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今日は10:00からファナール(カタール イスラミック カルチャー センター「カタール・イスラム芸術センター」)にて「Aqlam Exhibition(文字通りでは「筆の展覧会」)と名づけられたアラビア書道展覧会の開会式があります。
このファナールは町の中心街にあり、ねじねじの塔になっており遠くからも良く見えてちょうどランドマークになっています。オールド・スークもすぐそばです。 中東の書道家たち14人の作品展が展示されています。素晴らしいことにその作家本人がその作品の前に立って説明をしてくれるという、アラビア書道が好きな方には垂涎のメンバーです。また、書道だけではなく、テズヒーブやエブル(マーブリング)のプロも揃っています。 出品者は下記の通りです(原文全てアラビア表記なので綴りは少し怪しいです)。 1.Ahmad Faris Rizq (エジプト) 2.Taj al-Sirr Hasan (スーダン) 3.Jasim Ma'raj al-Filkawi(クウェート) 4.Ziyad Haidar al-Muhandis (イラク) 5.Sabah al-Arbiili(イラク) 6.'Ubaida Muhammad Salih al-Banki(シリア) 7.Fatima Sa'id(ドバイ) 8.Muhammad Ozcay(トルコ) 9.Muhammad Faruq al-Haddad al-Humsi(シリア) 10.Minib Obraduvitsh(ボスニア) 11.Nuriya Gharsiya Masib(スペイン) 12.Ekrem Cokotan(トルコ) 13.Fatima Ozcay(トルコ) 14.Ahmad Cokotan(トルコ) ちょっと説明しますと、 1のファリスさんはエジプトの若手エースの書道家で奥さんは日本人です。 一方、8のMuhammad氏はトルコの若手エースです。自前の豪華なスタディオを持って、自分の作品を自分で写真にとって作品集にして売り込んだりと、なかなか商売上手でもあります。 女性は7と13の両Fatimaさんと11のNuriyaさんの3名です。13のFatimaさんと8の書道家Muhammad Ozcayさんは兄妹です。Fatimaさんの方はテズヒーブ(書道の装飾)の専門家です。 また、12と14も兄弟です。12のEkramさんの方がテズヒーブ、14のAhmadさんはエブル(マーブリング)の専門家です。日本に1年半ほどいた経験もあり、怪しい日本語を話します。 6のBankiさんが、今回の「カタール版コーラン写本」の原本を書いたご本人です。 これだけのメンバーが一斉に揃うことはなかなかない、ゴージャスなメンバーです。 10時になると、宗教省の大臣が来るというので警戒が少しだけ厳しくなりました。 大臣とそれを取材する新聞社やカメラマンが周りを取り囲みながら進みます。IRCICAのトップが大臣について説明をしながら場内を練り歩きます。書道家たちはここぞとアピールします。 日本大使も奥様と広報担当の方と一緒に来られ、本田先生がアラビア書道のいくつかを丁寧に解説されています。大使の奥様はかなり書道がお好みのようでいろいろ質問をされていました。また、アメリカ大使館の公報の方もこられて取材をしていました。 アラブらしく、特にセレモニーらしいものはありませんでしたが何となくAqlam Exhibitionは始まったようです。 この会場には「カタール版コーラン写本」の生原稿や、2年半前に行われた、最終書家を決める競書大会に参加した書家たちの作品も展示されていました。 この他には金糸で黒い布にアラビア文字を刺繍する専門家も一角を占めています(どうでもいい事ですが、日本製のJUKIミシンを使っていました)。 写真は上から、 Fanarの建物の外観 シリアの書道家アルーバンキ氏 トルコの書道家オズチャイ氏 宗教大臣とその取り巻き アルバンキ氏のコーランの生原稿 金糸刺繍専門家 ![]() [アラビア書道]カテゴリの最新記事
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