[子育て・親育ち] カテゴリの最新記事
|
|