今日のアラビア語のお勉強のある日ですが、出張や歓送会があったりして、欠席者があったため、生徒は二人だけになりました。
いつもの通り、アラブの新聞の記事を先生が読み、それを訳してゆくという授業が始まりましたが、生徒が二人だけですので、すぐに順番が回ってきて往生します。
題材は生徒が各自適当に新聞やインターネットからもってきたものを使いますが、どういう訳か政治色の強いものが多いです。ひねってあるものは少ないのですが、アラビア語独特の表現で、説明要素が後に後にドンドンに付け加わるので、始めの部分は憶えていても段々見えなくなります。
固有名詞が含まれているとそれなりに手がかりとして、内容の見当はつくのですが、それがないとかなり、暗中模索的になります。実際に文面を見るとそれ程高度な文章ではないことが多いのですが。
また、頭が固くなってきたためか、何度出てきても憶えられない単語がいくつかあります。また、形に騙されてしまう単語があります。
アラビア語の場合3つの子音が区別できれば、その単語のおおよその概念が分かるのですが、その概念にとらわれてしまうと大きな間違いを犯すことになります。何となく意味が分かっていてつもりでいると途中で何かおかしいと気付くことになり、改めて辞書を引くと特別な意味がポンと出てきたりします。
毎度お馴染みのHans Wereは、意味を単にズラズラと並べてあるだけで、必ずしもいちばん始めに出ている意味が一番よく使われるということではありません。結構最後のほうに目指す意味が出てくることがあります。
今日も「qalb」という単語が少しひっかかりました。
この単語は名詞で「心、心臓」という意味でよく出てくるのですが、動詞だと「ひっくり返すこと、変化」という意味があります。
前後の文から判断すれば「ひっくり返すこと」の意味なのですが、耳で聞いていると、何で心臓の話がでてくるのか、となり、そこに意識がひっかかってしまいました。まだ派生形七形のinqalabのような形で出てくるとピンと来るのですが、第一形だと途端に霧の中に入ってしまいます。
英語でも同じようなことがあるかもしれませんが、英語では名詞と動詞の形がかなりはっきり分かれているので、紛らわしくなるようなことは余りありません。
アラビア語の場合、より語幹の意味に縛られるので油断なりません。