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ようやく9月。このところ、特に朝晩は涼しい日が続いており、過ごしやすくなりましたね。このまま、暑さがぶり返さないといいのですが... さて、先日、とある古本屋で、他の探し物をしていたら、「明日なき夕陽」のプレスが安価で売られているのを発見。即、買いました。古本屋もなかなか侮れないですね。
「明日なき夕陽」 "Blu Gang e vissero per sempre felici e ammazzati" 1973年 イタリア 詳しくはこちら(↓) プレスを見て懐かしくなって、あらためて見てみましたが、いかにも70年代の作品って感じで、やっぱりいいですね。これも大好きな作品の一つです。 基本的には、「明日に向って撃て」の“二番煎じ”なのですが、チャールストンのような軽いタッチの曲が余計に切なさをかきたてます。アメリカでのタイトル"The Short and Happy Life of the Brothers Blue" (ブルー兄弟の短くも幸せな人生)が儚いストーリーにピッタリです。 女装して娼館から逃げたりするコミカルなシーンもあったり、ジェンマ作品でもお馴染みの小屋がボロボロの状態で出てきたりします。ただ、英語音声・フランス語字幕バージョンしか見たことがないのですが、正規版DVDは出ていないので、現状このバージョンしか無いのでしょうか? ジャック・パランス演じる、殺し屋ヒルマンの冷酷さがより一層、無常感を際立たせています。 さらに、ベルナルド・ベルトルッチ作品でも有名な撮影監督 ヴィットリオ・ストラーロのカメラワークも素晴らしいです。 恥ずかしながら、今回見直して初めて知ったのですが、「ロッキー」のビル・コンティが音楽指揮をしているのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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