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December 9, 2005
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前回に引き続き、本の紹介です♪ 

今年は私の考えに近い興味のある新刊が多く、嬉しいと同時に、財布が悲鳴をあげています(笑)。もちろん、ここ2~3年で発刊されている食物アレルギーに関する本は興味深い内容のものが多いです♪ 今回も今年発刊された本2冊です。今まで紹介した本のほとんどが医師側からの情報提供でした。今回は私と同じアレルギー・アトピーっ子をもつ「ママ側の視点」で書かれた本です。アレルギー・アトピーっ子育児を通して得た体験談、多くの方を取材した体験談の総集編と考えた方が良いのかもしれません。その分、共感できたり、納得できることの多い本であると思います。


アレルギーっ子の暮らし応援book

アレルギーっ子の暮らし応援book



この本はアレルギーっ子の食卓アレルギーっ子簡単レシピたっぷり150で有名な著者である佐藤のり子さんが書かれた4冊目の本で、先月発刊されたばかりです。こちらはレシピの話題はまったくありませんが、日々の生活を送る上でとても参考となる1冊です。

内容は下記の通りです。
◇集団の中での暮らし方
園や学校でアレルギーの理解をしてもらうたには…、給食問題、園の探し方や行事(調理実習や宿泊など)の対応法、友人や親戚づきあい、外食・外泊(入院食も含む)など
◇自己管理力の育て方(心理面への配慮)
子どもが他の子のおやつを欲しがる、買い食い、解除の医師が見つからないなど
◇親の迷い、ストレス解消法と仲間作り
母乳育児かミルク育児か、痒みが激しい場合の対処法、親のストレスと息抜き、仲間探し(近所の友人もしくは親の会探し、または親の会作り)、災害対策など

アレルギーっ子育児を数年経験して、平々凡々と生きているように思われているかもしれない私も、日々ぶつかる壁や悩みは相当大きいのですが(苦笑)、子どもがはじめてアレルギーと診断された方、日々努力しているのに、明るい光がまったく見えなくて苦悩している方、子どもを新たに社会生活に送り出すことが決まったけれど、不安でしょうがない日々を送っている方には、きっとそれを解決できるヒントが、この1冊に隠されていると思います。



まりもちゃんの「アレルギーとんでけ!」ガイド

まりもちゃんの「アレルギーとんでけ!」ガイド



食物アレルギー・アトピーっ子をもつママである竹中さんが、自分の体験談のみならず、多くの方を取材してまとめられた本です。内容は下記の通りです。
◇アレルギーとわかったときの戸惑い
◇アレルギーっ子と親の心の成長
アレルギーへの戸惑い、ママは自分を責めないで、子どもに何が、なぜダメなのかを教える時期など
◇医師との付き合い方
検査、ステロイド、医師との対話、食物日誌、民間療法など
◇食べるものの選択
食事改善がポイント、除去食、アレルギー用ミルク、離乳食など
◇スキンケア、環境整備
スキンケア、入浴のコツ、石けん生活、掃除・洗濯、布団・衣類など
◇入園・入学
園探し、給食問題など
◇家族の理解とお付合い
◇Q&A、みんなの体験談

1冊目のアレルギーっ子の暮らし応援bookに共通する項目が多いのですが、それはほとんどの方が通らなければいけない道程なので、共通するのだと思います。また、著者の本来の職業がイラストレーターであるため、この本の特徴は見開きで、半分がマンガ、半分が文章の構成になっています。そのため、読んでいても、すんなりと頭に入ってくるし、共感を抱きながら読むことができます。「そうそう、私と同じだ~」とか、「なるほど…」とか、育児で疲れているときの頭には、マンガの方が読み込みやすいのかもしれません。

また、この著者はご自身の悪戦苦闘の日記をもとにしたまりもちゃんのアトピー日記、多くのアトピーのタイプを紹介するために、200件あまりの家族を取材して書かれたまりもちゃんのアトピーライフに引き続き、今回の出版となっています。今回も多数の家族の体験談をもとに、0~12歳くらいまでのお子さんがいる方を対象に年齢幅を広げて書かれたそうです。また、著者のサイトでは、読者相談のQ&Aなどもありますので、参考にして下さい。

