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ユーカリの木陰で里の行

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2011.07.09
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カテゴリ:ファミリー
オーストラリア、ビクトリア州では、
ついこの間、秋休みが終わったばかりだと思っていたら、
早くも冬休みです。
7月1日で2学期も終わり、今年2度目のホリデー。
4学期制で、とにかく休みが多いのよ。

また2週間ちょっとのホリデーに、子どもたちは連日ウカレまくってます。
クラスメイトの農場バースデーパーティーや、
ツタンカーメンの展覧会、お友達とプレイデイやら、
家で姉弟そろってお絵描きや本作り、海賊遊び、などなど。

7月―といえば、こちらは真冬
毎日、凍える雨がしとしとと。
つい数年前までの深刻な干ばつを思えば、ありがたいことなのですが、
自然、行動範囲はインドアに。外遊びの機会は少なくなってしまいます。
そのぶんは、当たり年だそうで。

なぁんて話をしていたら、メェの方が
「雪、行きたいね~。今度はいつ行けるのかなぁ?」目がハート

そうか、雪遊びしたいか。
やっぱり冬。珍しく、雪だくさんの冬休みだものね。
だが、雪山は遠し、、、

で、週末、アイススケートに行ってきました。
雪ならぬ、氷遊びを。
ま、雪が当たり年だろうとなかろうと、どこ吹く風のインドアですが、
冬遊びってことで。^^;
とはいえ、子どもたちにとっては、初めてのアイススケートです。

スケート場のある湾岸、ドッグランドでは、
ホリデー期間のお子ちゃまイベントが盛りだくさんでした。
ランチの後まずは、オーストラリアの野生動物に触れられるコーナーへ。
動物&爬虫類大好きなメェ、
モンバットやポッサム、ワニの赤ちゃんを撫でては、大喜び。
ムゥのお気に入りはワニの赤ちゃんで、
じ~っと眺めては、時々背中をそう~っと撫でさせてもらっておりました。

それから、スケート場近くの仮設遊園地へ。
スナックを一つと、ゲームか乗り物に何か一つ乗っていいよ~と言われて、
二人は大好きな棒つき綿菓子を。
綿菓子を食べながらぶらぶらした結果、魚釣りゲームをすることに。

そこでムゥは、思いもよらず高得点をゲット!
なんと、景品として飾られてはいても、実情はほとんど出ることもなく、
どちらかというと出店のインテリアと化しているような、
幻の特賞、巨大なカエル縫いぐるみをゲットすることができた!のでした。
ハレ~!!!グッド

もうムゥの喜びようと言ったら。大笑い
カエル縫いぐるみをその場で、Frogの「Froggyフロギー」と命名し、
ダディンに持ってもらうのも拒否して、
自分より遥かに背丈の高いフロギーを背負って、
大得意でスケート場に向かったのでした。

さぁて、いよいよ、子どもたち初めてのアイススケートです。

スケート場は、ホリデー中の土曜日だけあって混み合っていました。
人混みをかきわけ、まずは空いてるベンチとロッカーを探すものの、
メチャ混みで、じぇ~んじぇん見つからない。

―と、ふいにメェが振り返り、
「ママ~、ムゥがみんなに笑われてるよ~」
へ?
見遣れば、そこには相変わらず、
巨大縫いぐるみをおんぶして、黙々と歩く息子の姿が。

フロギーの長いカエル手は、しっかとムゥの小さな肩に巻き付いて、
緑と白の長~い尾っぽが、ズルズル~~~っと引きづられてゆく。
みんなに笑われてもどこ吹く風で、
ただひたすらに黙々とフロギーを背負って歩く、ちいさな息子の背中は、
確かに、おかしいかも…。スマイル

いやいや、そんなことよりフロギーの長く白い尻尾が…、
スケート場の、濡れて泥で汚れた床を、
モップ状態で引き摺られてゆくではないかっ!?

