図書リスト2aliceboy's motherの勝手な図書リストをつくりました。aliceboy's motherの勝手な推薦図書リスト 丘 修三氏の作品 ~丘 修三氏のホームページより 「風にふかれて」に収められている「風にふかれて」は、何度読んでも涙が溢れます。 次郎君を私の次男とあてはめて読んでしまいます。 幸い次男は行方がわからなくなったことはないです。 次男と向き合うのがウザッタイと感じたときに開いて涙します。 文字で書いてある物語なのだということを忘れてしまって嗚咽してしまいます。 次郎君の人恋しさ、淋しさが伝わってくるのです。 古い写真アルバム、ぬいぐるみのクマちゃん、古いタオルを持ってかつて楽しく暮らした家でエーデルワイスの歌を一人でくちづさむ次郎君。 駆けて行って抱きしめてあげたい。 次男もこんな気持ちになっている時があるかもしれない。 私が知らないだけかもしれない。 私たちよりもずっと早く寝て早く起きる次男。 ベッドの枕元にたくさんのマスコットやぬいぐるみを並べて寝る次男。 次男は独りの時間を楽しんでいるのか、それとも淋しさをぬいぐるみで埋めているのか。 次郎君一家の知人がホコリまみれ空き家の中にいる次郎君を見つけてくれます。 次郎君を家族が迎えに行きます。 毎日生活の疲れから次郎君を思いやることを忘れていた家族、バラバラになっていた家族が揃って次郎君をむかえ行きます。 また、そこで涙が溢れるのです。 次男が幸せであってほしい、長男が幸せであってほしい。 そのためには何をしたら良いだろうといつも泣きながら考えます。 「ぼくの」お姉さん」に収められている「歯型」は、次男が小学校2年生の時に体験した虐め事件の後、全校で学習の時間をとってもらった時の高学年用の教材です。胸をえぐられるような読み物です。 次男への暴行は、真相がわからなくても不思議ではなかったのです。 ところがわかりました。 神様はいるのかもしれないと思ったことが何度もありますが、このときもそうでした。 この時に私はワープロのキーに初めて触りました。 このままウヤムヤにさせるものかと思いました。 自分の頭の中がし~~んと静まりかえり、冴え冴えと冷えていくのがわかりました。 人は本当に怒ると熱くなるのではなく冷えるのです。 私のレポートをもとに、市議が市議会で教育委員会を糾弾したことを後で知りました。 我慢や忍耐や努力を自分にも障害を持った我が子にも課しましょう。 精いっぱい頑張りましょう。 でも、理不尽なことには自分の言葉でキチンと抗議しましょう。 怒りましょう。 山は動かせなくとも人の心は動かせます。 必ず道は拓くことが出来ます。 低学年用の教材には、「さっちゃんのまほうのて」偕成社 がつかわれました。 「自閉という ぼくの世界」 「この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ ~12歳の僕が知っている自閉の世界~」 執筆の様子がわかるDVDがついています。 彼の文章があまりにも素晴しいので、彼の障害が自分の子よりもはるかに軽いに違いないと思う親達もいますが、そうではないことがよくわかります。 勇気はおいしいはず―東田直樹作品集 小学館 みんなの知らない海の音 驚異の13歳、初詩集 朝日新聞社 子どものためのバリアフリーブック 1~11 大月書店 障害を知る本 7 自閉症の子どもたち カニングハム久子著 「ニューヨーク障害児教育事情」学研 ずい分以前(1995年)の本です、インターネットで探してみましたが見つかりませんでした。題名が変わっているかもしれません。 私のバイブルです。 私は次男のための”カニングハム久子”になろうと決めました。 他にも思いつくままにリストアップしましたのでトップページをごらんください。 正直に言って、インターネットがこれだけ手軽になった時代に幼年期、少年期の子ども達を療育できるご両親がうらやましいです。 でも、私の先輩の方々はとんでもなく大変な時代を子ども達の為に頑張ってこられて、その延長上に今があるのですから私達は大変ラッキーだと思っています。 このラッキーを最大に活かしたいです。 表紙へ、役に立つページリスト ジャンル別一覧
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