Scriptorum

ゲイの物語ですが、やっぱり最後は「愛だよな、愛！」（古い？）ということでしょうか。全体としては、「ラブあんどサスペンス」という展開です。ニューヨーク市警に勤めるケインと、その恋人メルの物語。これも、とりあえず、「読め！」です。

この本は、どなたかがぽろっと「お勧めです」と言ったのを覚えていて、それで、下記の理由から試しに買ってみたのですけれど、ちょっと甘く見てましたね。最後のシーンでは思わず泣けてきてしまいました（なんかこんなパターンが多いですな）。

ちなみに、私はこれで「人権と差別」というがちがちの大学の授業の持ち込みテストを受けました（笑）。あ、もちろんテーマは同性愛者差別についてです。私自身は、そういう嗜好はないのですけど、やはりそうである人にとっては、重大問題でしょうから。しかし、これからテストが始まるというのに、机の上にマンガを４冊も積んでいた人はそうそういないはずです。

しかも持ち込み可だったので、漫画読みながら試験を受けていました。

いい作品です。

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ニューヨーク・ニューヨーク（第1巻） （白泉社文庫） [ 羅川真里茂 ]​

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ニューヨーク・ニューヨーク（第2巻） （白泉社文庫） [ 羅川真里茂 ]​