「汚いよ~ ムゥ、フロギーの尻尾が汚れちゃってるよ~
 ダディンに持ってもらいなさい!」
「ヤだっ、ムゥのだから、じぶんでもつ!
 じぶんのものはじぶんでもとうねって、ママいつもいってるよっ!」
 うっ…
「でも尻尾が汚れちゃって、フロギーかわいそうでしょ」
「でもフロギーは、ムゥのおともだちだから、ムゥにおんぶされていたいのっ!」ぷー

ここで無理やりフロギーを取り上げて、
混み合った通路で、修羅場になってしまったのでは、
それもハタ迷惑だし、面倒だと、
ムゥが背負ったフロギーの尾っぽを、後ろからダディンが抱えて歩くことに。
結果、ますます人目を引くような奇異な親子+カエルに…。

そうして、ようやっと奥の方に空いてるベンチとコインロッカーを見つけて、
スケートの装備を整え、荷物をロッカーに預けようとして、
ハタと重要な問題に気がついたのでした。

フロギーが、でか過ぎて、コインロッカーには入らない~~~ほえー

ベンチに置き去り案か、交替で滑ろう案を唱えた私に対して、
「せっかく来たんだから、みんなで一緒に滑ろうよ~」と、メェ。
「フロギーもいっしょに、みんなですべるんだよ~」とムゥ。
自分が持ったまま滑るから大丈夫だよ、と能天気なダディン。
結局、ダディンがケロを背負って滑ることになったのでした。

が、スケートは小学校時代に1度したきりだという彼。
片手に巨大縫いぐるみ、片手に息子の手を引き―、
なぁんて高度な技はできるわけもなく、
実情は、フロギーを抱っこしてスケートするのが精一杯。
まぁた、ええ格好して、できないことを偉そーに…。
と内心ムカつきつつ、私がムェの手を引き、よたよたと歩く(滑るでは決して、なく)。
私もスケートなんて中学時代に2度ほど友達と行ったきりである。
甚だ頼りない足取りで、よたつく親子4人+カエル。

そのうえリンク上は、
冬休みで、普段はスケートなんぞに来ることもない、
私たちのようなビギナー家族連れで溢れ返っていたのでした。
皆ただひたすら手摺りに頼って、なんとか前進しようとするものだから、
手摺りの周りには、のろのろとうごめく一群がずら~りと。
みんながみんな、よたよた、もたもた。
す~いすいリズミカルに滑る、リンク中ほどのスケーターたちとは一線を画して。

こんな状況でフロギー連れでは、どう考えても、危な過ぎる。
実際、フロギーの手足&尻尾は長過ぎて、周囲の邪魔となっている。
先月、ダライ・ラマ法王から「菩薩戒」を授かっておきながら、
これでは菩薩道どころか、ただのハタ迷惑……。

かつ、アッという間に、ムゥ、転倒(私、防げず…)。
3度目の転倒で、本人、撤退宣言を。
「冷たいよ~、濡れちゃったよ~
 フロギーとベンチでゆっくりしたいよ~」号泣

というわけで、2、3メートルよたついただけで、早くも棄権することになったのでした。
でも出入口が一か所しかなかったので、よたよたと逆行することに。
「Excuse Me!」と「Sorry!」を連発しつつ、
歩けば数十秒とかからないであろう、その短距離が
もはや永遠に続く、長~い道のりとなってしまったのでした。

こうして、ムゥのスケートデビューは、呆気なく終わってしまったのでした。

一方、元々張り切っていたメェの方はリンクに戻って、再デビューを。
休憩をはさんで、2時間ほど滑ったでしょうか。
手摺りにつかまらずに滑れるようになりました!

こうして子どもたちの初めてのスケートは、
フロギーのお陰で、思わぬ展開になりましたが、二人とも楽しかったそうです。
帰り道、巨大カエルのフロギーは、車の後部座席で二人に挟まれて、
しっかりとシートベルトまでつけてもらっておりました。
それにしても尻尾、薄汚れちゃったなぁ…。

写真は、フロギーを背負ったムゥ。
背中の白いのは、絆創膏デス。
尻尾の汚れは、ダディンがソープスポンジで拭き取ったお陰で
かなり取れたのですが、
ムゥがスケート場で引き摺り回したのがいけなかったのか、
出店に長~~~いこと展示されて、くたびれ切っていたせいか、
数日で背中の縫い目がほぐれてきてしまったのでした。
それをムゥとダディンが絆創膏を貼って、治療(?)してあげたのでした。

以来、フロギーとムゥは、カウチに並んで座って仲良くDVDをみたり、
毎晩、ムゥの隣で私たちと一緒に寝ています。
それにしても、でかいゾ、フロギー…。





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Last updated  2019.10.04 15:48:25
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