|
カテゴリ:ファミリー
ついこの間、秋休みが終わったばかりだと思っていたら、 早くも冬休みです。 7月1日で2学期も終わり、今年2度目のホリデー。 4学期制で、とにかく休みが多いのよ。 また2週間ちょっとのホリデーに、子どもたちは連日ウカレまくってます。 クラスメイトの農場バースデーパーティーや、 ツタンカーメンの展覧会、お友達とプレイデイやら、 家で姉弟そろってお絵描きや本作り、海賊遊び、などなど。 7月―といえば、こちらは真冬。 毎日、凍える雨がしとしとと。 つい数年前までの深刻な干ばつを思えば、ありがたいことなのですが、 自然、行動範囲はインドアに。外遊びの機会は少なくなってしまいます。 そのぶん雪は、当たり年だそうで。 なぁんて話をしていたら、メェの方が 「雪、行きたいね~。今度はいつ行けるのかなぁ?」 そうか、雪遊びしたいか。 やっぱり冬。珍しく、雪だくさんの冬休みだものね。 だが、雪山は遠し、、、 で、週末、アイススケートに行ってきました。 雪ならぬ、氷遊びを。 ま、雪が当たり年だろうとなかろうと、どこ吹く風のインドアですが、 冬遊びってことで。^^; とはいえ、子どもたちにとっては、初めてのアイススケートです。 スケート場のある湾岸、ドッグランドでは、 ホリデー期間のお子ちゃまイベントが盛りだくさんでした。 ランチの後まずは、オーストラリアの野生動物に触れられるコーナーへ。 動物&爬虫類大好きなメェ、 モンバットやポッサム、ワニの赤ちゃんを撫でては、大喜び。 ムゥのお気に入りはワニの赤ちゃんで、 じ~っと眺めては、時々背中をそう~っと撫でさせてもらっておりました。 それから、スケート場近くの仮設遊園地へ。 スナックを一つと、ゲームか乗り物に何か一つ乗っていいよ~と言われて、 二人は大好きな棒つき綿菓子を。 綿菓子を食べながらぶらぶらした結果、魚釣りゲームをすることに。 そこでムゥは、思いもよらず高得点をゲット! なんと、景品として飾られてはいても、実情はほとんど出ることもなく、 どちらかというと出店のインテリアと化しているような、 幻の特賞、巨大なカエル縫いぐるみをゲットすることができた!のでした。 ハレ~!!! もうムゥの喜びようと言ったら。 カエル縫いぐるみをその場で、Frogの「Froggyフロギー」と命名し、 ダディンに持ってもらうのも拒否して、 自分より遥かに背丈の高いフロギーを背負って、 大得意でスケート場に向かったのでした。 さぁて、いよいよ、子どもたち初めてのアイススケートです。 スケート場は、ホリデー中の土曜日だけあって混み合っていました。 人混みをかきわけ、まずは空いてるベンチとロッカーを探すものの、 メチャ混みで、じぇ~んじぇん見つからない。 ―と、ふいにメェが振り返り、 「ママ~、ムゥがみんなに笑われてるよ~」 へ? 見遣れば、そこには相変わらず、 巨大縫いぐるみをおんぶして、黙々と歩く息子の姿が。 フロギーの長いカエル手は、しっかとムゥの小さな肩に巻き付いて、 緑と白の長~い尾っぽが、ズルズル~~~っと引きづられてゆく。 みんなに笑われてもどこ吹く風で、 ただひたすらに黙々とフロギーを背負って歩く、ちいさな息子の背中は、 確かに、おかしいかも…。 いやいや、そんなことよりフロギーの長く白い尻尾が…、 スケート場の、濡れて泥で汚れた床を、 モップ状態で引き摺られてゆくではないかっ!? 「汚いよ~ ムゥ、フロギーの尻尾が汚れちゃってるよ~ ダディンに持ってもらいなさい!」 「ヤだっ、ムゥのだから、じぶんでもつ! じぶんのものはじぶんでもとうねって、ママいつもいってるよっ!」 うっ… 「でも尻尾が汚れちゃって、フロギーかわいそうでしょ」 「でもフロギーは、ムゥのおともだちだから、ムゥにおんぶされていたいのっ!」 ここで無理やりフロギーを取り上げて、 混み合った通路で、修羅場になってしまったのでは、 それもハタ迷惑だし、面倒だと、 ムゥが背負ったフロギーの尾っぽを、後ろからダディンが抱えて歩くことに。 