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November 7, 2005
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先週、入園が決定して、ようやく落ち着つかれた方も多いと思います。入園準備も忙しくなりますが、入園後、また諸問題の壁にぶつかるかもしれません。特に、給食時間には、他の子との食べるものが違うことがあったり、また、帰宅後のお友達付合いの中でのおやつの問題に直面することが、最も不安なことだと思います。

子どもに、「みんなと同じ給食(おやつ)を食べたい、なぜ、ぼくだけ(私だけ)違うの?」と問いかけられるかもしれません。また、場合によっては、お友達、お友達の保護者、園側の職員にも、アレルギーのことを理解してもらうための説明がいるかもしれません。

そんなとき、口だけで説明しようとしても、なかなか自分の思いが伝わらないことも多いと思います。そこで、少しでも、子どもに理解をしてもらうため、また、お友達やその保護者、園側の先生にも理解をしてもらうための手助けに絵本が最もわかりやすい1つの方法だと思います。

以前、下記の本を紹介しました。

むっちゃんのしょくどうしゃ

むっちゃんのしょくどうしゃ


これは、以前の日記で書いたように、多くの動物を用いて、「むっちゃんと同様に、他の動物も牛乳や卵を食べないんだよ」ということにより、「食べられないことは個性のひとつ」として、理解を求める絵本でした。


本日紹介するのは、下記です。

なんでたべたらいけないの

なんでたべたらいけないの



こちらの本は、よくある実生活を再現して書かれた絵本ですが、主人公のちこちゃんの成長日記でもあります。ちこちゃんは、卵・乳・肉にアレルゲンがあり、それらを食べると、痒くなります。そのため、これらを用いたハンバーグやクッキー・プリンなども食べることができません。お店に行っても、これらのものを欲しがらないけど、「なんでたべらたらいけないの?」とお母さんに尋ねます。それで、おかあさんは、やさしくわかりやすいように説明をしますが、ある日、お友達のおうちで内緒で食べてしまいました。

やはり、夜中に痒みが強くなり、寝ることができず、お母さんに謝ります。お母さんは「らいねんくらいになったら、食べられるから、たのしみにしておこうね」とやさしく語りかけ、それ以来、ちこちゃんも隠れて食べるようなことはなくなりました。

そして、入学後の遠足で、みんなと同じものが食べられるようになって、おかあさんの言ったとおりだったと喜びます。

今度はおとうとくんも同じアレルギーで、同じような問いかけをしますが、おねえちゃんがお母さんに教えてもらったことを伝え、おとうとくんと同じ食事をするという話です。


こちらの本は、「子ども自身の成長と、いつかは食べられるようになる」ということをテーマにしている本だと思います。もちろん、幼稚園の年齢で我慢しないといけない心の切なさも感じますが、「いつかは食べられるようになる」ことへの明るい希望をもたせるための説明には、良い本かなと思いました。


もし、こういう壁にぶつかったら、こういう絵本の紹介があったなと少しでも思い出して、それを乗り越えられるきっかけになってくれたらなと思います。


食物アレルギー・アトピー性皮膚炎に役立つ専門書
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Last updated  November 7, 2005 08:05:20 PM
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