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カテゴリ:教育について
先日下の子が通っている保育園の参観に行ってきた。
参観の後で子育てに付いての講演があり、申し込んでいたので夫婦で聞きに行ったのだけど、この先生の話しがなかなか面白くて、為になると言うより楽しんでしまった。(^^ゞ 勿論、内容はよくて為にはなりましたよ。 「子どもは育つ」という本も出しておられ、児童精神科医でもあり保育園も見ておられ、色んな役をこなしておられるマルチな人だ。 といっても、学者肌ですましていることもなく、えらぶっていることもない、良く喋る関西のおっちゃんという感じなのだ。 名前を北畑英樹というその先生は、現代の子供達の悲哀を面白おかしく説明しくれた。 2:6:2の法則と言うのがあるらしい。 最初の2は、その子の「良いところ」最後の2は、その子の悪いところ。6は、出来て当たり前のこと。 たとえば、健康であまり医者に通わないとか、自分でおしっこが出来るようになったこととか、成長段階で、誰もが身につけていく当たり前のことなどが、この6に入るらしい。 だから、何かというと、当たり前の事でも、ちゃんと出来ていることは、しっかり褒めてあげましょうってことだ。 そうすれば、いっぱい褒めてあげることが出来る、すると自ずと笑顔が増える。 どうも、最近のお母さんは、笑顔が少ないらしい。確かに忙しくて疲れている、もしくは、面白いことが少ない、まぁ、家族構成が少ないと面白いことも少ないわけで、叱ることの方が多かったりするのでしょう。 この先生からの、お願いというのがあった。それは、 ・子どもの良いところを10個探しましょう ・旦那(奥さん)の良いところを10個探しましょう。 そうすると、「結構いい子やん」「結構いい人やん」って事になるそうだ。(^^ゞ 子育て自体は人類の歴史と同じだけの歴史を持っている。 そして、子育てはの中身は、人類の進化と同じだけ濃い。 そして、もう一つ印象に残っているのが、 「~について知っている」と「~を知っている」の違いだ。 例えば虫について、 今の子どもは、本やビデオやネットで、異様に詳しく色んな情報を持っている。しかし、生の虫で遊ぶことは、昔の子にくらべてこれまた異様に少ない。 虫や小動物をむやみに殺生をして良いわけではないけれど、子どもの頃は、そんなことを平気でやってきた。だから、「虫について知っている」だけでなく、「虫を知っている」わけだ。 その違いの重大さをもう少し認識しなければいけないね。 だよ、「100人の女について知っている」のと「100人の女を知っている」のとは、違うってことだな。 ふむ、ふむ、納得!(^凹^)ガハハ まだまだ、修行がたりません。 大人よ、おおらかに! 子どもの成長の邪魔をする大人にならないために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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tetsu8672さん
>いいお話だったようですね。 なかなか、面白かったです。 1時間半の講演だったのですが、あっと言うまでした。 >で、ぜひ、Mixさんと奥さまのよいところ10個をお聞きしたいです♪ (^凹^)ガハハ、やっぱりそう来ましたか! 是非、心の中で、tetsuさんも奥さんのを10個探してみてくださいね。 ボクも心の中で、、、、。 (January 16, 2007 09:25:29 PM)
>この先生の話しがなかなか面白くて、為になると言うより楽しんでしまった。(^^ゞ
そうだと思います 芸名「あやしや小丸」というアマチュアの落語家でもいらっしゃるんですよね >児童精神科医でもあり保育園も見ておられ、色んな役をこなしておられるマルチな人だ。 私の周囲にも 桐朋音大の作曲科で自らの作品のCDまで発売するも 北畑先生と同じ慶應の医学部に入り直した才媛がいらしたり さらには 某・医学部を主席で出られた北畑先生と同じ児童精神科医の方で 私がタイムドメインBBSに掲出したマニアックな方法も(笑)総て難なく実行され ヴァイオリンもお上手で、アマチュア団体でも活躍中の才色兼備な方もいらっしゃいますが 何より感心させられますのは 饒舌・駄文な私などとは違い 論点が明瞭な話し方に記述が簡潔なメール… 精神科の先生は、皆さんお話しがお上手ですよね。 >名前を北畑英樹というその先生 私もその講演の模様を録画で拝見したことがあり、その博識ぶりには驚かされましたが しかし何より音楽好きの小提琴奏者としましては その北畑先生の出身学部の同窓会のサイトには http://www.sanshikai.jp/ この様な記述まであるあたり…脱帽です(笑) http://www.sanshikai.jp/topic/04/index.html >当たり前の事でも、ちゃんと出来ていることは、しっかり褒めてあげましょうってことだ。 >そうすれば、いっぱい褒めてあげることが出来る、すると自ずと笑顔が増える。 私も小さいお子さんへのレッスンでは、その通りだと思っていますし、必ずそうしています。 もっとも 人間、何歳になっても「当たり前のことが当たり前に出来る」というのには 実はもっとも大切なことであると同時に 実はもっとも難しいこと…という気がしています。 (January 19, 2007 11:07:52 AM)
小提琴奏者さん
> 人間、何歳になっても「当たり前のことが当たり前に出来る」というのには > 実はもっとも大切なことであると同時に > 実はもっとも難しいこと…という気がしています。 ホントにそうですね。それは実感しています。 だからこそ、子どもの時に当たり前のことでも褒めてあげることが必要なのかもしれません。 (January 19, 2007 12:15:53 PM) |
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