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ジャズサックスとウルトラマラソンな日々

ジャズサックスとウルトラマラソンな日々

6.13 みかた残酷マラソン

みかた残酷マラソン大会 24kmを走ってきました。
       
兵庫県美方郡小代という但馬地方の谷あいの静かな農村を
めぐるグルメなマラソンではなく残酷極まりないお仕置きラン
とでもいいましょうか!
 
そうなのじゃ、ここはあの残酷ウルトラマラソンの村岡ダブル
のとなり村じゃった。町のマスコットがおばばの顔なんじゃ。


昨日は土曜日の演奏がお休みだったので寝れましたが、
朝4時40分に起きて股関節にテーピングを行ったりしてたら
5時出発が20分遅れて出発。中国道から播但道で9号線を
鳥取に向けて移動。結構時間が掛かり到着したのが8時10分。
 
受付会場まで1kmほど歩き8時30分。急いで着替えて
スタートの人波に入ったのが5分前。ぐずついたいいお天気。
過酷マラソンには絶対条件です。これで太陽さんか出よう
ものならダブル残酷になります。

今日は雨が降りそうなので急きょももルルTシャツ登場。
この前の小豆島雨ランの影響か!どうやら自分の中に
雨とももTが同時にインプットされてますね。・・困った!
            
9時スタート
谷あいのやや下りぎみの道を東に進み折り返して暫くすると
右に折れて山すそを登り出した。全くコースが想定出来ない。
ま、アップダウンの激しいコースだということは地形からも
想定出来たが、この2週間ころくに走り込んでいない人間に
とって思いも寄らず登りが遅い。
                       

いや、このMマラソンに出る人の全体のレベルが高いのか?
坂道ではどんどん抜かれている自分が歯がゆい。
7km~11kmまで延々のぼりが続く峠はまだかと思うと
ところどころ下りになるから「やったー」とおもいカーブを曲がると
登りになっているところが何箇所かあった。これはきつい。
                     
暑いなーと思っていると雨が降り出した。いい感じだ。
12kmぐらいから谷あいに下りていくのだが、これが急な下り。
スピードに足が付いていかないのだ。故障をする可能性がある。
無理な速さや急ブレーキをかけないように着地に気をつけて
なるべく飛ばす。村人の応援もかなり暑い。ええとこじゃ。

下るとすぐに反対側の山に登っていく。足が重くなり歩きたく
なるが、ウルトラランナーがこんな距離で歩いていたのでは
話しにならないと我慢して歩く速さと変わらないほどだが
格好は走っている。舗装なしのダートを1kmほど登る。

ここらあたりが正念場と見た。道端でM字開脚でうずくまって
唸っている人がけっこういた。痙攣が来ているのだ。
ゆがんだ顔の表情からすぐ察し出来る。過去に何回も泣いた
からあの激痛は良く分かる。

この距離で痙攣おこるのは強烈な下りに馴れていないのに
無理して筋肉を使ったのと急激な発汗による塩分の流出だ。
塩を分けてあげたいのだが、24kmレースなので暇がない
から声も掛けずに素通りする。・・これが一番残酷か!(笑)

19km民家のおじい、おばあからあとはだいたい下りじゃ!
と声を掛けてもらう。だいたいこの地区のマスコットが
おばあの顔なんでおばばだけはうじゃうじゃして生きている。
 
22km最後の下坂なのだが飛ばせない。急な登りと下りで
足が悲鳴を上げている。特に12kmからの下りで飛ばすと
かなり負荷があるのか足のあらゆるところが痛い。

時計を見ると2時間半は切れることが判ったのでゆっくり
と流す。故障したままずーっとレースに出ているが、やっぱり
ゴールが見えてくるとレースは最高にたのしい。

タイム・・・2時間25分43秒  ・・・どうでもよかー!

そうめんとトマトのサービスがあるので頂く。旨い。2杯。2個
速報ボードを見に行くとやはり淡路のレースクイーンvinachiさん
が5位に入賞されていた。スゲー。

表彰式がもうすぐあるとアナウンスがあったが、寒くて我慢
出来なくなり着替えに行って帰ってきたら終わっててvinaさんへ
祝辞が述べれませんでした。もうひとり知り合いの津山の
GBDさんの顔を捜したのですが、綺麗なおねいさんの顔しか
ピントが会わず結局会わず仕舞い。ひとり寂しく帰る。

駐車場のすぐ目の前におじろん温泉があり入浴。
まだ、早いので但馬牛を食べることに・・・
ステーキ屋を捜しヒレ肉セット5000円をのんアルコールビア
で頂く。ううう・・・旨い。これで当分肉は食わなくて済む。

安い肉を食ってると何回も食べたくなるが旨い肉を食べると
納得して当分食べなくても我慢できるから返って割安になる。
この自論はけして間違いではありません。

夜はフルバンドのリハがあるので調整しながらゆっくり高速
を帰りました。昼12時前に終わるレースは初めて体験した
のだが、アフターがゆっくり出来てけっこう楽しい。

残酷とはいいながら結構人気が高いレースのようです。
レースを振り返って思うことは村岡ウルトラのショートコース。
ちょっと普通のマラソンでは物足りないMっけのある人向き。
いやー、故障してなかったらめっちゃたのしいレースです。

来年もエントリー決定。


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