上記は両方とも参考になるのは間違いありません。でも、1冊だけ読んでみたいわという方はどちらを選ぼうか迷われるかもしれません。やはり、硬い文章が苦手な方は後者だと思います。前者はアトピー増やしていこう「食べてもいいもの」の著書の先生なども協力されているので、どちらかというと、文章的には硬い印象がありますが、充実度にはかなりの深みがあると思いますので、本当好みであると思います。


また、上記二人の方はアレルギーに関しては、かなり積極的に活動されています。特に、佐藤さんは大阪北摂津アレルギーっ子の親の会の代表であり、アレルギー連絡会(全国の患者会・親の会の連合組織)などでも活躍されておりますので、上記の本では仲間探しとして、親の会の作り方・役員だけが負担にならないような運営法などが詳細に書かれており、とても参考になりました。また、竹中さんは上記サイトでの相談を受ける以外にも、横浜母乳110番の相談員自然育児の会などでも活躍されています。


数年前、私は自分が孤独で悩んでいました。知識・情報がなく(ここまでネットが主流ではありませんでした)、近所で友人もほとんどできませんでした。でも、症状が落ち着いて、解除が進みはじめた頃、心の平安を徐々に取り戻しはじめました。そして、自分が辛い思いをした分、これから同じような思いをする方を少しでもサポートできたらなと思い、いろいろ勉強をはじめ、ネットを活用して、体験談などを拝読して、情報を仕入れいたり、同じ食物アレルギーにもいろんなタイプがあることを学んだりしました。もともと引っ込み思案的な性格なので、地元でサークルや親の会などを作るようなことができないと思ったので(転勤族でもあります)、ネット上で体験談を分ち合えたり、情報交換できる仲間作り(交流)のために、楽天ブログを立ち上げたり、某コミュニティーに参加したりして、多くの仲間と出会うことができました。また、実際にお会いしていただける友人もできましたし、私が困ったときに助けてくれる友人もできました。

上の子は前述したように、ほぼ落ち着いているのですが、今は下の子が重度でかなりの除去をしています。授乳をしている私も同様です(多少は解除が進みはじめて楽になりつつありますが…)。でも、上の子のように相当落ち込んだり、くじけたりしないのは、やはり、皆さんの支えがあるからだと思います。本当にありがとうございます。この場で、心よりお礼を申し上げます♪  

何が言いたいのかというと、やはり、自分を少しでも理解してくれる友人や仲間は必要です。それがネット上の対面をしない友人であろうと、実際に対面をした友人であろうと必要だと思うのです。自分がお世話になった分、また悩んだ分、それを多くの方に積極的に還元している、上記のお2人の活動は私の理想であり、雲の上のような人たちです。そういう理想の方のようにはなれませんが、いつか私も少しでもそういう活動ができればなという思いで一杯です。もちろん、今の私は2人の子育てで手一杯ですが(笑)。


ところで、このスローペースな楽天日記ですが、今回でようやく100件目の投稿です! 開設以来1年3ヶ月かけてやっと…(笑) これからも地道にスローペースでの更新になりますが、これからもお気軽に遊びに来て下さいね♪


参考までに、フリーページで紹介している参考図書は下記です。
アレルギー・アトピーに関する本
アレルギー・アトピーに関する専門書
アレルギー・アトピーに関する絵本
アレルギー・アトピー対応レシピ本





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Last updated  December 10, 2005 01:05:39 AM
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chika♪♪@ カンママさん はじめまして。 毎日の離乳食作り、お疲…
カンママ@ Re:環境アレルギーアドバイザー(10/18) はじめまして。11ヶ月の娘の離乳食に悪戦…
chika♪♪@ masasi 1971さん はじめまして。 8年前の記事にコメント…
masasi 1971@ Re:ごめんね、お空に旅立った天使ちゃん!(04/17) 今晩は。私も一昨日切迫流産で四人目の赤…

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