結果、ますます人目を引くような奇異な親子+カエルに…。 そうして、ようやっと奥の方に空いてるベンチとコインロッカーを見つけて、 スケートの装備を整え、荷物をロッカーに預けようとして、 ハタと重要な問題に気がついたのでした。 フロギーが、でか過ぎて、コインロッカーには入らない~~~ ベンチに置き去り案か、交替で滑ろう案を唱えた私に対して、 「せっかく来たんだから、みんなで一緒に滑ろうよ~」と、メェ。 「フロギーもいっしょに、みんなですべるんだよ~」とムゥ。 自分が持ったまま滑るから大丈夫だよ、と能天気なダディン。 結局、ダディンがケロを背負って滑ることになったのでした。 が、スケートは小学校時代に1度したきりだという彼。 片手に巨大縫いぐるみ、片手に息子の手を引き―、 なぁんて高度な技はできるわけもなく、 実情は、フロギーを抱っこしてスケートするのが精一杯。 まぁた、ええ格好して、できないことを偉そーに…。 と内心ムカつきつつ、私がムェの手を引き、よたよたと歩く(滑るでは決して、なく)。 私もスケートなんて中学時代に2度ほど友達と行ったきりである。 甚だ頼りない足取りで、よたつく親子4人+カエル。 そのうえリンク上は、 冬休みで、普段はスケートなんぞに来ることもない、 私たちのようなビギナー家族連れで溢れ返っていたのでした。 皆ただひたすら手摺りに頼って、なんとか前進しようとするものだから、 手摺りの周りには、のろのろとうごめく一群がずら~りと。 みんながみんな、よたよた、もたもた。 す~いすいリズミカルに滑る、リンク中ほどのスケーターたちとは一線を画して。 こんな状況でフロギー連れでは、どう考えても、危な過ぎる。 実際、フロギーの手足&尻尾は長過ぎて、周囲の邪魔となっている。 先月、ダライ・ラマ法王から「菩薩戒」を授かっておきながら、 これでは菩薩道どころか、ただのハタ迷惑……。 かつ、アッという間に、ムゥ、転倒(私、防げず…)。 3度目の転倒で、本人、撤退宣言を。 「冷たいよ~、濡れちゃったよ~ フロギーとベンチでゆっくりしたいよ~」 というわけで、2、3メートルよたついただけで、早くも棄権することになったのでした。 でも出入口が一か所しかなかったので、よたよたと逆行することに。 「Excuse Me!」と「Sorry!」を連発しつつ、 歩けば数十秒とかからないであろう、その短距離が もはや永遠に続く、長~い道のりとなってしまったのでした。 こうして、ムゥのスケートデビューは、呆気なく終わってしまったのでした。 一方、元々張り切っていたメェの方はリンクに戻って、再デビューを。 休憩をはさんで、2時間ほど滑ったでしょうか。 手摺りにつかまらずに滑れるようになりました! こうして子どもたちの初めてのスケートは、 フロギーのお陰で、思わぬ展開になりましたが、二人とも楽しかったそうです。 帰り道、巨大カエルのフロギーは、車の後部座席で二人に挟まれて、 しっかりとシートベルトまでつけてもらっておりました。 それにしても尻尾、薄汚れちゃったなぁ…。 写真は、フロギーを背負ったムゥ。 背中の白いのは、絆創膏デス。 尻尾の汚れは、ダディンがソープスポンジで拭き取ったお陰で かなり取れたのですが、 ムゥがスケート場で引き摺り回したのがいけなかったのか、 出店に長~~~いこと展示されて、くたびれ切っていたせいか、 数日で背中の縫い目がほぐれてきてしまったのでした。 それをムゥとダディンが絆創膏を貼って、治療(?)してあげたのでした。 以来、フロギーとムゥは、カウチに並んで座って仲良くDVDをみたり、 毎晩、ムゥの隣で私たちと一緒に寝ています。 それにしても、でかいゾ、フロギー…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.04 15:48:25
コメント(0) | コメントを書く
[ファミリー] カテゴリの最新記事
|