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カテゴリ:アラビア書道
今日はクラブツーリズムでの講座の日ですが、特別に“キッズ講座”を開催しました。
急に募集をしたにも関わらず、2組の親子が集まりました。 一組は中学校3年生の女の子とそのお母さんでした。 お父さんがアラブ人ということで、少しほりの深い、目鼻立ちのはっきりした女の子で将来美人になる系の顔だちでした。 実はもともとこの娘さんがJACAに直接アラビア書道を体験したいということでメールがあり、急遽このキッズ講座が開設されたという背景もあります。 アラビア語は自分の名前が書ける程度ですが、高校に入ったら積極的に勉強したいと言われていました。 今年は受験の年ですが、アラビア語が習える高校を目指しておられるようです。横浜には公立高校で初めてアラビア語の選択ができる高校ができたのですが、なかなか家から遠いということを言われていました。日本では私立高校でもアラビア語が選択できるところもありますのでそちらも検討されるようです。 お母さんも子供にはアラブのアイデンティティも持って欲しいということを願っておられ、子供さんも特に違和感はなさそうです。 現在は普通の公立中学に通っていますが、学校生活には特に問題はないとのことです。家では食べ物に関しては少し制限はあるものの、それ以外は余りうるさくなく、ヒジャーブをかぶるようなことも言っていないとのことです。 お父さんが比較的緩めなムスリムらしく、ラマダンも途中で挫折すると笑っていました。また、家族にラマダン月の断食を強要することはないとのことです。 アラビア書道は初めてということでしたが、いつものようにお名前を書いてもらうことにしました。 日本名だけだとちょっと短すぎるので、お父さんの名前も入れて丁度良い長さになりました。アインの文字が入ったりしていつもの日本人のお名前書きとは違った雰囲気になりました。アラビア書道も気に入ってもらえたようで、高校に入学できたらアラビア書道を始めるかも知れないと言っておられました。 もう一組は小学校の男の子とお母さんの組み合わせで、どちらかというとお母さんがアラビア書道をやってみたいので、子供をダシにつれてきたという感じです。 子供さんは元気な男の子という感じでしたが、なかなか気に入ってくれたらしく、熱心に書いていました。 もちろん、お母さんは更に熱心で、お名前に含まれている払いの部分を一生懸命練習されていました。 今までもバザーなどで体験アラビア書道を何度か開催してきましたが、親子で参加される方も結構ありました。 こどもさんにとっては夏休みの宿題のネタにもなるし、アラビア書道の裾野を広げるためにも、これからも学校の休みに時期に合わせて、キッズ講座を続けてみようかなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.24 08:18:13
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